向日葵が咲くと、いかにもいかにも夏の庭らしくなる。
これは力強いロシア向日葵でない。
ややほっそりしていて、慎ましげだ。
花の色も薄い。
肥料が足りなかったのかな!
向日葵が咲くと、いかにもいかにも夏の庭らしくなる。
これは力強いロシア向日葵でない。
ややほっそりしていて、慎ましげだ。
花の色も薄い。
肥料が足りなかったのかな!
大きな顔がフクロウをしている。
葵?
何アオイ?
ほ、ほほ、ほうと鳴き出して来そうな。
我が家の庭に見つけた。
自問す、「なぜこうも落選の山なのか?」
自答す、「下手だから、さ」
*
これで、ぐうの音も出ない。正解だから。
*
地方新聞の読者文芸欄に,僕はずっと投稿を続けて来た。
川柳部門、俳句部門、短歌部門、それに詩部門の4部門に。
*
詩部門は月に一度発表があるが、あとの3部門は各週ごとに発表される。
その日を待つ。もしかしてもしかして、と思って待つ。
*
やっぱり下手は下手のままである。艱難辛苦する。
忍耐の稽古になる。長い長い忍耐の稽古になる。稽古量ばかりが増える。
*
毎週入選される顔ぶれがある。その反対に、毎週決まって落選する者=㒒がいる。それも全部門で。
僕は毎週毎週、毎月毎月、否定される。これでもかこれでもかというくらいに、否定のダメ押しをされる。意気消沈する。
*
それでも起き上がって投稿する。次の週の作品を書き上げる。七転び八起きを期待するが、この諺は僕には当て嵌まらない。
七転び八転びになる。才能のなさを嫌と言うほど実感させられる。
*
でも、書く。やっぱり書く。書いて投稿する。
期待をするからいけないんだ、を何度も僕に言い聞かせる。
創作そのものを楽しめばいいんだ、そういって言い聞かせて、やっと目を輝かせる。
掛かり付けのクリニックに来ています。
毎月の薬をもらいに。
血液検査と尿検査もしました。
患者さんが多いので待ち時間が長くなります。
窓の外はセミの声がしています。
やかましく鳴いています。