写真、やめてくださいよ、と言いながらやけに嬉しそうな顔で写っていました。
この後だったかなあ、多分にお情けだろうと思いますが、これで!ということになり、鳩居堂の作品作りが一段落、やった~~!!
わざわざ東京まで出向いた甲斐があった?ということなんでしょうか。
今回の作品作りで一番学べたことは、我と向き合えたことで、自然体ってそう簡単じゃないってことでした。
準備を初めて最初に向かう時って、最初だからとほとんど気負いがありませんが、枚数を重ねていくとここがああだからこうしようとか、この初筆をもっと太くしたらとか、ついつい作為的になり、我欲が出てくるものです。
そうすると、どんどんダメになるんだよなあ。
これって、体が勝手に反応するごとく書いて書いて書き込んで行く以外にないんだろうなあ。
道のりは始まったばかり、まだまだ先は長い(^^;;
一緒に補習を受けた皆さん、何かしら、仲間意識のようなものが、、、
東京に行ったお陰で、電車の中、飛行機の中、ホテルの部屋と本を読む時間が取れました。
お陰で、赤嶺勝人さんの「ニンジンから宇宙へ」をほぼ読み終えることができました。
それにしても、この本は凄いなあ、食や農について僕が学んできたことがほぼ網羅されている上、更に広い、しかも、核心を突いおり、僕のバイブルとも言える一書になりそうです。
身土不二、そして一族の祖国 先日、母が作っているブルーベリーのことで思うことがありました。
「もう少し熟れてからの方がいいんじゃない?」というと、「もう熟れて落ちてる実があって汚いから」と、えっ!諸葛孔明は、兵士に故郷の土を持参させ、病になるとその土を嘗めさせたのだとか。
赤嶺さんの宇宙循環論から言えば、私たちは土からできている、いや、まさにその通りで、それが腑に落ちた生き方ができるようになると、病とはほぼ無縁になるんだろうし、アトピーともさらば。
仏法では、身土不二と説きますが、古人は「10里四方より遠くの食べ物を食べてはいけない」と伝えて来たそうで、朝起きて食べ物を取りに行き、夜までに帰って来れないところのものは食べるなと。
これって、本当にそうだなと、わざわざ地中から掘り出した資源を浪費し、地球の裏側からポストハーベストや防腐剤漬けの食べ物を運んで食べるって、可笑し過ぎるんじゃあないかなあ。
陰陽から言っても理に反しているし、しかも人体が摂取してこなかった化学物質漬けの食べ物ばかり、これじゃあ、病気になるのは当たり前だし、病気は医者が、薬が治すものと信じている。
そういえば、アナスタシアの提唱する一族の祖国って、身土不二そのもので、本当に理に適っています。
きっと、一族の祖国的な暮らし方、じわじわと広がって行くんだろうなあ。