「仕事を頑張るの、もうよそうよ」
「長時間働くの、もうよそうよ」
「会社は守ってくれないよ」
「時間こそ大切だよ」
「もうこの先、経済は伸びるのではなく、格差が拡がるだけだよ」
「頑張れば頑張るほど自分の首を絞めてしまうことになるよ」
まさに、ジャストフィットの本だったのかなあと思いながら、“おわりに”を読んでいます。
ダウンシフターズ、初めて聞いた言葉でしたが、とてもしっくりくる言葉です。
自分の生活を豊かにしてくれる便利なものやかっこいいものを得るために?一生懸命に上を向いて競争し、勝ち残り、お金を稼ぎそういうものにたどり着く。
仮にたどり着いたとして、本当に楽しい人生なのか?生きていてよかったと思えるのか?
それよりも、つつましくとももっと素敵で輝く生き方があるんじゃないの?そんなメッセージが溢れています。
少しづつですがそんな皆さんが増えているし、時代が変わりつつあるという実感を強く感じています。
“百姓見習い”って、まさにそんな生き方をするぞという思いを込めた自分の肩書なんですね。
ところが、昨日のブログに書いた女性のFBの投稿を見て、何てことだ!って、自分がとても恥ずかしくなりました。
その女性は、信じられないくらいに謙虚なんですね。
だから、感性がとても豊かでとても微弱なものを感じることができる。
恥ずかしくなった自分は、現職時代を引きずっているところがあるのかなあ?よく振り返ってみるととても尊大なんですね。
だから、当然の結果として微弱なものを感じる感性が曇っているように思います。
「減速して自由に生きる」、この本にとても共感するのですが、まだダウンシフトしきれない自分って、そういうことなんだろうなあ。
東京での3日間、本当に大きな3日間だったかもしれません。