一昨日になりますね、安全保障法制が衆議院で可決されました。
民主、社民、共産など野党5党は退席や欠席する中で、自民党、公明党他、幾つかの野党の賛成多数で可決されました。もちろん、与党側が圧倒的過半数を占めている中ですが。
「公明党」にはがっかり
この日、ある知人から「今日の自民党は最悪そして「公明党」にはがっかりです」とのメールを頂きました。何が最悪か、何ががっかりかは書かれていませんが、、、
また、数日家を空けていて、久しぶりの家族そろっての夕食の時、母が公明党はどうなっているのか?もう、公明党は支援したくないと言いました。なぜ?とは聞きませんでしたが。
母には、何を持ってそう考えたのかを聞くとTVの報道番組との答えです。今までにも見てきたのでしょうが、単独採決と活字が躍る新聞紙面を見ると報道も押して知るべし。
母には、報道には右から左まで、さまざまな論調があること、そして、TV報道は事実の一部を映像で切り取り、更にその一部のセンセーショナルなところを編集し、視聴者受けし、CM提供者の意向をも反映した内容になることを話し、物事を判断するリテラシーが必要な時代だと話しました。
恐らく、感母の感情は僕の話を全く受け付けなかっただろうと思います。
専守防衛を考えてみる
2009年に上梓された宮台真司の「日本の難点」(幻冬舎新書)に、「アメリカに守ってもらうために、対米追従は仕方がないのか」(P176)という節があります。
ここでは、クラスター爆弾禁止条約をめぐるわが国の対応が書かれておりました。
専守防衛である以上、クラスター爆弾は必須の武器であるが、敵に勝利しても、戦後の国民の生命に多大な影響がある。そういう意味でも、専守防衛を検討し直す必要があると書かれています。
専守防衛を守り通すのか、対米追従姿勢を含めて徹底した国民論議が必要だと思いました。しかし、ややもすると教条的平和論がまかり通り、論議自体を否定的に捉える風潮があります。
安全保障法制の衆院可決問題からは少し外れたかもしれませんが、そうした点も踏まえての国民的論議が展開されたらと思いました。
公明党の前議員としての立場から一言
94年に突如誕生した自社さ政権は象徴的かもしれませんが、連立政権は、主義主張をどう擦り合わせて国政運営するのかが問われます。
政治は、同じ土俵に上がらないと相撲は取れません。連立政権はその象徴。ここで根幹にかかわる妥協を繰り返してしまえば、崩壊した社会党になってしまいます。
公明党は、自民党の1/7の勢力しかありませんが、与党内の意見調整では瓦解することもなく、実によく頑張っていると思います。だから、自民党の中からもエールが送られるのだろうと思います。
作物は待ってくれない(^^;;
ちょっと遅いかなあと思いながら向かった畑では、やはり!倒伏したオクラやゴマが天に向かって立ち上がっています。
予想はしていましたが、はや~~(@@ やっぱり昨日の作業だった。でも、時間が、、、
てな具合で、作物は待ってくれません。遅くなってもいいのですが、相応の結果が出ます。
という典型が雑草管理。勿論、種蒔きはじめあらゆる農作業に言えますが、今日の話題は雑草管理。這いつくばって草取りをする毎日ですが追いつきません(^^;;
今日の草取りは、一畝倍以上の時間がかかったサツマイモの畝。株の成長速度に唖然としました。成長の遅い苗は左中上の写真のように20㎝しかありません。
まあ、中下、右上の写真のように芋の苗がほとんど見えない状態ですから、当然と言えば当然ですが、もう一つの理由が。
それは、今までに草取りを済ませた畝は、苗の定植後にボカシを一掴みづつやりましたが、今日の畝には違いを見ようとやっていません。
さて、この時点で軽く一掴みのボカシの効果は如何に?何もやらないところとも比較します。