出雲であった講演会に参加しました。当たり前かもしれませんが、ほとんどが女性でした。
所々に男性の姿もありましたが、ドクターだったと思います。何やら場違いな雰囲気でしたが、親しくしている男性記者がいいて救われました(*^^*)
主催は県の助産師会。テーマは「母乳育児ってすごい!」ですからね。
一昨年だったか、出産と乳幼児育児をテーマに広く調査活動したことがありますが、その時に聞いていたら、更に良かったかなあと。
講師は、昭和大学江東豊洲病院小児内科教授の水野克己先生。今や売れっ子?昨夜も今夜も明日も、TV出演の予定だそうです。
改めて、全てのお母さんに母乳育児をして欲しいなあと思いましたが、ほぼ全てのお母さんは可能だが、出産前からの相応のケアが必要だとちょっぴり悔しそうに仰いました。
先生は、周りは母乳育児にがんばって、ではなく、母乳育児を楽しんでねという気遣いをと最初にお話しされました。
おっぱいの凄さは今更言うまでもないのですが、さまざまな文献を引きながら、中耳炎や気道炎、喘息、アトピー、白血病など、3か月以上の母乳育児期間があるとそのリスクが大幅に下がると。
これは初耳、頭が良くなる。授乳期間が長いほど頭が良くなるって研究もあるんですよね。
後、歯並び、腸内細菌叢、先天性サイトメガウイルス感染症などなど。それに精神疾患まで。
でも、おっぱい出ないお母さんも大丈夫。
新生児の時からしっかり母子接触。腸内細菌叢だって移って行くんだそうです。
母乳育児を楽しんでね、って声を掛けてあげたいですね。