お二人の祝福を願って、一斉にバルーン(風船)を大空に飛ばし。
このバルーンは自然に還る素材が使われているので、海に落としても溶けるらしい。
今度は二次会。
チャンナラちゃんが私を見るなり「おめでとう!!」と言うのではありませんか。
何が「おめでとう」なんだ?と思いきや、「あんた、ウニを食べたね」
「1番最初に出された、料理?」
「伊勢海老にオレンジ色のソースかかっているのに気付かなかったの!?」
「げげげーっ!!でも、おいしかったね」
「ウニを食べられるということは、今後も食べられるはずだろう」
「今日みたいにウニが入っていることは知らなかったからね。ウニがはっきり見える料理はお断り!」
「でも、メニューをよく見て!オマール海老と帆立貝ヴァプール雲丹のクリームソース、シブレット風味って書いてある」
「やたらに長いフランス語のメニュー、その下の日本語訳が付いても最後まで読まなかった」
友人の持っているデジカメで画像を確かめると、確かにソースがオレンジ色になっている!!
本当にビックリした~。
昨夜のプログラムの折りたたみ作業でヨングク君に「メニューを見るのは明日のお楽しみ」と注意されたのは、ウニが入っていることを知らせないようにするためだったらしい。
(この写真はレストランのパンフレットをスキャンしたものだけど、実際は殻のついている、大きな海老でした)
苦手な食べ物はただひとつ、ウニだけ。
私が2、3歳のとき山口県の日本海側で父が採ってきたウニの割るシーンを見てしまったのが原因で食べられなくなった。
2、3歳の目から見たウニはソフトボールのような大きさに長い針の塊。
ウニ割り専用のハサミでプスっと突き刺さり、真っ二つに割り、中身からオレンジ色やらいろんな器官がドロドロ・・・と出てきた。
中身を取り出したはずの殻が苦しそうに無数の針を動かし、それでも生きている。
次々と殻が捨てられても、まだ生きている。
これは化け物に違いない、人間の食べるものではない!とトラウマになってしまった・・・。
ウニ割りを見てしまう前に食べてしまえば、好物になっていたかも。
まさか、横浜でウニが食べられるのは思わなかった。
全く苦手な人でも「うまい」と言わせるほど料理長の腕前はすごい。