スタスタと朝から空手へ行った息子。
土曜日くらいは旦那に連れて行ってもらう。
実は空手はちょっと久しぶり。
この冬はかなりサボってる。
早朝ジム、宗教教育、日本語、現地校の宿題の量、
氷点下、強風、誰かが風邪気味、寝不足・・・。
とかで、空手を入れたり抜いたりで調整してる。
一応、先生には伝えてあるんだけどね。
頭から水かぶったみたいに、
汗だくになって帰ってきた。・・・(苦笑)。
旦那は道場の外で仕事の電話してたらしいから、
練習の様子全く見てないんだけど、
息子、久しぶりなのに、
白帯の指導役を任せられたって、嬉しそうにしてた。
しっかり発散できたようで、すっきりした顔して帰ってきた!
やっぱり寒い冬でも、体動かさないとダメみたいだわ。
寒い時期が長いところに住んでると、厳しいねぇ~。
昨日は夕方6時に空手教室に連れて行ったっきり、
夜の9時になっても帰ってこない息子。
仕事帰りの旦那がそのまま道場に行ってくれることになっていたのだけど、
空手が終わった後、中学生の先輩達に遊んでもらっていたんだって。(写真使い回し)
息子と娘のことを「私の兄弟」と呼んで、
抱っこしたり、グルグル回したり、キャンディー持ってきたりしてくれるSちゃん。
中学を無事卒業した14歳。
このお姉ちゃん、NY高校ベストランキング5位以内に君臨する高校2校に合格し、
そのうちの希望校のほうに秋から進学予定。
毎年トーナメントに出場してたし(1年前も)、中級クラス指導したり、
勉強する時間なんてなさそうに思っていたけど、
ちゃんと頑張ってたんだなぁと、
心から感動した。
本物の文武両道。
将来は何になるんだろう。
息子、「先輩Sの行く高校に僕も行きたい!!」と、
気持ちだけ、ちょっと上がった感じ(苦笑)。
気持ちだけね・・・。
「空手してるってことが少しは役立った?(推薦状とか)」と旦那が聞くと、
「ぜ~んぜん!」とSちゃん。
そ、そうなんだね・・・(汗)。
でも、身近にいい先輩がいてくれてよかった。
先輩目指して頑張ってくれるといいんだけど・・・。
この時期、近所で大きなフェスティバルが催される。
(丸く囲んだのが息子。)
息子の通う空手道場は、フェスティバルの開会パレードに参加し、
その後デモンストレーションを行う。
パレードは、この方達の後に続く・・・
こんな感じ。
ここで習得した型と、
1年前に日本の道場で習った型も含め、
5~9歳の部代表として、
ソロで実演をすることに決まっていた。
前日は家で猛練習・・・(普段からしとけっ!)
当日も皆で型を合わせるため、
早朝から合同練習。
体育祭か!と、ツッコミたくなるようなノリ。
旦那、カメラ担当を頼まれる。
私、ビデオ担当と頼まれる。
忙しいよ・・・(汗)。
大勢の人たちが取り囲んで見守る中、
ちゃんと出来て、拍手喝采を受けた息子。
デモが終わると、
ダ~ッと一番に私に駆け寄ってハグを求めるあたりが、
まだまだ子供で可愛いなと思う。
また一つ達成感味わった息子。
また、道場生との絆が深まった。
大好きな黒帯のお姉ちゃん(中学生)とずっと一緒。
彼女がこの道場生達を引っ張っていっているようなもの。
このお兄ちゃん(中学生)も、いつも息子の面倒を見てくれる。
我が家にアダプト(養子縁組)して欲しいと言う変わった子。
私:「緊張した?」と聞くと、
息子:「ぜんぜん。
(気温も)暑いし、マットも熱いし、さっさと終えたかった・・・。」
その後のフェスティバル中も、
「空手をやってたの、見た!」と、いろんな人に声をかけられて、
鬱陶しいような、照れ臭いような表情をする息子。
実はこの道場、
只今ドキュメンタリー映画撮影の真っ最中。
ティーンエイジャーの道場生の中には、
かなり本気で社会のことを考え空手(武道)を習っている子もいて、
話を聞いてみて、偉いなと思った。
治安のこと、宗教絡みのイジメのこと、人種絡みのイジメのこと、
イジメで自殺するティーンエイジャーが増えていることなど。(こっちのイジメって壮絶よ。)
そういうのを無くしたいと、
そういう目に合っている子を救いたいと、
本気で社会へ立ち向かおうとしている子が沢山いて驚いた。
息子も、出演を頼まれたんだけど、
あの子自身が「空手を習う目的」って見い出せてないから、
邪魔になると思って断った。
空手(武道なら何でもいい)に関しては、
息子の意志は関係なく、
反復練習への忍耐力、社会の上下関係、我慢強さなどを習わせるために、
我が家では必須ということにしているから、半強制的。
これらが学校で習得できるのならいいのだけど、
NYの学校で習得できる可能性は皆無。
もし嫌なら、嫌な原因を探って、
親の努力で好きに変えられるのであれば変える。
どうしても「空手」を止めるときは、
何か他の武道に変えることになり、
武道を止めさせることはないと思う。
我が家にとって「空手(武道)」はそういうスタンス。
だから、ダラダラといい加減な気持ちで習う姿勢そのものを許さないし、
親も一生懸命取り組む。
肉体的に強くなることは、あまり考えていない。
とに角、精神面。
将来、もし大切な人が危険な目に遭うようなことがあったら、
助けてあげられるような男であって欲しいとは思うけど・・・。
試しに息子に、
「あんた、何で空手習ってんの?
あんたにとって、空手ってな~に?」
と聞いてみると、
息子:「僕の中のジャパニーズ・スピリット(日本人魂)を呼び起こすためよ~♪」
と、ヘラヘラ~と笑いながら、
本気か冗談かわかんないことを言ってた。
やっぱり出演させなくて正解だった・・・(汗)。
だけど息子にとっては、
そんな冗談みたいな理由で十分だと思ってる。
空手を習うときは、本当に「日本人魂」を感じているのかもしれないし、
こんな日本人のいないエリアに住みながら、
彼自身、そう感じるときが得られるのであれば、
私はそれで十分だと思う。
タイトルどおりです・・・(汗)。
も~うほんとに・・・。
息子の道場は白帯→黄色→橙→青帯→(つづく)なんですけど、
一気に白帯まで格下げにしてやった。
「してやった」って、そう、したのは私。
道場の先生も師範も吃驚!!
冬の間は雪だったり氷点下だったり、
私か子供かが風邪気味だったりで、
なんかダラダラとしてしまった空手教室。
元々根っから怠け者な息子には、
どうもダラ気癖が付いてしまったようで、
「どうせ週3日もある教室だから、週1くらい休んでもいいかな~?」
みたいな、
「行かなかったら家でダラダラTV見て過ごせるしな~」
みたいな、
そんな雰囲気を醸し出してたんですわ、ここんとこず~っと。
家で腹筋や腕立てをするわけでも無し、
型の練習をするわけでも無し。
(2週間後にフェスティバルで型を披露する予定なのに・・・)
こっちはさっさと夕飯の準備をし、
さっさと行く準備をしてるのに、
ダラダラダラダラ。
既に柔軟運動の時間になってるのに、
まだ空手着に着替えてないし、
妹にちょっかい出したりして、
帯が結べないだの、なんだのかんだの、
サボりたそうにするので、
「やめたいんだったら、やめてもらって全然構わんのんよ!
そんな風に、いっつも休むことばっかり考えているくせに、
『自分は空手の青帯です!』みたいな態度取らんとってよ。
ちっとも青帯らしい振る舞いしてないんやから。
やめるか、ちゃんとするか、白帯に格下げか、どれかやわ!」
と脅すこと2回。
まさか本当に、実の母親が、
どんなに怒ったとしても白帯に格下げなんてことはしないだろうと、
そんな風に高を括っていた6歳児。
本日3度目の正直ってことで、
白帯締められて、ビイビイ泣きながら道場へ。
「お母さんなんか大嫌いだ~!」
「なんでこんなことするんだ~!」
「白帯なんて嫌だ~!」
「もうお母さんなんて死んでしまえ~!!」
と路上で泣き叫んでたけど、それがなんだっていうんだ!
道場へ着いても泣いて泣いて、中に入ろうとしない。
中学生の道場生たちが心配して、
それはそれは息子を慰めたり、励ましたり。
でも、優しい言葉を掛けられると、
余計に泣けてくる6歳男児。
「今日は練習はしない。もう家に帰る。」
と愚図り、ビイビイ泣くので、
白でも青でも、帯の色なんて関係ぇねぇ~んだよ!!(母親の言う言葉か?!)
あんたの気持ちなんだよ!
真面目に空手がしたいのかどうなのか、
お母さんにそれがちっとも伝わってこないのよ!
道場の先輩や先生たちには、その場凌ぎでいい顔して騙せても、
お母さんは騙されないんだからね!
白帯括ってるから、恥ずかしいから今日は練習しないって?
自分の行動が白帯以下だったから白帯になったんでしょ!
ちゃんとケジメつけなさいよ!
あんたを励ましてくれてる先輩達も裏切って、
これくらいで逃げ出すようじゃ、もう空手は金輪際やめるべきだから。
自分の蒔いた種でしょうが?
日本人なら、歯を食いしばって、
ちゃんと自分の、青帯らしい行動をとってきなさいよ!!
というと、
泣きじゃくりながら道場に行った。
その後、帰るフリしてこっそり様子を見ていたけれど、
先生のフォローもあって、
ちゃんと皆と一緒に練習してた。
目を真っ赤に泣き腫らして・・・。
練習後も皆が息子の周りを囲んで、
励ましてくれてたらしい(私は帰ったので聞いた話)。
自分の乗ってきたスクーターの高さを息子用に調節してまで、
貸してくれたりもしたそうな。
なんて励まされたの?
なんて言われたの?って聞いてみると、
「ベルトの色なんて関係ないんだよ!要は自分がどう振舞うかなんだよ!」
と先輩達からは言われたそうな。
先生からは、
「今は辛い、恥ずかしい思いをしているかもしれないけれど、
人生ってこういうものなんだよ。
前に進んだり、後ろに戻ったり。
大人になっても形は違うけど、タイムアウトみたいなの、あるんだよ。
きみはこの経験を通して、
きっと大きく成長するよ。
こんなに厳しく教えてくれるお母さんって、いないよ。」
と懇々と語られたそうな(苦笑)。
(先生、ありがとう!)
因みにこの先生、
ご自分の二人の娘さんを空手で厳しく躾けていたところ、
どっちのお嬢さんも、
「もう二度と空手なんかするかっ!!」
とさっぱり辞めてしまったようで、
その二の舞になるんじゃないか?と非常に恐れてた(苦笑)。
練習後、帯の色順に一列に並んで挨拶をするのだけど、
息子が白帯のところに並ぶと、
皆が息子を青帯のところに並び替えたそうな。
いい道場生たちだよ、ほんと。
だから、もっと本気で取り組めっつ~の!!
大泣きして大騒ぎした今日だったけど、
結果プラスになったと思う。
先生には、こちらの姿勢が伝わったと思うし、
道場の先輩達は見方になってくれる人ばかりだということが、
改めて分かったと思う。
帰宅して、息子、
ちゃんと謝ってきた。
それと同時に、
道場生との繋がりを絶ちたくないという強い思いが込み上げてきたようで、
今後はちゃんと取り組んでくれる気がしてる。
ともあれ、
「おめぇの母ちゃん、すっげ~怖ぇ~なっ!!」
ということで、満場一致したそうな・・・。
そんなこんななで、
周囲をモロに巻き込んで大騒動になった今日の6:00~9:00pm(汗)。
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空手道場のクリスマスパーティー。
親子含め、マナーやモラル面の問題が多いようで、今年は「9歳以上の上級クラスの中から、師範や先生に招待された子だけ」ということだったんですけど、息子(というか我が家一家で)、招待していただきました。
大っきい子達ばっかりだし、行くのやめようか…と悩んだのが無駄でした(汗)。
それはそれは激しいドッヂボールや鬼ごっこ、
食事もままならぬ状態で遊んでた。
もっと大きい中学生達は後輩達の相手しながら、
真横でトランプして遊んでた。
息子くらいの子は皆、お兄ちゃん達に付いてきた弟や妹。
息子、じっと止まることなく4時間激しく動き回って、
頭から水かぶったみたいに汗だくに。
子供達が激しくボール投げてる真横で、大人達はワイン飲んだり日本酒飲んだり、腰掛けて食事中。
怪我する子が出たり、食事中の大人達の中にボールが飛んできたり、子供が飛び込んできたりするんじゃないか…と気が気じゃなかったですけど、ちゃーんと子供達の中で「暗黙のルール」みたいなのが備わっていて、境界線やボールで狙わない体の部分、小さい子への配慮、飲み食いしながら歩かない、土足と土足禁止の場所などなど、大人が注意する必要は一切なく、皆当然のように守れていたのが驚きました。
仮に誰かがルールに外れる行為をしようとしたら、年上の子がサッと注意し諭し、注意された子はちゃんと聞く。喧嘩も仲間外れも何もない。場に慣れないで少し離れたことろにいる子には誘い、感動しました。
最後はちゃんと子供達で進んで椅子やテーブル片付けて、掃除してモップして。
親はいちいち監視する必要も、口出ししたり、注意する必要もない。子供達皆がこうだと、傍にいる大人は本当に安心。
皆エネルギー有り余ってる激しい子供達ばっかりなのに、こんなに安心してそばで見守っていられたのは、この日が始めての経験だったと思います。なんでだろう…って考えてしまいました。
きっと先生から見て、そういうことが出来るだろうという子供達だけを集めたパーティーだったんだと思います。空手の道場生という絆もあると思います。でも、同じ地域で育ち、年齢の違う子達が師弟関係、先輩後輩関係になるっていうのが、子供の成長には大きいのかな?と思いました。あと、大人が子供達に任せるということもかな?私が子供時代は普通にあったことだけど、NYに住む、今の子供達にはなかなか作ってやれない環境。
娘は重ねたマットとステージにして、皆の前で「嵐」になりきりダンス。
娘には危なくって皆の中では遊ばせませんでしたけど…。
この1週間、雪が降ったり、路面が凍ったりで、エネルギー発散させてやれなかった息子。「楽しかった~!スッキリした~!」と大満足で帰宅しました。うちの息子は週1で、これくらい激しく動かないとダメなんです。じゃなきゃ路上で走りながら壁を横に登ったり、手擦りの上に飛び乗って滑り降りたり、凍りついた路面を走り滑ったり、柵を飛び越えたりと、パルクールが始まるので、その度合いを見ながらエネルギー蓄積率を把握しています。
楽しそうに走り回っていたお兄ちゃん達を見て、
「リンちゃんも空手習う。」と言い出した…。
「でも、リンは腕立て伏せも出来ないし、右と左もあやふやじゃん。」と息子が言うと、「I know! I can win. I will beat you up! I'm gonna kick your wee wee.(分かるもん!私お兄ちゃんに勝つから。お兄ちゃん叩きのめしてやるから。おちん○ん、蹴り飛ばしてやるから!)」と言ったので驚きました。
意味分からずに言っているのかと思って、「wee weeって何?」と聞いてみると(私は使ったこと無い)、「おちん○んじゃん!」と娘。
怖い怖い…。
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先週土曜日は雪降ってたしね(って、いつの話?)。
寒そうだったし、娘もおるし、
家から出たくなくなったので、
息子一人でテストに臨ませました…(どんな親や!)
今週ね、もう学校のボランティア×2、娘の学校のポットラッククリスマスパーティー、空手道場のパーティーで、クリスマス当日目前にしてぶっ倒れそうなくらい疲れてます…。家の中のことも何にもできてなくて、ヒッチャカメッチャカ状態。恐らく皆さんもそんな感じ?
ともあれ、正真正銘の青帯になりました。
(お預け食らってる犬みたいだな…)
毎週1で指導してもらっている爺さん先生の「師範」。この人こそが日本で少林寺拳法と空手を習得して、この道場立ち上げた先生の先輩に当たる人でね、私の父と同じ歳なんですけど、アメリカでは稀に見る厳しさなんですわ。厳しいけど、空手と拳法とを合わせた裏技みたいなのも持っていて、一番凄いな…と思う人です。
それでもって、教え方が超日本式。子供に期待するマナーやモラル、先輩に対する敬意も日本並み。
でもアメリカ育ちの子って、親達も含め、そういうの理解できない人が多くってね。「まだ子供だし…」と5歳になっても7歳になっても、親も甘め。師範は毎回激怒して、モラルの無い生徒全員白帯に格下げしたりしてたんですけど、そしたら親はガンガン苦情言うし、それでも子供達はちっとも堪えてなくてケロッとしてるか、もうあっさり辞めちゃうか…。
9ヶ月ほど前にうちの息子も、師範にちょっときつく教えられ、その後「師範のレッスンは受けたくない…」と零していたときもあったのですが、
「何言うてんねん、甘いわっ!!師範の空手の教え方が、一番日本に近いんやで。それでもまだ緩いほうやわ。悪いけど、爺ヤン(日本のジイジ)の道場はもっと厳しいよ(事実だけど、里帰り前だったので脅しておく)。本当の空手の技を身に付けたいんやったら、師範に食い付いていくくらいやないとあかんわ。(この田舎で)あんな風に厳しく教えてくれる人がおるということは貴重よ。あの師範は意地悪でも、あんたが嫌いでもないんよ。遊び半分の空手やなくて、本当の空手を学んで欲しいんよ。あの師範に教えてもらって、極め!」と叱咤激励した翌日から、息子頑張って師範のレッスン受けるようになってね、その後「一番弟子」みたいに溺愛されるようになったんですわ。
まあね、この師範よりも、ある意味私のほうが厳しいからね…(苦笑)。
あの鬼師範に認めてもらっていることが、中学生や小学高学年の先輩達に一目置いてもらえることに繋がって、そんなこんなで道場の先輩達に偉い可愛がってもらえてるんです。そして、今年から入ってきた白帯生徒達には、息子が指導する役と練習開始の号令係りを与えられ、且つ白帯生徒の保護者から偉い息子が頼りにされるようになってね。今回の昇級テストではテスト受けない子達も雪の中出席して、息子の型やら組み手をビデオ撮ったりして、「とに角真似ろ!デヴィッドの動きを盗み取れ!」と、凄かったらしいですわ(苦笑)。
なのにあの子、夏休みに日本で習った、他の道場の型を選んで試験に臨んだものだから、こっちの道場生はだ~れも知らない型で、「ありゃなんだ?!」って余計にざわついてたらしいですわ。
そして私、最近息子を道場にドロップオフしたら直ぐ帰宅していてね。新入生の保護者と会ったことがないのです。それに加え息子の昇級テストにも姿を現さないって、どんな母親やねん?!と噂されているそうですわ…(笑)。
あっ、話がずれたけど、それで師範のレッスンね、もう「師範が教えたい子にしか教えない」という方針に決定しまして、その選ばれた子はなんと2名。超プライベートレッスンです。もちろん息子はその一人で最年少。えげつない事するよ、この爺さん…と思いつつも、息子はこういう緊張感の張り詰めるクラス好きなのでもっと張り切るし、また他の道場生に尊敬されるし。
氷点下だけど、まだまだ空手頑張らせます。
娘もそろそろ「近いうちに空手習うよ」というふうに持っていっているんですが、道場ではいつも猫かぶっててね。師範は「リディアもお兄ちゃんみたいに日本式マナーと敬意で、空手が学べるぞ…」と思っているようなのですが、違うと思うわぁ。
娘は、嫌になったらギャアギャア引っ繰り返って泣き喚くか、師範に向かって「あんた、えげつないわ!」って言うか、「Old guyなら、もう少しadultな対応したら?」って言うか、そんなことして師範を激怒させる姿が目に浮かびます(汗)。
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ここ数週間ほど、私の思い悩んでいたこと。
それは息子の空手の動きを見ていたある人から、別の武術を強く勧められたこと。その人の息子さんが習っていたらしく、「デヴィッドの足の動きやフェイキングを見ていれば絶対向いていると思う。空手よりこっちのほうが需要も大きい。」とのことで、今まで全く考えてもなかったこの武術について、いろいろ調べて、正直調べ疲れた…。でも確かに魅力的ではある。怪我も少ないようだし、成長期の骨への負担もない。
体を動かすことであれば何でも挑戦してみたい息子は、もちろんやってみたそうに言うけれど、空手よりも遥かにお金がかかる上に、レッスンの教室もうんと遠い。本当に息子に向いているのかどうかもわからないし、9歳くらいから始めるのが一般的なようだった。
それに何よりも、これまで築いてきた空手道場の先生や先輩たちとの信頼や絆を失うのが惜しい。
「空手」を通しての日本文化との繋がりや、日本のジイジとの共通点ということもあるから、面倒でも今までサポートしてこれた。
折角空手を習ったからには、せめて「黒帯」までは頑張って欲しいとも思う。
数週間悶々としていたけれど、旦那と話し合った結果、9歳から可能であれば空手ともう一つの武術を手始めにさせてみて、もし向いていると思えたら、空手との両立、または移行しようという結論になった。
でも9歳までに黒帯には達しないと思うし、9歳からがもっと勉強に忙しくなる時期だと思うし、複雑だけど…。
勉強以外に、我が子に何が向いているのか?息子の好きなもので、彼の内に篭るエネルギーを発散できるもの。できれば単なる趣味の領域で収まるのではなくて、極められるもの。成果が形になって残り、スカラシップなど学術のプラスへ繋がる可能性のあるもの。いざというとき(本職を失うときなど)はその世界で仕事をすることも可能なもの。年老いても趣味として楽しめたり、地域貢献ができるもの。
そんな欲張りなことを考えてしまう私。
でも一番は、息子が生き生きとできるもの。
沢山は叶えてやれないから、的を得ているものに絞りたいのだけど、難しい…。
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息子がトーナメントに出場しました。
結果は…、型で3位。スパーリングは入賞せず…。
でも、生まれて初めてやった本物のスパーリングのわりには、逃げ腰にもならず、常に前へ前へ出て攻撃し、しっかりポイントも取っていて、相手に蹴られても叩かれても怖がらずだったので、良かったと思います。
密かに、この子は
「負ける」体験もしたほうがいいと思っているので、
いい経験になったと思う。
「You did good job!(よく頑張ったね!)」と息子に言うと、「No, I didn't. I could have done better than that.(こんなの頑張ったうちに入らん。もっと上手く出来たはずだ。)」と息子。「もう少し頑張れば2位には入賞できたと思うし、スパーリングももっと攻撃したかった。」と。
こんな返答が返ってくると思っていなかったので驚いたけど、まあね、現状に満足するんじゃなくて、これくらいのど根性があってくれるほうがいいから、いいか…。勉強もこれくらいの意気込みで臨んで欲しいものです…。
マウスガードを嵌めると「オエッ」となると、嫌がってましたけど…。
前回と今回の大会より分かった息子の特徴
①全く緊張しない
②待ち時間が長く、退屈し眠たくなってダラダラしてくる
③他の道場の子に自ら話しかけ、すぐに友達を作り仲良くなる(仲良くなったら本気でスパーリングができなくなる)
④入賞してもしなくても、もっと上手くパフォーム出来たはずだと悔しがる
そんな感じです。
①の「緊張しない」という特徴はあらゆる面で強みになるな…と思います。②と③は厄介だけど…。
会場に着いたと同時に即姿が見えなくなり、何処へ行ったか探していると、同じ道場のお兄ちゃんお姉ちゃん達(中学生)とずっと一緒に行動。親と一緒なんて格好悪くて嫌らしい…。
本番前、裏で息子に最後の確認をしてくれていた先輩達。
今回、息子の道場からは中学生が4人と小学高学年の黒帯が1人と息子が出場で、ちっちゃい子は息子だけだったんですけどね、息子がリング周辺で順番待ちのときも、まるで親戚か?!と思うほど、お兄ちゃんお姉ちゃん達が代わる代わるデヴィを気にしてくれて、様子を見に来てくれて、そういう友情にまたしても嬉しく思った今日でした。
入賞とかトロフィーとかよりも、形は無いんだけど、息子の諦めない負けん気が養われた様子や、道場の先輩達との信頼関係が築けたことがこの上なく嬉しく思えた今日でした。
朝8時に家を出て、ランチ抜きで帰宅したら午後2時。ずっと立ちっ放し。非常に疲れたよ…。家に帰ったら、私ぶっ倒れるように寝ました。
その間、息子は自分のパフォーマンスの様子を撮った録画をチェックし、何を改善するべきか攻略を練り、その後旦那とガンガン、スパーリングの練習しておりました。
しかし録画に残った私の声援。「やれ~、やれ~、やり返せ~!」「やられたら、やりかえすっ!(半沢か?!)」「逃げんな!賢く回れ~!叩きのめせ~!」って…煽り過ぎやろ…(苦笑)。まっ日本語分かんない人たちばっかりだからいいか…(汗)。
でも暫くの間、空手のトーナメントとかそういうの、遠慮しときます…。
練習は明日からまた続くんですけど。
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この日は中学生のT兄ちゃんが息子のスパーリング相手役のため、
わざわざ時間を割いて来てくれました。
もともと厳しいT兄ちゃんでね、父兄や後輩の間でも好き嫌いが分かれるんですけど、幸い息子はとても好かれているんです。うちの息子、母親の言うことは聞かないし、口答えばっかりだし、いっつもウロウロしてじっとしてないし、ベラベラ喋って煩いしなんですけど、物凄く先輩後輩の上下関係をきちんと守る子でしてね。これ、私が教えたわけではないんですけど、知らぬ間に身に付いておりました。
先輩が「腕立て30回」と言えば、絶対に歯を食いしばってするし、「うへ~」とか「うひ~」とか弱音も絶対に吐かない子でね(私には口答えばっかりするくせに)。絶対に達成するまで諦めないという姿勢が気に入られたようで、先輩達も「根性試し」なつもりで様子見ていたのかもしれませんけど、小学高学年や中学生のお兄ちゃん達に贔屓にしてもらっているんです。
「もし学校で苛めてくる奴がいたら、
俺らでそいつ叩きのめしに行ってやるから言えよ!」とまで言ってくれて、
なんとも頼もしい。
空手を始めて1年ちょっと経ち、うんと仲が深まった感じ。息子のことを可愛がってくれるから、旦那や私にも皆礼儀正しいし、娘のリーにも優しくてね(涙)。
こんな上下関係は学校生活では築けないので、ここで築いている友情や人間関係は、彼にとって大きな財産になるだろうと信じています。
ともあれ今日のスパーリング、T兄ちゃん叩きのめされていてね、私、ハラハラしてずっと心臓押さえっぱなし。なのにT兄ちゃんは息子に身長を合わせるために膝付いて、「今度はオレの頭を殴れ!」「脇腹!」「もっと強く!」「加減するな!」って…。
こんなことしてしてくれる人、おらんよ…と、スパーリング終わった後に、このT兄ちゃんハグしそうになったほどだったよ…(って、ただ若い男子をハグしてみたいだけか…)。
息子ね、加減するんですわ。やっぱりいつも良くしてもらっている先輩を本気で殴ったり蹴ったりできないのか、途中で止めたり、本気でしなかったりでね。なので、今日のレッスン前に「わざわざ時間割いて来てくれているのに、本気でしなかったら時間の無駄なのよ!自分は仮面ライダーか何かになったと思いなさい。相手は人間の格好した妖怪だから、本気で戦いなさい!」と言ったばかりだったのでね、息子、結構本気で立ち向かっていて、T兄ちゃんに申し訳ない気持ちになったけどね…(汗)。
それでも嫌な顔一つしないで、物凄く息子を褒めて励ましてくれて、この子はいいお父さんになるんだろうなぁと思いました。
と同時に、「あんたもT兄ちゃんみたいな先輩にならんといけんよ。後輩の殴られ役や蹴られ役やってあげて、励まして勇気付けてあげられるような男にならんといけんよ。それを今、見せられとんよ。」と息子に言うと、
「うん、僕、いい先輩になって後輩の面倒みたいから、空手は絶対に辞めん。」と。
息子、ようやっと「子虎」みたいになってきました。でも、彼の性格からしてスパーリングは向いていないように思います…。なんか、相手の痛みのことばっかり考えてんの…。彼はじっくりゆっくり修練タイプだと思うわ。
で、スパーリングが向いていんのは、娘のほうだと思う…。あの子のパンチとカカト蹴りは死ぬほど痛い…。今まで何度本気で怒ったことか。しかもあっち向いて叩かぬフリして叩く技を自ら習得。まさに寅年生まれの、本物の子虎。
クリックしていただけると励みになります
空手の先生の中では若くて(まだ20代後半くらいなのか、どうなのか(白人も黒人も皆年齢不詳)?子供に一番人気の若手イー先生。
息子のもっともっと上達したいという熱意に答えてくれて、週1で息子のプライベートレッスンを無料でしてくれることになりました。しかもわざわざご自分の本業を早めに切り上げて、一般レッスンの45分前に駆けつけてくれるのです。
他所の子相手にこんなに一生懸命してくれて、実の父親でもなかなかせんというのに…。
ほんとにほんとに感謝なことです。
でも、学校から帰宅するのが3:00。それから現地校宿題と日本語宿題を済ませ、私は夕飯作り、皆食べ終えるのが5:30まで。5:45pmには家を出なきゃならず、帰宅すれば夜の8:00。こんな追われるような夕方なんて「もう何もかも嫌だ・・・」と思いますよ・・・。
また、いくら信頼している先生とはいえ道場内に先生と息子を二人きりにするわけにはいかないので、娘連れての同伴ってことになり、結局私も道場でぼけ~と突っ立っていなきゃいけない約2時間。これでもか、これでもかとキツいです・・・(涙)。
髪の毛ボサボサで、顔は脂ぎってテカテカで(メイク直す暇もない)、服も何着てるのか分からない状態で、子供達と駆け足で道場に向かう私の姿を気の毒に思ってくれるのか、わざわざ若手イー先生から直接「前日の確認メール」だの「帰るメール」だの送ってくださるんですわ。
こんな丁寧なメール、実の旦那でもしてくれんというのに…。
息子が習いたいって言うし、この先生のレッスン好きらしいし、望みを叶えてあげたいしね。
サンドバッグでのパンチやキックだと子供の骨の成長に負担がかかるとか、実際に人間相手に練習したほうが感覚が掴めるとかで、イー先生がサンドバッグ代わりになり、息子におもいっきりパンチやキックさせ的になってくれるんです。道場内に息子と同年代でスパーリング(実践)する(したがる)相手がいないというのも理由です。イー先生はテコンドーと空手の黒帯だから丈夫なのか、まあよう相手してくれるな…と感謝の気持ちでいっぱいです。
こんなこと,実の父親でも絶対にやってくれんよ…。
と思っていたら、息子のことを「実の弟にしたい」というほど可愛がってくれているお兄ちゃん達が、「デヴィッドのスパーリング相手ならオレがなる!」と、毎週代わる代わる相手役を希望してくれる子が現れるようになったのです。叩かれっぱなしの蹴られっぱなし役なのにね、「もっと本気でしろ!」「「今のはいいパンチだった!」「遠慮するな」「素質があるぞ!」と励まし続けてくれ、応援してくれてでね、みんなほんとに褒め上手!見ていて涙が出そうな友情です。
日本でも勉強と自然体験をさせてくれていたお兄ちゃん先生がそうでしたし、今の日本語先生もそうですが、時間を割いて、体を張って付き合ってくれるイー先生と息子の間にも絶対的な信頼感が生まれています。また年上の道場生達との絆はかけがえのないものとなっていて、親以外の大人や男達が息子の成長に関わってくれていることを本当に嬉しく思います。
特に私、女性ホルモンギンギンで、毎日が生理前のようなヒステリックさだからね…(汗)。私みたいな大人とだけ接していたら、絶対に人間不信に陥るよ。
ともあれ,学校でのストレスや学力基準への苛立ち,母親に対する反発など,何でもいいので先生を的に力いっぱい発散してもらえると助かります(なんて勝手な親だ!)。
イー先生にはこれからも末永くお付き合いしていただいて,息子が思春期になって本当にややこしい時期や受験の前になったときも、また体当たりの相手になってもらいたいと勝手に願っております.
どうせなら、私のいろんな柵やストレスも、この際イー先生に全部受け止めてもらいたいですけどね…。
こんなふうに空手が役立つなんて思ってもいませんでした。
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ちょっと昇級しまして,青と黒のストライプ帯になりました.
私,前日に息子と大喧嘩しましてね.大喧嘩っていうか,私一人気違い並みに怒り狂ってたんですわ.だってあのバカ息子,ちっとも言うこと聞かないし,約束破るしなんだもん!!なので,今朝は「お前の空手なんか誰が見に行くかっ!!」と大人気ないこと言って見に行かず…(汗).もう少し私も大人にならなきゃなぁと反省しつつ,ムカつきが抑えられず….でももう仲直りしましたけどね.私もちょっと怒り過ぎたし…(生理前かな?っていちいちそんなこと書かなくていいって?).
今回の昇級者たち.って顔隠してるから全くわかんないわけですが….
ちょっと大きめの赤星(中ピンク)の子.息子に「ジョージョー」というあだ名を付け,とっても可愛がってくれている黒帯女の子2人です(どちらも12歳).息子は,「僕,名前をジョーに変えても良いかなぁ」なんて言っていて,どうもこの1人の先輩女の子のことが好きなようなのです….
さてこの空手女子2人.この間のトーナメントの様子や結果を1人は某新聞に,もう1人は某雑誌で紹介され,奨学金ゲットしたそうです.それから黒星(中茶色)の男の子.彼は紫帯から茶と黒のストライプ帯に昇級.彼も息子に1対1で個人指導してくれる優しいお兄ちゃんなのですが(たぶんまだ10~11歳くらいかな?),この間のトーナメントで,大勢の中から「型」部門で見事1位に輝いたそうで,道場から景品と,今後先生のアシスタントとしての働くことが認められたんだって(バイト代も出るんだって).
10~11歳で働くことが認められて,おまけに自分のスキルUPにも繋がって,しかもボランティア活動ということで高校入試や大学入試に有利なんて,一石二鳥ならぬ,一石三鳥!!すご~い!と思ってしまった.
9歳以上の子は9歳未満の子とは練習日が異なるのだけど,10代には凄い先輩,しかも性格の良い子達が沢山いて,なんだか楽しみになってきました.先輩目指して頑張らせよ~っと.
とってもお世話になっている先生達と.
息子がとっても小さく見える….
昨日,空手の先生からいきなりメモ渡されて…,広げてみたら昇級試験の通告….しかも5日後….
「トーナメントでやった通りプラスαで臨めば大丈夫!」とのことだけど,あたしゃトーナメント終わって,正直もう頭の中は「里帰り準備」だけなのでね,ほんともう簡便してぇ~って感じです.息子,青色好きだし,当分帯びの色変えなくってもいいわとか思ってるし….
おまけに来月早々,某フェスティバルでパレード参加と空手のデモンストレーションをするらしく,それも息子の参加は必須!!ということで….この日は予定あるんだけどねぇ(涙).
里帰りまでの後1ヶ月ほどで,することが山積み….忘れそう….
母(義理母)の日祝いを特にしなかったため、早々に食事会を計画するよう催促されている
学校へ住所変更の届出(まだしていない…)
参観日
息子の空手昇級試験
息子のパレード参加と空手デモンストレーション
息子のプレゼンテーション準備の手伝い
息子の6歳誕生日祝い
息子のアメリカパスポートの更新
私の国際免許書申請
スーツケースの買い足し
息子の学校での誕生日祝い準備
息子の学校遠足まだ残り3回(昨日、養鶏場見学を1つ終了)
娘3歳児健診
息子6歳児健診
息子と娘の日本の体験入園手続きの書類準備
卒園式手伝い(特に一学年下の年中さんの)
息子の卒園式
息子と娘の夏休み中の課題(英語版)購入
子供達のリーディング用本をリサーチし20~30冊?購入(日本へ持っていく)
娘の9月からの体験入園,入園準備と入金
私の眼科健診とコンタクトレンズ買い替え
息子の日本語レッスン,夏休み前の追い込み
お世話になった先生方へのサンキューカード制作(ざっと8枚?)
父の日祝い
英語翻訳の依頼を終える
里帰り用土産の購入
ネイルサロン
いくつか忘れているような気がするけど,これらをこの流れを崩さないように1ヶ月内で迅速に片付けていかなくてはいけない…というミッション.もう一つ体が欲しい~.ドラえも~ん,なんとかしてよぉ~!!
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