2004年12月、新居での生活が始まるとともに夕食後1時間の「KOREAタイム(韓国の時間)」が必ず付いていた。
毎日1話ずつなので、1年間で365時間以上も見たことになっている。あれ、そんなにドラマ三昧だったけ?と自分も首を傾げている。
2ケ月見続けた「チャングム」が終わり、しばらく空白が続いていたが、テレビのブラウン管を通して韓国人に会わないと1日が終わらないという習慣が抜けなくなってしまった。10年前の作品、「パパ」で代用していたが、チャングムで見たヨンエさんの姿と性格があまりにも違うと愚痴るようになった。それで4,5話でリタイヤ。
9年前の作品、「ドクターズ(1997年)」もヨンエさんが主役になっているという理由で即刻購入。
母は「口紅が真っ黒に近くて、ちょっと違和感がするけど、「パパ」に比べると知的で医者らしい顔立ち」とすっかりお気に入り。
10年前の韓国では、口紅を真っ赤に塗ることはお洒落だったかも。
ところが、この作品もチャングムのときと同じく、医療ミスをヨンエさんに濡れ衣を着させる事件が発生!!
白衣姿のヨンエさんを見ていると、友人の看護師、ダインにうりふたつなので、ハラハラしてしまいます。(笑)
主役は「ブラザーフッド」の兄役を演じたチャンドンゴン。弟想いの彼は弟の代わりに朝鮮戦争に参加。韓国の政策に裏切られたのが原因で北朝鮮に寝返り、北朝鮮兵になってしまう。ところが弟は韓国兵。弟が戦死したと思い込んでいたが、南北を撃ち合う現場で感動の再会を果たすといった映画のストーリー。
この「ドクターズ」も兄弟揃っての医者、弟役を演じている。兄は患者に対する思いやりが強く、誠実だが、弟は死期が近ければこれ以上治療を施す必要はないとかちょっと荒っぽい性格。
若き姿のチャングムに出ていたドックおじさんやチェ尚宮の陰謀に従い悪業を繰り返していた内医院の悪役医者、???(チョン・インテク)も出てくるので、楽しさ倍増!!