スウィート・ホーム

旅行は旅行で楽しいけれど，ＮＹに戻り，タクシーの窓から街を眺めながら，「ああ，Ｉ　ｌｏｖｅ　ＮＹだなぁ」と涙が込み上げてきます．主人も同じみたいで，「やっぱりＮＹに戻ってくるとホッとするよね」と．

なんか変だけど，そうなんだよね…．

息子もそうみたい（笑）．とっ散らかってて狭いけど，マイ・スウィート・ホーム（爆）！

　　　　　　　　　
帰って早々，嬉しそうにオモチャで遊んでます．

帰ってきて，ほんと即なんですが，次の旅支度を始めます．もう急がないと時間がない…．大丈夫か？私…．

　　　　　　　　　
何？その顔？不安？

母さんも実はとっても不安…（汗）．上下一番奥の歯が一斉に放出中の息子．彼是１０日ほど左腕が洗えていなくて，野良犬みたいな臭いがする息子（笑）．愚図んなきゃいいんだけどねぇ～．毎度，毎度，タイミングが悪いよなぁ．

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子育て・海外生活

フィラデルフィア動物園

最後の日に，漸く動物園に行けました（苦笑）．フィラデルフィア動物園は，アメリカで１番最初の動物園だそうです．動物の種類も充実しています．


望遠レンズは持参しなかったのですが，この迫力！手を伸ばせば触れる距離です．

　　　　　　　　　
でも，もちろんガラス越しね（苦笑）．タイヤで遊ぶ姿は猫そのもので可愛いこと．

　　　　　　　　　
息子，「タイガー，タイガー」と大はしゃぎ！間近で見られて良かったねぇ．


とってもトロピカルなメリーゴーランド．蝶々の上から「ちゃ～ちゃ～ん（母ちゃ～ん）」と呼んでくれてる．

　　
大好きなカエルに乗り換えて，汽車にも３回乗って（まだ乗り足りず，引っ繰り返って泣く…），トラクターにも乗りました．

　　　　　　　　　
まだまだ「抱っこぉ～」をせがむ息子ですが，怪我をして以来「抱っこぉ～」と甘えることの多いこと！「ちょっと歩いてね」と私が言うと，「イタイ，イタイ，イタイ」と嘘泣き…．悪知恵が付いちゃったなぁ（困）．


ゴリラもこの距離．腕を組んでじっと見つめられると怖かったです…．確かに，こんな顔した人間がいるなぁと思った．

　　　　　　　　　
２匹ぴったり寄り添って，一緒に歩いて，一緒に首傾げてのキリンさん．夫婦のキリンかしら？双子の姉妹かしら？仲睦まじくていいわねぇなんて言ってたら，なんと後ろのキリンが交尾を迫っているのでした（汗）．相当しつこく…．前の彼女が断ると，後ろの彼は首を打ちつけて体当りしてました．どういうわけか，ここは人集りの山（笑）．皆，写真を撮ってました．写真撮ってどうすんの？


ヒョウです．人相悪いですねぇ～（豹相か？）．ガラスを割って出てきそうですけど…．息子，「コワイ，コワイ」と言って一目散に出て行きました．


帰り際，園内に放されているクジャクが羽を広げてくれました．リスを威嚇してなんですけどね．見事でしょう？本当に美しい男児．暫く見惚れてました．こんな姿を見たら，息子ももう忘れやしません．「ピーコック，ピーコック」と大騒ぎ．

羽を広げた美しい姿のクジャクが見れると，「運が良い，良いことが訪れる」と言う人もいるんですって．ほんと，良いことがあるといいんですけどね…（苦笑）．

息子の大好きなサイやカンガルー，ライオンもいました．残念ながらゾウは出て来てくれなかったんですけど，歩き疲れるほど広大なわけでもなく，とっても楽しい思い出のできた動物園でした．

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旅先での経験

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
怪我する前の息子（この晩，腕にヒビが入る…）．

正直，子連れ旅行するのが怖くなりました．息子にも余計な経験をさせちゃって，悪かったなぁと反省…．いっそのこと，家と近所で遊ばすだけのほうがいいのかな？なんてことも思いました．

とりあえず，次ぎ行く予定だったプロビデンス（ロードアイランド州）は中止．

だけど，２歳前の息子でも，家族旅行って分かっているんですよね．列車に乗っても，ホテルについても，ＮＹとさほど変わらぬ街並みのフィラデルフィア・ダウンタウンを歩いていても，ずっと目をキラキラさせて鼻歌歌っていました♪

いつまで家族旅行が可能か分からないけれど，やっぱり子供の頃からいろんなところを見て，匂って，感じて，体験して欲しいなぁと思う…．それがいいのかどうかも分からないけど…．

「都会のネズミ」みたいに育ってはなって欲しくないっていう思いがあるからかもしれないな…．旅慣れした，都会でも田舎でも，どんな人種のいるところでも，アジア人歓迎の地でも差別の残る地でも，何処でも大丈夫な男児になって欲しい．

　　
馬車に乗りました．息子，大喜び！ＮＹでも乗れるんだけど，ＮＹでは観光的なことをする気にならないんですよね．

そろそろＮＹに戻ります．

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ホテルにて

　　　　　　　　　
持参したポータブルＤＶＤプレーヤーにて，「おかあさんといっしょ」をポカ～ンと口を開けて見ているところ．やっぱり日本語の番組が落ち着くみたい（苦笑）．

　　
最上階のお部屋．明るくて広くて，クローゼットも大きくて申し分ないです．写真の写っていない部分にスーツケース２つ開けたままの状態．バスルームも，シャワーブースとバスタブと別々に設置されていて，キャッチボールができるほど広いです．

滞在しているのは４つ星の「Ｓｏｆｉｔｅｌ（ソフィテル）　Ｐｈｉｌａｄｅｌｐｈｉａ　Ｈｏｔｅｌ」．フランス系みたいですね．ホテル選びも旅の楽しみの一つ．

でも，部屋が広いからといって，子供が怪我しないとは限らないんですよ，これが…（涙）．

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ＥＲの翌朝

　　　　　　　　　
クロワッサン食べてる息子．ＥＲで８時間，朝の４時まで泣いて喚いてだったので，顔が浮腫んでいます（苦笑）．

左腕（肩から掌まで）に巻いてあるのは「スプリント」と呼ばれるもので，副木的なものをテーピングしてあります．応急手当だったり，骨折やヒビの状況によってはギブスじゃなくて，これでいくことも．因みに英語ではギブスじゃなくて「ｃａｓｔ（キャスト）」といいます．

よく考えたら，腕の通る服がないと思ったので，病院着を数枚ほど貰って帰りました．息子が着てるのは「ＣＨＯＰ」のもの．ブランド物より入手困難よ（苦笑）．なんてったって，全米１位の小児病院なんだもの．あっ，ホテルに捨てて帰ったけど…．

右利きですが，左もよく出して使う子だったので，このまま両利きになってくれたらなぁなんて思っていましたが，これを機に完璧な右利きになりそうですね．

　　　　　　　　　
で，こちらがクロワッサン食べた数時間後．特に痛がることもなく普通に遊んでいました．でも，夜はさすがに「イタイ，イタイ，イタイ」と泣き喚くので，イブプロフェン系の鎮痛剤を飲ませました．こういう痛み（切ったり，刈ったり，折ったり）はアセトアミノフェン系（Ｔｙｌｅｎｏｌ）じゃなくて，イブプロフェン系（Ｍｏｔｒｉｎ）．

その後も相変わらず椅子の上を登ったり降りたり，飛び跳ねたり，痛めた腕でボールを投げたり…と見ていて少々腹が立つほど元気一杯に過ごしてくれております．

さて，８時間１１Ｋｇの息子をず～～～っと立ったまま抱いていた私は（座ると泣く…），筋肉痛になることもなく，これまた元気一杯なのでした．確実に体力が付いてるみたいだわぁ～．

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全米ナンバー１の小児総合病院

息子の初列車の旅に出掛けているんです．

広いホテルに滞在し，のんびり過ごす予定が，嬉しさ余った息子がベッドの足元にあるベンチ（？）に立って，片手でベンチ端を持ち空中へとでんぐり返り…（驚）．で，落ちたくなかったのか手を離さず，そのまま体だけでんぐり返ったものだから，腕がだらり～ん…となりました（怖）．

私は頭をキャッチしようと滑り込んだんですけど，まさか片腕離さないなんて…（涙）．

関節でも抜けちゃったかな？と思ったんですが，やっぱり痛がってギャアギャア泣くので，まあこれはレントゲンを撮ってみないことにはわからないだろうなぁと思ったし，土曜日で開業医は閉まっているし，どうせ夜間だったし，なので救急で小児総合病院へ向かいました．

行った先は全米ナンバー１の医療を誇る，「Ｔｈｅ　Ｃｈｉｌｄｒｅｎ’ｓ　Ｈｏｓｐｉｔａｌ　ｏｆ　Ｐｈｉｌａｄｅｌｐｈｉａ」．通称ＣＨＯＰ（チョップ）と呼ばれています．だって今，フィラデルフィアにいるんだもの．

夜の８時から翌朝の４時までかかりました（涙）．この８時間，ずっと私が息子を抱っこ…．私の肩が脱臼するかと思いました．ホテル代払ってるのに，ＥＲに朝まで滞在って…（涙）．

息子は大暴れしてベテランナース達もドクターも跳ね除け，動かすことが出来なかった腕を動かすほど…．

結局，腕にヒビが入ってまして，１歳９ヶ月にして初ギブス．全治４週間ということです…．ご報告まで（苦笑）．

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