小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原城址公園では危険樹木の除去と修景を目的とした樹木整理が行われており、先月は危険樹木の伐採が行われた。そして今月の20日から22日にかけて修景を目的とした樹木の伐採や枝下ろしが行われる。今回対象となる樹木は市のホームページの修景図面(pdf)に記載されている。それによると13本の樹木が伐採もしくは枝下ろしの対象になっている。位置図を頼りに対象樹木を見に行く。今回の樹木整理は大まかに2ヶ所で行われる予定になっている。そのうちの一ヶ所が銅門広場と郷土文化館前の遊歩道との間にある樹木。天然記念物のビャクシンとイヌマキの間にあるクスノキ4本とマツ1本が伐採されるほか、マツ1本が枝下ろしされる。伐採対象の樹木を順番に確認していく。位置図に掲載されているクスB6はビャクシンの横にあった。赤くマークした木。郷土文化館前の遊歩道を常盤木橋方面へ。図書館方面との分岐近くにあるクロマツB8も伐採対象。このクロマツは数年前に枝下ろしされたようで幹の上部分が切断されている。遊歩道を常盤木橋方面へ歩き、郷土文化館方面を振り返って撮影。ここの一画は3本のクスノキが伐採され1本のクロマツが枝下ろしされる。赤のマークが伐採されるクスノキで紫のマークがクロマツ。左側のクスノキB13はかなり大きい。伐採予定のクスノキB13の根本部分。幹周りは2m以上はあるのでは。続いての対象樹木は常盤木門に向かう石段脇の斜面にあるクロマツA241。傾斜のきつい場所で柵の外なので樹皮に取り付けられたタグを見に行けなかったが、位置図を見ると赤くマークしてあるマツが伐採対象樹木と思われる。今回の樹木整理のもう1ヶ所が本丸広場の小田原城前の一画。囲いの中のマツやソメイヨシノなど5本が枝下ろしされるほか、アカマツ1本が間伐される予定となっている。市のホームページには今回の樹木整理により城址公園が「魅力的な空間に」や「和の風情」と記載されている。果たしてそうなるのか否か。伐採後の景色はどうなっているだろう。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )