見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

100歳の大往生、一つの時代に幕

2017-09-17 23:08:35 | 日記

 弟の工房や僕の畑のある今宮にも避難勧告!
 人間は避難できるけど、畑や田んぼは避難できませんので、ド~ンと腹を据えておくしかありません。
 人もですが、農作物などにも被害が出ませんように。
 ただ、雨も峠を越したような感じなのがありがたい。

 こんな日に!なんですが、今は9号線を挟んだ少し離れたところに豪邸を構えていらっしゃる、以前はお隣だった、地域でも一目置かれた長老が亡くなられました。100歳の大往生でした。
 雨の中をお悔やみに行ってきましたが、今にも起きだして小言の一つも言われそうな感じ(^^;;
 それにしても、昨夜は、僕の母の卒寿の祝いをしたばかりなんですが、あと10年ですよ!凄いですね。

 このお宅、今は少し離れているけれど、隣保同士で葬儀をお世話しあう柴組合、でも、この柴組合ってネットで検索しても出ないんですよ。これって死語?それともレア中のレアな方言?
 柴組合、昔なら土葬の穴掘りや親戚などの食事のお世話までしたものですが、今は、葬儀社がほとんどやってくれるので、通夜と葬儀の受付位なもの。
 本当に、楽になったものです。それだけお隣どうしの繋がりの糸も細くなったということですが。

 この長老のこと、どうだったっけ?って振り返ってみると、言うことはキチンと言われるし、長年、地域のリーダーとしてお世話役をされてきた方でしたが、命に焼き付く強烈な印象がないんですよ。
 ここの長男は、僕より一つ下でしたが、“いけず”の総大将のような存在でしたので、僕の中ではそっちの存在感が大きすぎたかも(*^^*)
 僕の父は、30年以上前に亡くなりましたが、戦後の地域づくりを担った長老の殆どは彼岸にあり、今日また大きな存在が旅立たれ、一つの時代が幕を下ろしたなあという感慨がありました。
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昇龍と日輪

2017-09-16 15:25:11 | 日記

 昨日は、実に不思議な空でしたね。
 というか、思わず目を奪われ、とても得した気分でした。
 しかも、森に囲まれた大山でしたから、その感動シーンは尚更鮮烈だってでしょうか。


 ただ、バーベキューを準備するその場所からは、大きな木が目の前にあって見続けることはできませんでしたが、この幻想的な夕景での日輪を少しの時間でも目に入れることができてラッキー!!
 その後は、吸い込まれそうな夕焼と米子の街の灯りがステキなページェントを織りなす光景でしたが、それは眼下に見続けることができ、お酒の味もまた格別で、酔いもよ~く回る (≧▽≦)

 実は、その前にも、まさに昇龍かと見まごうような白とうす灰色の雲が2本立ち上っていました。
 その上、ジェット機から吹きだされた雲の影が、薄っすらとした靄のような雲に映っているではありませんか。
 折しも、ちょうど読んでいる本に「龍神」などということが出て来ていたものだから、面白いめぐりあわせにWawoooo!!って、乗せて頂いていた車の中で叫びだしそうでした(^^;;

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もう曼殊沙華

2017-09-14 23:10:01 | 自然農業
 9月23日に実施する「クスリはやめられる!~専門家と語る減薬・断薬体験」の打合せ会。
 お蕎麦を食べながらの打合せ会でしたが、出雲の竹田さんが懇志にしている“そば縁”というお店で、至れり尽くせりの凄いサービス!竹田さん、ありがとう!
 
 帰ってから畑に向かい、えっ!畑のすぐ脇では、彼岸花の一番花が勢いよく咲き出しています。
 彼岸花、僕は、曼殊沙華という言葉の響きが好きですが、どんな意味があるのかと調べると、「仏教で伝説上の天の花。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるという天界の花」と書かれています。
 白の彼岸花を教えてくれた方があり、見に行って驚いたものです。
 白色柔軟とあるので、もともと白か?と思ったものの、そんな情報は見えないので、早とちりか(^^;;


 さて、今日の作業は、イチゴ苗と白菜苗の植え付け、イチゴは予定を終了、白菜は予定の半数。
 時間があれば、極早生小豆の収穫、草刈りをと思っていましたが、そう上手くいくわけもなく。

 僕の今宮の畑では、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、カボチャなどの夏野菜もほぼ終わりに近づき、これから、根菜類や豆類、葉物へと移って行きます。
 大好きなズッキーニも、一本、また一本と枯れて行き、残った株はあと数本。
 もう終わりと思っていましたが、最後の1本になるのか?実を付けています。ありがとう!
 そんな中で、ひとり気を吐くオクラ、まだしばらくサラダの脇役で食卓を賑わしてくれそうです。
 
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助産師養成に母乳の講座がないって、世の“常識”?

2017-09-13 21:24:10 | 持続可能な医療・福祉

 ええ~~っ!助産師養成に母乳に関するプログラムがないんだ~(@@

世の中の常識?
 現役時代、現場を見て回りながら、人間性や創造力の豊かな人づくりは、小学校以前、乳幼児の時から取り組まなければ、と考えるようになりました。
 しかし、そのベースには愛着形成が不可欠と思うようになり、至高の出産・至高の乳児育児の環境づくりを進めたいと、育児中のお母さんや助産師、産婦人科医などの話も聞いて回ったものです。
 その中で、母乳育児の大切さなども学びましたが、助産師養成に母乳の講座がないとはだれにも教えられませんでした。ってくらいに“ない”のは世の常識だったんでしょうか?

日本人の心を取り戻す
 先日、東大医学部大学院教授で陛下の主治医でもあった矢作直樹先生は、講演で「日本人の心を取り戻す」ことが大切と仰いましたが、同じような視点でしょうか、津田塾の三砂ちづる先生は、着物を着続けると身体が着物に合ってくると書いていました。
 身体は心を作ると言いますが、着物は身体性を整え心を育むツールと言えるんでしょうね。
 その着物、実は、授乳にもとても機能的だと書かれ、月経血コントロールも可能だった!!
 日本人が日本人らしくあるためには、着物や母乳育児って必須だったかもしれません。

 今読んでいる本に、右脳左脳論議に火をつけた角田忠信博士の著作「右脳・左脳~その機能と文化の特異性」(小学館・1981年)が引かれています。
 博士は、自然の音を日本人は左脳で受け止め、西洋人は右脳で聞くという実験結果を発表した。
 この理論を真っ先に取り上げた湯川秀樹博士は、「これぞ世紀の大発見」と絶賛、対談では「日本語を学んだ日本人だからこそできることがあるはずだ。それを見つけるべきだ」と仰ったと。

 湯川先生の「日本語を学んだ日本人」ではありませんが、私たちは、日本人として連綿と受け継いできた“その”大切なものを次々と打ち捨てているように思えてなりません。
 私たちが大切にしてきたものを次々と失くすのって、牛乳や小麦が米国の食糧戦略であったように、もしかすると、資本主義的国家戦略だったり、日本人の持つ深い力を削ぐためなのかもしれません。

 育児を取り巻く今の医学も栄養学も、全ては西洋の受け売りでしかありません。
 右脳・左脳の使い方が示唆するように、私たちは、日本という固有の風土の中で育まれたわけですから、私たちの祖先たちが大切にしてきたものを今一度見直す作業が必要不可欠ではないでしょうか。

男女同権、女性の地位向上、その前に
 今日は、講演会「子どものむし歯予防は食生活がすべて」の打合せ会で、初産の時の病院助産師の母乳に関する教えが人によってまちまちで、心の病になったというお母さんの話に耳を疑いました。
 話しを聞くと、それは、彼女一人の悩みだったわけではなく、サポート環境があまりにも軽視されていると思える実態があると感じながら、なぜ当事者の女性は声を上げないのか?不思議でした。

 巷間言われる男女同権、女性の地位向上も必要だとは思うのですが、その前に、社会を創る源である女性が子を産み育てる環境を整えることが、もっと必要じゃないのかなあ?
 合わせて、西洋にばかり傾倒するのではなく、もっと、日本列島に住む我々の固有性に着目した人を支える環境づくりを進めて欲しいなあと思っちゃいました。


絶品ゴボウ、できるかな?
 ちょっと早いよなあ、と思いながら、えい、試し掘り!
 とか言いながら、数日前から里芋の収穫をし始めました。
 まあ、取りあえずなんですが、、、

 その取りあえず、ゴボウの種を蒔く圃場をという思いがあってですが、種袋を見ると「春蒔きゴボウ」
 えっ!?知らんかった!秋撒きがある?
 それでもと、ゴボウの大家・桜江の半田さんに聞くと、そんなものはないけど、低温対策だと。
 てことで、霜の下りる前、ビニルトンネルを施す前提でゴボウの種蒔き。

 つい数日前に掘ったゴボウ、ごくわずかでしたが絶品!
 さあ、春収穫のごぼう、美味しくできてくださいね。

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「おっぱいからのメッセージ」~まきちゃん、ありがとう!

2017-09-11 21:16:09 | 持続可能な医療・福祉

 ワイワイサロンの講演会「おっぱいからのメッセージ」、まきちゃんが買って出てくれた会場を飾るタイトル幕の作成、今日の午後はその作業。

 今までは、中途半端サイズをPCで作るか、業者に頼むかでやってきましたが、何のことはない、書いてしまえばいいじゃん!
 まきちゃんは、「誰でも書けるのじゃない?」、いやその通りでございますが、不特定多数の皆さんの面前に、、、確かに、気にしなきゃなんてことないんですよね。

 てことで、まきちゃん、ありがとう!!でした。

 以下、この講演会のご案内です。


◇◆◇◆ワイワイサロン講演会「おっぱいからのメッセージ」◇◆◇◆

どうしてウチの子は上手におっぱい飲まないのかな。おいしくないのかな。
どうして、この子は落ち着きがないのかな。なんで、こんなに偏食なのかな。
どうしたらいい・・・?わたしが悪いのかな。
そう思っているお母さん。
一人で抱え込まないでください。

食べものでおっぱいの味が変わる!?
食事を見直すと、子どもの心と体の発達が変わる!?

お母さんが子育てをもっと楽しんでほしい、そのきっかけになりたいという思いで
おっぱい、子どもの発達、食育のエキスパートがお話しをします。

 日 時 2017年9月24日(日)13:30~16:00
 場 所 島根県職員会館 健康教育室
 内 容
  一、講演 「おっぱいからのメッセージ」
           Aya母乳育児相談室代表 助産師 坂本亜也子氏
  一、講演 「食で変わる心と身体」 
           子どもの心と健康を守る会代表 国光 美佳氏
  一、トークセッション
  (事前に質問シートをお配りし、二人の講師が皆様の質問にお答えしながら対談します)
    スピーカー  国光美佳氏×坂本亜也子氏
    コーディネーター 岩宮つかささん(モノと心の整理アドバイザー)
 定 員 60人
 参加費 1,000円
 託 児 
  1歳以上10人 一人500円 ご希望の方は事前にご連絡ください
  ※キッズコーナーと授乳者席を設ける予定です
 申込み・問合せ 
       080-5621-0959(西坂)/080-4110-4296(山崎)
 主 催 子どもの発達を考える会
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