見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

それでもクスリ、飲ませますか?~クスリの講演会

2016-06-06 22:39:29 | 持続可能な医療・福祉

 相変わらず、怒涛の日々な感じ。
 昨日は、クスリの講演会。講師は、昨日のブログで紹介した市民人権擁護の会日本支部世話役の小倉さんと、子どもの発達を考える会でお世話になってきた国光さん。
 13:30~17:00ですから、少し長丁場の講演会になりましたが、充実した講演会になりました。


10年で発達障がいが8倍!?
 最初に登壇頂いた小倉さんは、「子どもは未来、子どもをクスリ漬けから守ろう!」という視点で向精神薬を語っていただきましたが、その背景は、いわゆる発達障がい児と診断される子どもが激増し、その多くが向精神薬を飲まされているからなんですね。
 ある県では、06年と比較すると、発達障がいが要因で通級指導を受ける子どもが8倍になっていますが、この状況は全国的な状況です。
 ところが、発達障がいの定義を説明できる医師はどこにもいない。これは、うつ病も一緒。
 科学的根拠がないから当然と言えば当然でしょうが。

ADHD薬は麻薬と一緒
 その子どもたちがADHDなどと診断されると、コンサータなどのクスリが処方されるのですが、これが大問題。
 例えばこのコンサータの医薬品添付文書を見ると、最初に劇薬・向精神薬との記載があります。コンサータは、「麻薬及び向精神薬取り締まりに関する法律」で規制されるものなんですね。
 組成的には覚せい剤と一緒。当然、依存性が非常に強く、止めようと思うと離脱症状がとても強く、簡単にやめさせてくれない。薬品業界にはたまらないビジネス。

 その診断と処方、極端な例では、3分の診察で病名がつけられ、クスリが処方され、効かないことや副作用によって薬の種類と量がどんどん増えた上に併用禁忌とうたわれた薬を処方され、突然死。などという事例まであります。
 医師の9割、精神科医では99%は医薬品添付文書を読んでいないなどという指摘もあるのだとか。
 じゃあ、遅効性と言われるストラテラは?やっぱり、向精神薬なんですね。

それでも飲ませますか?
 もう一度コンサータ、添付文書によれば、おどろおどろしいほどの副作用欄。これって、覚せい剤の作用そのものなんだとか。その中にQT延長とありますが、これって、心停止だって(@@
 発達障がいを要因としてクスリを処方される患者数が増え続けているんですが、なぜ増え続けるのか?医者にかかっても治らずにず~~っと薬につながれるのか?しかも、覚せい剤様のものが幼児から処方される。
 これって、講師の話のほんの一端なんですね。それでも子どもに薬を飲ませる?

食卓はミネラル不足
 国光さんは、ミネラルなどの栄養摂取を意識した食への改善で、発達障がいなどの困った症状の改善の取り組みをサポートしてくださっていますが、そうした子どもたちの多くが向精神薬を処方されていることから、小倉さんなどと一緒に減薬・断薬のサポートなどにも関わってくださっています。

 国光さんは、現在の食材、特に加工された食材(デパ地下も含め)がいかにミネラルなどの栄養素が失われているのか、試験機関のデータを交えてお話しくださいました。
 ただ、便利な社会ですから、それなしでは生活が成り立ちにくいという側面もあることから、簡単にミネラルを摂取する方法などのお話もしてくださいました。

クスリとおさらば、しませんか?
 台湾の断薬施設でも徹底した栄養補給は主な柱の一つ。
 島根でも、徹底したミネラル摂取でADHD薬の呪縛から抜け出した子どもたちの体験も生まれています。親子関係の再構築と合わせ、ホシの部分だろうと思います。

 クスリとおさらば、幸せの人生の再構築、取り組みたいものです。

 10月8日午後、小倉さん、国光さんを再度お招きし、「クスリの講演会」を開催する予定にしています。
 あなたやご家族にそんな方がいらっしゃったら、騙されたと思って話を聞いてみませんか?

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