見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

クスリとの闘争も大活劇

2016-06-05 09:45:35 | 持続可能な医療・福祉

 おはようございます!いい雨でしたね。というか、梅雨入りしたんですか?
 人って、勝手なもので、晴れの日が続くと降って欲しい、雨が続くと日が差して欲しいって(*^^*) まあ、ほどほどが一番ってことですね。

大活劇さながら
 今日は、クスリの講演会です。
 昨夜は、講師のお一人で市民人権擁護の会日本支部の小倉謙さんと懇親会。
 若くして、世界を舞台に講演などをしていらっしゃるんですが、お話を聞いてみると、なるほど、それだけの背景を持った方だなあ!と納得させられました。

 人のそれなりの立場は、一朝一夕にできるものではありませんね。小倉さんのお話は、大活劇さながら。
 極め付けがいくつもありましたが、ネパールのホテルで盗難にあって追い出され、野垂れ死に覚悟で道端で寝るようになった3日目、たまたま日本人に声をかけらる。
 この人ヒマラヤ登山の先遣隊。それでポーターをやる羽目になって結局C3キャンプを設営するところまで。酸素無しで7000m近くまで行って作業するという貴重な経験。
 この先遣隊の方の世話で35日間の破格のバイト代とパスポートの再発行。でも、その写真は背景に山が写っているので、日本への入国時だけ特別に使えたんだとか。

動物病院で頭の抜糸
 南米でバックパッカーで旅をした話も信じられないくらい面白い。
 ペルーで事故にあって頭に裂傷。気が付けば病院で頭を縫われていたが、医療費が払えないと思って脱走。ひそかに国境越えしてチリに。
 抜糸しなくちゃと自分で挑戦するも髪の毛がこびりついていて断念。
 たまたま飛び込んだ病院は日系人。様子がおかしいと思っていると、動物病院。そこで抜糸してもらうんだけど、ここでもできないような面白体験。夜は、怪我をして担ぎ込まれた牛の焼肉!

クスリとの闘争の歴史も大活劇
 麻薬密売で血で血を洗う闘争を繰り広げていたコロンビアでは、空港ではなぜか滑走路の端っこに駐機、ここで降ろされ、銃弾が来るから走れ!って。命からがらの滞在3日。
 それと、陸軍で軍資金調達に係っていた祖父から麻薬との闘いを遺言されたのだとか。
 そんなこんなが、今の小倉さんの取り組みの背景なんですね。

 本を読んだり、良く知る方の話を聞いていて、小倉さんって引き出しが多いなあって思ってきたのですが、さもありなん。納得でした。
 今日のクスリの講演会がますます楽しみになりました!

コメント (2)
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