見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

空が狭くなった!

2019-06-24 20:48:26 | 日記

 我が家周辺で、こんなに空を狭く感じたことはありませんでした(><

 夜の晩酌をしながら外を眺めると、何やら今日は夕日がいいんじゃないか?!と思える雲の様子。
 夕食も早々に、カメラを持って外に出たものの、、、
 9号線からの西の空ならと思って出たものの、日の入りは遥か右寄り、6月の日の入りってこんな角度?

 それでもと思って、天神川周辺を歩き回ってみたものの、目指す方角はビルビルビル、そんなに高層とかじゃないのですが、まんべんなく3階程度の建物+マンションがあるんですね。
 ただ、今日の夕焼けは思ったほどじゃなかったから、それほど落胆したわけじゃありませんが、僕の住む地域って、こんなに空が狭くなっていたんだ!と思うとことのほか寂しくて。
 それでも、雲の端っこがピンクに染まり、天神川の水面に映る姿もなかなかなもの。


 そんな天神川に出ると、全く動かない鴨、これって人形?って思ったけど、見ていたら動き出し、、、
 それも、人のいる方に寄ってくる鴨、こんなの見たことない!
 そして、見ていると水面に頭を出したカメがあっちにもこっちにも、そして、このカメと並走して泳ぎ始めたりして、鴨さん、あなた大丈夫?って感じ。


 今日午前中は、東出雲でジャガイモ、ラッキョウ、梅の収穫。
 ジャガイモ、総重量はと、、投入量の1.2倍ってところ!でしょうか、土との相性?それとも土づくり?
 去年は沢山生ってくれた梅ですが、今年は全部で10個ほど、去年の1/10以下。う~む。

 新庄のわずかな梅と一緒に梅ジャムづくり。
 種を取り出すのが一番の難事業かも。

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見よう見真似で松の芽摘み

2019-06-23 20:52:48 | カムの宿

 遂にやってしまいました(^^)v
 三脚ではてっ辺に届きませんでしたが、木登り&アクロバティックな姿勢でやるだけやってみました。
 初挑戦の松の芽摘み、てっ辺の方はある意味伸び放題、知らないのは強い!もので思い切ってバッサリ、相当涼しくなりましたが、まだ込み合っているようなので、よそ様のをじっくり観察して見なきゃ。


 右の写真は、てっ辺の方の使用前ですが、形はともかく、随分軽くなりました。
 植木屋さんを頼みたいところですが、手間賃を払うめどが立たないので自分で~。
 見様見真似、それとなく様になってきた?上の写真の手前の牧の木、枝と葉が密になって風通しが悪そうだったので、こっちも思い切り!3分刈り、いや2分刈り?

 午後からお天気にも恵まれたので、一輪車6~7台分の剪定屑を焼却処分。
 庭木の手入れ、やっと一歩踏み出した感じです。
 畑仕事などの合間を見ながら、気長に進めることにしています。

まばらな梅取り、楽じゃない(^^;;
 そんな今日は、剪定屑の焼却処分や畑の草刈りの合間、2本の梅の木の梅取り。
 見上げてごらん~枝の梅を~🎵と何ともまばらな梅の実取り作業、6mくらいはありそうな梅の木ですから、探すのも取るのも大変。
 首が痛くなり、今夜はこれも加わっての筋肉痛?

 でも、明日はこの梅で梅ジャムづくりです。
 美味しい梅ジャムで筋肉痛も吹っ飛ぶことでしょう。

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ジャガイモって、ラッキョウより小さい?

2019-06-22 14:15:37 | 自然農業

 ジャガイモよりラッキョウが、で、でかい!?
 しかも、ラッキョウはそれぞれ一株、全くの無肥料、無農薬、しかも、草取りしたのはこの春1回だけ。
 結果的に、完全にぐうたら農法に徹しただけなんですけどね。

 それにしても、普通はもっとできるはずのジャガイモですが、正真正銘あのサイズ。
 不思議なものですが、このジャガイモとラッキョウ、隣どおしの畝でどちらも放任農法。
 人間だって、人に好き嫌いがあるように、作物って、土に合う、合わないがあるようです。


 ってなことを思うと、百姓って本当に奥が深い。
 あっ、これは、東出雲の畑なんですが、同じ東出雲でも30mほどしか離れていない畑でも、全く違い、もう一カ所の畑の収穫は惨憺たるもの。

 ラッキョウは、1/5ほどの大きさだし、カボチャも育ってないし、ニンニクは、ラッキョウのような大きさです。
 でもね、紫エシャロットはとてもいい感じでした。
 写真のニンジンは、己生えのもの、お昼、早速サラダで頂きました。
 

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西洋絵画古典技法

2019-06-19 20:10:56 | 日記

 画は見るのは好きで、一段落したら画を描きたいと思っていたのにそれもままならない日々、へえ!油絵には古典技法なるものがあり、それで描いた画は劣化もしないし、当たり前の筈のひび割れもないと。
 この古典技法なるもの、14世紀ごろ?キャンバスに帆布を使いだし、下地は白と墨色で塗られ、水彩画のように薄く顔料(絵具)を塗り重ねて行く手法、最後にガラス状に固化するもので仕上げたのだとか。

油絵のひび割れや色の劣化って?
 モナリザもそうですが、古い名作ってひび割れが起こっていたり、色調が暗いものが多いのですが、それって、絵の具の酸化(劣化)が原因で、そうなってくるのだとか。
 15世紀後半に描かれたボッティチェリのビーナス誕生は、1987年に修復作業が行われた結果、随分明るくなっていてビックリしたともお聞きしました。
 不思議に思うのは、そういうひび割れや色の劣化を美術館の学芸員はどう評価しているのかですが、技法のことまでご存じの方はないのかな?と、ネットで技法の変遷をググっても、そこの言及はなし。

 ひび割れや絵の具の劣化をどう評価するか、蒐集家の方はどう見ているんでしょうね。
 もっと気になるのは、描いた画家の思いなんですが、自分が表現したと思ったものが、後世になって最初のイメージと違ってくるって?
 まあ、数百年の時を経て自分の作品に対面することは、まずないだろうから、まあいいか。

古典技法絵画研究所
 今日は、メルヘン好きや意識世界に遊ぶことが好きな皆さんと、「古典技法絵画研究所」の看板がかかる大東町のアトリエをお尋ねし、そんなお話を興味深く聞かせていただきました。
 また、その技法で描かれた作品の数々を見せていただきましたが、とても透明感があり、へえ、これって西洋絵画?とも思えるもので、今までの意識が大きく変わりました。


時代の転換点!?
 この研究所、昨夏亡くなられたご主人を師とし、奥様と夫唱婦随で続けていらっしゃったとのことですが、ご主人は関東出身、奥様が奥出雲町の出身だったことから、縁あって大東町にかれこれ20年。
 そんな方がいらっしゃったなどとは全く知りませんでしたが、ご主人の追い求めたものが、大きく脚光を浴びる時代が来るのかもしれません。

 今日のお話会、普通の感覚だと結構飛躍的で非現実的ともいえる話もあって、ほとんど聞き役でしたが、時代の転換点に来ているなあと改めて感じました。
 きっと、時代は個々の意識転換を強く求める時代に入ってきているんだろうなあとも、ひょっとしたら、西洋絵画の古典技法もそうした流れの一つなのかもしれませんね。

コメント (2)
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技の継承を考える~大分恐るべし

2019-06-18 21:27:40 | 持続可能社会

 9cmポットの土だけでトマトやナスがちゃんと収穫できる!!
 耳を疑う話ですが、もちろん化学肥料や農薬を使わずにできるようなんですね。
 右の写真は、その方がお土産に下さった、ガラスコップにその土を入れ、アブラナ科の種を蒔いて育ちつつあるベビーリーフですが、排水がなくても元気に育つって、、、


大分恐るべし
 今日は、お願いしたのですからこちらから出向くのが当たり前なのに、大分から超耳寄りなお話を携えてわざわざ来てくださったのですが、一番肝心な話もそこそこ、その周りの話で驚かされちゃいました。
 この土を作っている方は、大分の十時農園さんなのですが、たまたま数日前に読み始めた本の著者赤嶺勝人さんも、自然のサイクルにある土の役割を知り尽くす大分の土づくりの達人、土の達人二人、大分恐るべし。
 島根にもスゴイ篤農家が多々いらっしゃいますが、このお二人のような方には出会ったことがありません。

 十時農園さんのお話で特に感銘を受けたのは、意識共有できる方には銭金に関係なく、あらゆることを包み隠さず伝えている方だということ。
 ここって、ビリビリ感電するような感じ、琴線に触れましたね。
 一緒に話を聞かせていただいた方と、夏には訪ねよう!って。

ご縁花
 もう一方一緒に来られたのは、わざわざ大分から玉造病院にリハビリ入院している紙折りの達人でした。
 写真左の「ご縁花」、中には磨き抜かれた5円玉が入っているのですが、折るのに1時間かかるとのこと。
 この「ご縁花」は、基本的に無償、この花をご縁に、全国の工芸家とこの花を飾る台を様々な手法を組み合わせながら作っていらっしゃるとか、そのために、訪ねてくださったお2人は下道を走り、車中泊をしながら全国の工芸家、北は稚内から南は沖縄まで訪ね歩いている。

 ちなみに、折られた和紙は出雲民芸紙(人間国宝・故安部栄四郎氏)で、「ご縁花」のプロジェクトは、孫の信一郎さんとのコラボだとか。
 https://www.cmo-ai.com/2017/10/25/%E3%81%94%E7%B8%81%E8%8A%B1project/

 職人の技の継承が困難になるばかりの今、伝統の技を囲い込むだけでは継承できないとの危機感からなんですが、すごく変な人たちがいるものです。
 十時さんは書いた通り“意識を共有できる”がキーワードですが、そこと縁するこのお2人もやはり同じ空気感の中で活動していらっしゃいます。
 本当に貴重な伝統の技のようなものは、徒弟制度で伝えられていたように、形こそ違ってもある意味銭金ではない世界で伝えていくものなのかもしれませんね。 

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