少～し子育てに余裕も出てきたような気がするので（ほんまかいな？），長らくお休みさせていただいていたコメントを受け付けることにしました．ぼちぼちお返事させていただくので，皆さんどうぞよろしくね．休止中もコメントをくださっていた方，どうもありがとうございました．
大満足な出来栄えのフォトブック（写真集）が出来上がったので，ここでご紹介を！３ヶ月間滞在した，デヴィの初日本です．（表紙は暈しの紙を１枚敷いて，保護してあるので，こんな色です．）
Kodakのものなんですが，カリスマ主婦のマーサ・スチュワートがプロデュースしているものです．２００枚の写真を８０ページに収めました．バラバラする写真を２００枚実家に送るよりも，写真集だと時の流れに沿って纏められるから，このほうがいいかなぁと思って，初めて作ってみました．
とっても薄いし，１枚１枚色も良くて，で，１冊＄１００って安いなぁと思います．プリントしてアルバムを買っても，それくらいの金額になるでしょ？今回はたまたま２５％オフだったのよん．いいでしょう？なんか，Kodakはしょっちゅう割引してますよ．
写真のレイアウトは私がしたのですが，この作業が楽しくってねぇ．こういう仕事だったら，徹夜ででもするよ（苦笑）！お気に入りの何枚かは，写真にプリントしました．
ではちょっとだけ中身をご紹介．
これは，「夫とデヴィの初温泉旅館」．「季譜の里」という地元では旅館部門１位を誇る素敵な旅館です．入ってすぐから，ずっと畳みなのでスリッパ不要，子供の這い這い大歓迎，子連れ家族の食事は個室，と至れり尽くせりの旅館です．露天風呂がよかったぁ～．デヴィは温泉が気に入っちゃって，「出たくない～」と愚図るほどでした．家族揃って浴衣も着たしね．夫も大満足してたの．お料理は伊勢海老やアワビのお刺身など豪華です．
こちら，初めて地元市内でお買い物した時．「おかやまっ子」の文字に心が揺れました．そういえば，デヴィはニューヨーカーだけど，日本では列記とした「おかやまっ子」なんだなぁ．（誰じゃ？田舎モンとか思ってるヤツは…）
他にも，イチゴ狩りに行ったり，SL機関車に乗ったり，ジャージー牛のお乳を触ったり，子供に混ざって「芝すべり」したりと，夫も息子もとってもはしゃいでいる様子が１冊に収集してあります．もちろん，じーじに，ばーば，アンクルかずに，アンクルひで（どちらも私の弟），おっきいばーば（曾祖母）に，親戚達，それからプリン（老いぼれワン子）などと一緒の写真もしっかり収めました．一緒に過ごせる時間が限られてるからねぇ．きちんと思い出として残しておきたい…．
そんなこんなで，とても８０ページもご紹介できませんが，素敵な写真集が出来上がったんですよ．これからは，１年分の写真の纏めをこの写真集にしていこうかなぁと考えています．８０ページがMAXなんですけど…，それ以内に収まるかどうかが問題なのよ（汗）．
午前中はいつも山遊び．やっぱりデヴィは，どんなときでも屋外に行かなきゃダメみたい…．
今日も来たぞぉ～！しっかり付いて来いよ～！
以前は外の広さや，地面の不安定さや匂いにビビッて，「抱っこ～！」って泣いていたけど，今は全然平気！どこでもへっちゃら．地面が濡れていようと，草でボコボコしていようと，石があろうと，坂だろうと，ズンズン這って行きます（私を放っといて…）．すっかり田舎の子になっちゃいました．やっぱり子供はすぐ順応するのねぇ．逞しくなったねぇ．（あれっ？眉毛が繋がっちゃってるねぇ）
手で枯葉をクシュッと潰してみたり，タンポポのお花を摘んでみたり．不思議だね～．
もう春ですね．筑紫，出てるかなぁ？探しに行ってみようかなぁ？
（おまけ）：こ～んな惚けた顔するんですよ！誰に似たのか，ほっんと，お調子者ですわ…（涙）．０歳児ってこんなんなの？
クリックしていただけると励みになりま～す
子育て・海外生活
で今回は，１日中講習会でお疲れだった先生に，また家まで迎えに来ていただき，おまけにデヴィを抱っこしていただき，「ＮＩＮＩＫＩＮＥ」のクッキーやらチョコレートまでいただき…．挙句の果てに，「カメラを忘れた」と抜かす私のために，わざわざ家まで引き返していただいて…とご迷惑ばっかりおかけして，で，またご馳走になるという厚かましさ（私らしい？）！
今度こそ本腰入れて話そうと，上品な日本料理「柳川はむら」の個室を予約してくださいました♪ああ，どれもこれも美味しい！幸せ！日本人に生まれて本当に良かったなどと舌鼓を打ちながらいただきました．菜の花や青豆など，春らしくってルンルンしますし，先生と喋くれるのでウキウキな私だったのです．
んでもって，よく話す２人なのでやっぱり止まんないわねぇ～（爆）．しかも！偉そうに上から目線で物言う私…．まあ，その辺は，アメリカ～ンになっちゃてるので，ご愛嬌ってことでお許しいただいてっと…（汗）．時の経つのも忘れ，あっという間に３時間．折角のお料理をもっとじっくり味わったほうが良かったかしら？と思う勢いで話し続け，またまた喋り足りずに終わってしまったのでした…（どんだけ～？！）．幼少時期の話が，やっぱり子育ての方向へ流れてしまうんですよね．お互い，どんな親になっていくんでしょう…．
先生，２度までもご馳走様でした．と～っても楽しかったです．また里帰りする際には会ってやってください．今度はお互いに「わんぱく坊主」連れでお会いしたなら…，大惨事になっちゃうかな？長い間音信不通だったにもかかわらず，可愛がってくださる方がいるって本当に幸せなことです．有難うございました．
今度お会いするときには，もっと魅力的なマミーになってたらいいんですけどねぇ．どうなることやら，乞うご期待ってことで（ふふふっ）！
以前ここでプライヴェートのお手紙を載せさせて頂いた「澤田先生」と，その後も連絡を取るようになり，１０数年ぶりに再開し，ご馳走していただきました！しかも，「街まで出て行くのが大変なんだ」と我侭言う私のために家まで送迎していただいちゃったのよん♪
デヴィの面倒を見るのは３時間がMAXだと言う母に頼み込んで，「往復込みで４時間」というお約束付き（苦笑）．
予約していただいていたお店は「ARIZONO」というイタリア料理で，地元でイタリアンといえば，ここが一番美味しいと評判なのです．ラム肉好きの私のために，ラムを使った料理を入れてコースにしてくださって，おまけに料理好きな私のためにカウンター席確保．ほんと，とっても気を利かせてくださって嬉しかったです．お味のほうは申し分無く，文句の付けようがない…．やっぱりNYで食べるイタリアンよりも繊細で高級な感じだわね～．そんな落ち着いた雰囲気のお店で「ガハハ～」と大声で話す私…（いいのかねぇ？）．アメリカ生活が長くなると，性格が雑で豪快になるのでイカんですわ…．
実はですね，澤田先生は以前一緒にお仕事をさせていただいていた歯科医師なのですが，偶然このブログを見つけてくださったんです．でも「歯科」関連で私のブログを発見したのではないんですよ．実は先月，先生のところに，先生そっくりな息子さん（あっちゃん）がご誕生されたのですが，出産や育児ことを検索していたら私のブログが引っかかったんですって！まあ！愚ブログでも，こんな素敵なことってあるんですね！まさにあっちゃんとデヴィが，私たちを巡り合わせてくれたんだね～なんて言っていたのです（めでたし，めでたし）．
で，久しぶりにお会いして喋くることがありすぎて，お互い喋り足らず…．てなわけで第２弾続行…（爆）．今度は本腰入れて話します．って今度もか？！（つづく）
１０代の頃からの友人が我が家に遊びに来てくれました．
まず３児のママでお仕事のある滋ちゃんが平日に．一番下の朝日くんはちょうどデヴィより２ヶ月早く生まれているので，乳児の成長や気になる点など沢山聞けました．デヴィを抱っこしてはムニムニしたり，浣腸したり（汗），プップ（ウンチ）したデヴィのお尻を嗅いでみたり，ウンチの状態までのぞいてみたり．帰り際には泣きそうだと言い出す滋ちゃん…（苦笑）．デヴィも滋ちゃんのおっぱいに顔を埋めてみたりして，しっかり甘えてました．滋ちゃんとは１年半前に帰国した際に会い，「赤ちゃん，欲しいよね～（滋ちゃんは３人目を）」なんて話していたのだけど，今回会ったときにはお互い赤ちゃん連れになっていて，なんだか不思議…．「本当は４人目も欲しいくらい」なんて言っている滋ちゃんは，この４月からナースになるため学校へ通い始めるんですよ．地元とはいえ，我が家まで片道１時間もかけて来てくれて，楽しいひとときを有難う．
週末に来てくれたのが同じく３児の母ちゃん，森ちゃん．ブログにコメントを残してくれていたり，メールでやり取りをしていた森ちゃんと会うのは本当に久しぶり（８～９年ぶりかな？）．私が子供を持ち，専業ママをしていることで，共通の話題がウンと増えました．森ちゃんもデヴィを抱っこして可愛がってくれて，デヴィは嬉しそうにしてた．始めての子の育児や，男の子のこと，子供のための生活リズムや，成長に伴う心配事，社会や親のあり方なんかも爆笑トークで話した数時間．学ぶことも沢山あってとても楽しかった．森ちゃんも「４人目欲しい～」なんて言ってるんだよね．旦那様を立てて，主婦業をちゃんとこなしていて，見習わなきゃいけないところが満載でした．デヴィと一緒に撮った写真，大事にするからね．森ちゃん，遠いところを来てくれて有難うね！
２人のママに共通して感じたことは，兎に角「元気」！今にも走り出しそうな雰囲気なんだよね～．やっぱりこれくらい元気だから３人も育てられるのかな～？私みたいに，スカート穿いて（大きな声じゃ言えないけれど，太ってズボンが穿きにくい…），ゴロンとしている様子は全く無いの（汗）．私ね，２人に会って育児の話を聞く前までは，「実家が近いから，きっといろいろ助けてもらいながら，楽に子育てできるんだわ…．異国に行っちゃった私はどうせ…ウジウジウジウジ」と，心の片隅でいじけてる部分があったんだと思うんですね．でも全然違ってた．２人とも本当に頑張ってるし，見てて格好良かったわ．母親の漲るパワーを分けてもらえて，今の私はやる気満々っす！ＮＹに戻ったら「元気な母ちゃん」になってモリモリ頑張るぞ～（日本にいる間は親に甘え倒しますが…えっ？なんか文句ある？）．こんな気持ちにさせてもらえて，本当に感謝なのです．
キャラキャラと騒ぎながら楽しく過ごした１０代…．２人が３児のママになるなんて想像もつかなかったよ．そうしてお互いママになって，また会うなんて，当時じゃ考えもしなかったこと．次，いつ里帰りできるか分からないけれど，今度会うときは元気が炸裂している母さんになっていたいなぁ～（苦笑）．成長しているだろうと期待しているデヴィと私に，また会ってやってね．２人とも，どうも有難う！
（写真左）：お風呂大好き．（写真中左）：おもちゃで遊んで，もう疲れた！（写真中右）：爺さんのお膝の上でお煎餅を貪り食ってるところ．（写真右）：御座の上で日向ぼっこ．
さてさて，もう７ヶ月を迎えているデヴィです．
■「ワンワンは（どこ）？」と聞くと，犬を探す．
■弟（２０歳）に向かって，「パパ」とも「ババ」とも聞こえる呼び方をする（ので「ちゃう！ちゃう！パパちゃうで～！」と透かさず突っ込む日々…）．
■這い這いよりも立って歩きたい気持ちが強く，靴を履いてお庭をお散歩の毎日．支えてやると結構歩く．
■潰した完熟バナナが大好きで，もっと欲しい時は「バニャア～（バナナ）」と怒る（ので，「ハイ，ハイ，今直ぐ潰させていただきますよ～！」と言いながら慌てて潰す私…）．
■上下生えた前歯で，苺の先っぽだけを齧っていく（大好きのようです…）．
■鰤のアラと一緒に炊いた大根や，ナメコとお豆腐のお味噌汁，コシヒカリのお粥に「磯じまん」が大好き．（なんかオヤジっぽいけど，通かしらん？）
■太って鬼瓦みたいな顔になった（のに，体重は変わらない…）．
■うつ伏せ寝をして目が腫れ，一重になったまま………，戻らなくなった（汗）．
■爺さんがぼぉ～っとＴＶを見ながら食べていた「かりんとう」をサッと横から取って食べたりする（困）．
■私の姿が見えないと泣く．
■寝起きは私が抱くまで泣き止まない…（困）．
そんなところかな～．もう幼児みたいになっちゃいました．目が離せなくて大変です．婆さんもお手上げ状態で，最近近所の人に会うたび「ガメた」と言われている私の母です．が！そんな母を他所に，家事もせずに食べてばっかりでブクブク太り，ＮＹから持ってきた少量の服でさえ着られなくなった私です（悲）．もうこの際，見てくれなんてどうでもいいのじゃ！うっひゃっひゃ！
新年もとっくに明けてしまっているというのに，ご挨拶もなしで失礼しました．我が家は喪中なので，お飾りも年賀状もなかったのですが，久しぶりに家族５人＋チビが加わり，教会に行って（初詣），食べて飲んで温泉行って…てな年明けでした．
焼き牡蠣，焼きサザエ，焼き鮑（ゴム長靴みたいな歯ごたえでした…涙），重箱に入った御節料理に，ふっくら膨らんだお手製黒豆，それから紅白ということで鱒寿司やら鯖寿司やら
お手製伊達巻，蛤の入ったお雑煮，それから生きた酵母の入った地ビールなどなど．ああ～，日本のお正月って最高！
もう一つおめでたいことはというと，元旦にデヴィの従弟が誕生しました．義弟の子で名前はハリソン君．本当は大晦日に破水していたのだけど，「何が何でも２００７年には産まん！」とお嫁さんが踏ん張り，年が変わってすぐ帝王切開で生まれました．
里帰り中はゆっくり時間もあるだろうと思っていたのですが，デヴィが動いて動いてじっとしない時期に突入し，パソコン開く時間もないんです…．ほんと…，大袈裟に言ってるんじゃあなくてですね，たぶん起きてるときは１秒としてじっとなんかしてないですよ…．で，嫌がらせのように，ちっともお昼寝をしてくれない…．ああ，母さん死にそう…．
「後追い」も始まって，兎に角ずっと私の姿を探しているんですが，そんな様子がいとおしく思えたり，ゾッとしたりです（苦笑）．夜泣きも始まりましたぁ～！大脳が発達した証拠だそうですが，夜中にぐっすり寝させてさえもらえません（グスン）．
「３歳までは他人に預けずしっかり子育てをしなさい！」と言っていた私の母（２男１女を育てた）でさえ，「この子に付きっ切りだったら，あんた，死ぬわ．早めに何処かに預けたら？」と言い出すほどです…．
なんだか不安いっぱいだけど…，今年も頑張ろう～っと…（苦笑）．もう学力も財力もいらん，いらん！この場におよんで，そんなもん全く役に立たないわ～．「神様～！どうかあなたが与えてくれた子を守れるよう，私に漲る体力を～」っと祈願してきました．
どうぞ皆様，今年もよろしくお願いします．
遅ればせながら，私も「母子手帳」をいただきました．なんだか漸く日本のママさんたちの仲間入りをしたような気分です．そして保健婦さんが訪問し，デヴィの成長を診てくれました．自宅訪問の月齢ではないのですが特別に．日本のこういう制度は素晴らしいなぁと思います．客観的に子供の成長を診て助言してくれる人がいると心強いですもんね．
で，デヴィ丸の成長ですが…，「とっても元気！」ということでした（ホッ）．やはり，全てにおいて月齢よりもやや早めの成長だそうで，せっかちなのは私譲りみたいですね（苦笑）．嬉しかったことは，「とてもよくお喋りできますねぇ～．しっかりお子さんに声掛けしてこられましたね」と言っていただいたことです．意識したことはなかったのですが，そういえば妊娠中からず～っと話掛けてたような…．保健婦さんがお話しているのを遮るように大きな声で話していました（苦笑）．
両手を合わせチョチチョチと叩いてみたり，寝転んでいても，足を持ってやると腹筋で起き上がり座ったりするこの頃．これだけ動いてると，体重はあんまり増えないかもねぇ～ということでした…．上の前歯もニョキっと顔を出し，沢庵でも食べいるかのような音を立てて歯軋りしてます．日本に来てからの成長は本当に目まぐるしいです．
なかなか家から出られないので助産師さんにも来ていただき，NY滞在中からずっと気になっていた「母乳マッサージ」もしていただきましたぁ！で，どんなだったかって？結果はまた後ほど…．
曾孫に会うのに待ち草臥れた祖母は，とうとう痺れを切らし，我が家で寝泊りすることになり…，クリスマス前から来てました．も～う大変だったんですよぉ．本当なら１週間くらい滞在させてあげても…，なんて思っていたのですが（祖母もそのつもりだったみたい），我侭が過ぎ，２泊３日でお引取りいただくことになりました．
デヴィのことは可愛くて可愛くて仕方がないようなのですが，「抱けば大人しく，機嫌良く一人で遊び，よく寝，手の掛からない赤ちゃん」を勝手に想像していたようで（そんな赤ちゃんおらんわ！），自分の思い通りにならないものだから自棄を言い出し，おまけに我が家には自ら来たくて来たくせに，自分の見たいTV番組はみたい（デヴィが寝てても），自分の食べたいときに食事を摂りたいと，一人暮らしが長いせいか集団生活が出来ず，最終的には私に，「十分乳が出んなんて，旦那から離縁状を突きつけられてもいいくらいだわ！」とか「あんたの乳は味が悪いからデヴィ君が十分飲まんのよ！」とか言い出し…，最初はシラ～っと流して聞いていた私も段々腹が立ってきて顔を合わさないようにしてしまったり…（反省）．実祖母（母方の）だけど難しいわぁ～（知ってたけどね）．
教会に行ったり，一緒に食事をしたり，温泉に行ったりのクリスマスでしたが，とっても疲れました（汗）．曾祖母なんだから，静かに曾孫と顔を合わせて遊ぶくらいでいいと思うのに，引き裂かれ離れ離れになっていた息子と，漸く巡り逢えたみたいに興奮していて（きっとドラマの見過ぎ…），長時間負ぶっては腰が痛いと文句を言い，おしめを換える時も授乳の時も，横から仁王立ちで確認し，挙句の果てに市の保健婦さんにあれやこれやと私の育児についての賛否を求め…，という出しゃばり振りだったんですわっ（涙）．こんな婆様が義母だったら大変だわ…．
結局３日目にはお引取りいただくことになったのですが，母に「こんな手のかかる娘と孫が３ヶ月間もいたら，あんた倒れるよ！」と捨て台詞．母はというと…，「デヴィよりも誰よりも一番手が掛かる人が帰ってくれてホッとした」と「ユウコはお祖母ちゃんに対して，十分のことをしたよ」と…．兎に角，私と母が仲良くしていれば嫉妬をするし，デヴィが私や母によく懐いていると嫉妬をするしで散々でした．
と，こんなキツイ事を言われている私ですが，孫中の中で一番祖母に懐いている孫なんですよ…．年を取れば取るほど丸くなるどころか，益々頑固になっていて寂しく感じます．私もこんな風に年を取るのだろうかと思うとゾッとしたり…．人生の纏めに入っている祖母なので，帰国している間は出来るだけ一緒に過ごしてあげたいと思う反面，できれば避けたいと思う自分が居て，なんだか複雑な思いのクリスマスでした（涙）．
皆さんは素敵なクリスマスを過ごされましたか？デヴィのファースト・クリスマスは曾祖母のデヴィに対する異様なまでの溺愛ぶりに，ちょっと疲れました…．
（写真左）：ミルクの入浴剤を入れて，ポカポカお風呂上がり．（写真中）：一人で座ってケラケラ笑ってらぁ～．（写真右）：すぐ攀じ登る…．で，あっかんべぇ～してます（汗）．どれもこれも田舎の子って感じでしょ～．いやいや，私も立派な「田舎のおばさん」だそうで，「ニューヨーク」の「ニュ」の字も感じさせないんだそう…（涙）．
日本に着いて一週間．母子共に実家に慣れ，生活のリズムも整いました．私も少しずつ父のPCに慣れてきたところです．親子で早寝早起き！日中のポカポカしているときを狙って（今日は雨だけど…），デヴィとお散歩に出掛けたり，庭で犬と遊んだりでして，なんとも長閑に育児をさせてもらっています．これも上げ膳据え膳で，家事を何もしなくていいからなんですけどね．
畳の上や，座布団を並べた上でゴロゴロして遊んでいるうちに，デヴィは急にいろんなことが出来るようになりました．後ろへ後ろへ這っていったり，スライド式のドアを足で開け閉めしたり，うつ伏せにすると膝を立ててお腹が床に付かない状態で遊んでいたり．動物にはまだ興味を示さなかったデヴィが，実家の犬が近寄ってきたり，くしゃみをしたりする姿に大笑いし，手を伸ばして鼻の穴に指を突っ込んでみたり…（犬は迷惑そうにしてるけど…）．一人で背中を丸めて座り，両手で「おせんべい」持って，一生懸命食べたりして，なんだか急成長しました．
私も母から随分「ダメ出し」をされましたよ．「あんたは犬の世話も下手糞だったけど（溺愛し過ぎて犬に馬鹿にされるパターン），子育ても相当下手ねぇ～．帰国は大変だったかもしれないけど，この時期に帰っておいて良かったわ！あのままNYで育児してたら大変なことになってたわ！」と言われてしまいました（苦笑）．
まっ，母子共に日本で成長させてもらっています（苦笑）．ダディと会う頃には，ダディが吃驚して，「ああ，やっぱり長期で日本に帰らせて良かったな」と思ってもらえるように成長していけたらと思います．そうした頻繁に帰らせてもらえるかしらん？そうそう，これが狙いなのよ（うひひっ）．
要点だけを箇条書きにしますね・・・．
■ 出発前日，パッキングに追われる．私がバタバタしているからか，デヴィ丸，興奮して寝ない．母子共に２時間の睡眠でJFKへ．
■ 綺麗なスチュワーデスさん達に大興奮のデヴィ．沢山の人にこれまた興奮！
■ 雪のため離陸が４時間遅れる．機内に監禁状態．デヴィ既に愚図りはじめる．
■ 席で授乳すれば「狭い！」と言って暴れて飲まず，抱っこして座れば「動け！」と言って仰け反り…．
■ バシュネット（赤ちゃん用簡易ベッド）は狭いと嫌がり全く寝ない．
■ 搭乗から１６時間３０分，殆ど飲まず，寝ず．私は食事も出来ず全く寝ず，座らず…．ず～～っと立ったまま抱っこ．膝がおかしい…．デヴィの不安そうな様子も窺えて，とっても可哀想だった…．
■ 成田到着．国内線の最終便はなくなっているので，そのままリムジンバスに乗って羽田空港内のホテルへ（全日空が国内線乗り継ぎの人のために，羽田へのリムジンバス，ホテルを全て手配してくれていました）．
■ ホテル（羽田 エクセルホテル東急）に到着したのが夜の１１時半．デヴィ，見慣れない室内に興奮して大泣き．ダディの姿を探している．抱いてトニーが歌う子守唄を歌ってあやすこと１時間半．落ち着いたようでやっと眠りにつく．
■ 荷物を開け宿泊の用意．食事やシャワーの気力なく，顔も洗わずそのまま寝る．
■ 翌朝１番の飛行機で地元に戻ることになっていたため，３時間の睡眠（１時間ごとに目が覚める）後，起床．
■ １日遅れて無事帰省…．丸２日半，寝ず＆食わず…．生後６ヶ月で目の下にくっきりクマ作ってたデヴィ丸…．
と…，こんな具合で散々でした．人間，食べず寝ずの状態だと頭がおかしくなりますね．きっとこういう状態が家庭でずっと続くと，育児ノイローゼとか幼児虐待とかって結末になってしまうんだろうなぁと，ふと思ったりしました．
だけど，乗り合わせた人たちがとても親切にしてくれたんですよ．耳元でぎゃ～ぎゃ～愚図るデヴィに「いいのよ～」と言って嫌な顔ひとつしなかったお隣の方や，後ろの席の方．「大人もしんどいのに，よく頑張ってるよね～．いい子だね～」と笑顔で見守っていてくれた男性の方々．抱っこしてくれ，あやしてくれたおば様軍団．寝かしつけてくれたり，私の荷物を持ってくれり，私の話相手になって気分を紛らわせてくれた大阪出身のA美さん．長時間抱っこしたてくれて，おまけにデヴィがお洋服にゲロッと吐いたのにも拘わらず，ず～っとあやしてくれていたMさん．口を開けて肩に寄りかかって寝ていた私に，「いいですよ～」と優しく言ってくれたお兄さん．私の食事やトイレの時間を確保するため，デヴィを抱っこしてくださったANAの客室乗務員さんたちなど，多くの方々の優しさに触れて涙が流れました．皆さん本当に有難うございました．
それから，日頃から育児の大半は私が一人でやっているようなものなので，今回の子連れ一人旅も，きっと大したことはないだろうと生意気なことを思っていた私です．でも，トニーに傍にいて欲しいと心から思いました．デヴィが機内やホテルの中でダディの声や姿を探しているのが分かるので，そんな姿に胸が締め付けられるほど申し訳なく思ったり…．父親の役目って経済的なサポートだけではないし，思春期になってから必要なんじゃあないですね．こんな小さい時から，しっかり父親の存在って子供に伝わっているみたいだし，やっぱり父母が一緒に揃っているということが，どんなに子供の情緒に関わってくるかなど，そういうことを分からされるためにも，今回の一人里帰りは大変で良かったのかも？いい勉強になりました．
デヴィは時差ボケもなく，しっかり日本時間に溶け込むだけじゃなく，見た目もおもいっきり田舎の子みたいになってます（苦笑）．日本のジィジとバァバにもすっかり懐いて，我侭放題！私はまだ疲れが取れないのと，食べず寝ずが祟って母乳の出がとたんに悪くなったので，ちょっと良質の乳を作ることに専念してみようと思います…．まだ可能かしらね？
予定を１日遅れ，昨日無事実家に辿り着きました（乗り遅れたんじゃないのよん）．
子連れ一人旅は・・・・・・・・・・・・・・，生き地獄でした（涙）．機内のトイレに篭ってちょっと泣きました．生死を彷徨った出産に次ぐ，人生で最悪な記念すべき日となりました（苦笑）．機内の戸を自由に開閉出来るのならば，間違いなく飛び降り自殺を試みてました．「もう子連れ一人里帰り」は二度としないと，心の中で何度も思った，そんな感慨深い日だったのでした…．
でも，いろいろと有難みを知らされた日でもありました．体調が整い次第，「生後６ヶ月の国際線一人旅」の様子を更新しますね．お楽しみにぃ（汗）．
