毎日のように料理をしたがる息子.正直なところ厄介…(汗).
左はパンプキンスープを作り始めたところ.
右は息子作.帰宅の遅い旦那用にセロリの卵焼きと,ズッキーニのベーコン焼き.
野菜とベーコンを切る,卵をひっくり返す以外は全て息子一人で.
息子の学校でほぼ毎週開催されるワークショップへ今週も行ってきました.今週の内容は「年中さんの日々の学び」について.学校が終わって就寝まで4時間ほどしかない息子の時間をどう有効に使ってやるべきなのか,常に悩んでいたのでいいテーマでした.
今回の2時間のワークショップは,慣れてきたのか娘が大きな声で歌ったり踊ったりしだして集中できなかったのですが(退散しようとしましたが,他のママさん達が娘を抱っこしてくれたり,相手してくれたりして,留まらせてくれました.ありがたや…),結局のところ「家でお手伝いをさせることが何よりも大切な学び」だと言われました.
がっくり….なんだそんなことか….もっと画期的な何かを期待していたわ.
一緒にスーパーマーケットに行って食材を見たり選んだり,一緒に洗濯物を畳んだり,夕飯前のテーブルセッティングを子供にさせたり,中でも強く勧められたのが一緒に料理をすることでした.こういうことをしっかりしている子は,物の形の違い,色,物の名前,分類,分割,数,物質の変化(熱を加えたり,冷やしたり,塩を入れたりして起こる変化)などの理解力が,プリント問題こなしてる子よりも,立体的に捕らえられるんですって.特に料理は5感をフルに活用するから,こんなに素晴らしい学び方はない!と絶賛されていました.
ふ~~ん.ってことで言われたとおり早速今日は料理をしてもらいました(苦笑).
私の場合,一緒に買い物に行ったら走り回ったり,あまり綺麗じゃない物を触ったり,あれ買ってこれ買ってと言い出して面倒なことになり私の眉間に皺が寄るので,息子がいない間に買い物を済ませる.部屋で洗濯物を畳むと洗濯物から綿埃が舞う気がするのでランドリールームでチャッチャと畳んでしまう.たまに部屋で息子と一緒に畳んでも,息子の畳んだ洗濯物を娘がぐちゃぐちゃにする(本人は一緒に畳んでいるつもり)ので激しい兄妹喧嘩が始まり,私は無駄な労力を使うことになるので極力一人でチャッチャと畳む.テーブルセッティングを必要とするような,そんな洒落た夕飯は食べない(せいぜいお箸やスプーンを並べるくらい).一緒に料理をすると,息子が指を切ったり火傷したりしないか只管気にし,「I wanna see! I wanna see!(見たい見たい)」と言いながら足元に纏わり着く娘を足で隅に追いやり,背の届かない息子を抱っこして手を洗わせたり,台を移動したりが面倒な上,気がつくと自分一人で作る1.5倍の時間と労力を必要としているので,正直あまり一緒に作りたくない.
そんな感じ.
どうやら私みたいな母親ってとってもダメらしい….本当に反省….
きっと「手伝う」っていう日本語のニュアンスが間違っているんだろうな….子供(4歳児)に手伝ってもらって家事が少しでも捗ったらという期待があるから,余計面倒臭くなっちゃうのかな?と思いました.粘土遊びやお水遊びと同じ,これは遊びなんだわ.「食材遊び」「洗濯物遊び」「買い物遊び」と考えるようにすれば,汚れたり,時間が掛かることも覚悟できるもんね.覚悟と忍耐と我慢…(汗).苛には相当キツい….
そんなこんなで,子育てってとっても深いわぁと感じました.これからは積極的に息子と一緒に楽しく家事します.
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