見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

体幹、厳しいかも~~

2019-08-19 21:53:21 | いけずご王国

 先日の台風、もうちょっと雨が欲しかったなあ、って思っていたので午後から嬉しい雨です。
 その雨も、必要な時間にはちゃんと持ってくれました。

 今日は、放課後デーの子どもたちが水鉄砲づくり&水遊びに来てくれたんですが、子どもたちが外遊びが終わるまでは降り物がなくて~。
 誰かが晴れ男ですよね、って言ってくれたんですけど、そうでもないはずだよって。
 ところが、天気予報では、もう少し早く降るはずだったけど持っちゃった!みたいな。


マッチで火をつけるって
 子どもたちと一緒に作業したり、作業の様子を見ていて気になることがありました。
 子どもたちが竹切りから帰ってきて、最初に蚊取り線香に火をつける作業、ライターはあるけどマッチ体験をと思ってさせてみて、マッチ棒に火をつけることができない!!
 先生に聞くと、それって当たり前らしい、、、一朝ことあった時、うむ、マッチで火をつける局面があるかどうかわからないけど、社会では危機管理など想定されていないんだろうなあ。

 一本のマッチに火をつけるのに5分?火がついても蚊取り線香に火をつけるのも容易くない。
 マッチで火をつける技の必要性、僕にはわからないけど、体験させたいと思った、、、

へっぴり腰で竹を切る!?
 一番気になったのは、子どもたちのへっぴり腰、これじゃあ鋸で竹や木を切るって至難。
 まあ、鋸や錐が使えなくたって生活に困るわけじゃないし、一朝ことあるなんて想定外のことだし。
 大工などの職人になる選択肢ってほぼゼロだろうし、、、

 そういう技術的なこともだけど、身体を使うための基本的な体幹が極めて脆弱なんだろうなあ。
 子どもたちのへっぴり腰を見ていると、正常分娩って10%とか20%というのは本当に頷ける。
 もっとも、大人の側もそういう道具の使い方と身体の使い方の相関や、仕事を早くこなすには身体の使い方が大切というような視点も持ち合わせていないのかもしれません。

 内田樹は「下流指向」で、子どもたちは“生活主体”として「自立」の意識を持つ前に、既に“消費主体”として自立しているとしていますが、その主要因に“家庭内労働”、手伝いをしなくなったことをあげています。
 これってとても大きいと思いますが、それとともに、洋風便器の普及はとても大きいかもしれません。
 “踏ん張る”ことってほとんどなくなり、外遊びもしないから体幹を鍛える機会も激減。

 “いけずご王国”の使命って大きいものがあるんだろうなあと改めて。

今後の予定の打ち合わせ
 子どもたちが水遊びしたり、シャワーやお昼ご飯を食べている時間帯、いけずご王国の打ち合わせ会。
 ドラム缶風呂やかまどの小屋掛け、基礎工事を9月30日、上屋の工事を10月6日、中海でのゴズ釣り大会&ご飯会を10月26日に実施することにしました。
 ゴズ釣り大会、今日来た子供たちもぜひ来たいと言っているのだとか。
 楽しい一日にしたいなあ。

コメント (2)
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