ANAマイレージクラブが家族3人分の旅行ができるマイル数に達している。
稚内から那覇まで全国どこでも自由に選択することができるが、最も遠い日本の最果て地、沖縄を選んだほうがお得感倍増。
当初、9月17日からの4日間と思いきや、一瞬の秒殺予約で予約が取れず。
1週間後の25日から4日間はどうかと予約を入れてみると、すんなりと取れた。
17日は台風13号が沖縄接近中だったので、この時期を選んでよかった。
沖縄のデフ・ファミリーのちゅらさん(「うちなんちゅ」らしいネームですね。沖縄言葉で沖縄を「うちなー」と言い、「ちゅ」は人。たとえば、「海人」を「うみんちゅ」と言い、海を愛する人または漁師さんという意味になるらしい)の地元しか知らないアメリカンスーパーやアメリカからの輸入品を売られている穴場の場所へのガイドも付くので、ハン尚宮の衝動買いでお土産を山ほど積んで持ち帰るのに違いないと思い、羽田空港の駐車場に停め、チェックイン。
1人旅なら、いつも行き当たりバッタリだけど、今回は両親も一緒なので、丹念に計画書作成。
1日目は北部、2日目はちゅらさんガイドの中部、3日目は南部の戦跡ツアー。
最後の日は国際通りでうちなんちゅの一般庶民商売の垣間見をするとよいのかな?とちゅらさんにアドバイスをもらえた。
座席の予約もANAのホームページで好きな場所をクリックして選ぶことができる。
行きは3人とも窓側、帰りは3人とも一列というふうに予約。
両親は高齢者なので、朝早くバタバタしながら出発するよりも、ゆったりした時間の11時55分離陸の便にした。しかし、北部の沖縄海洋博をゆっくり見るにはその前の便のほうが良さそうだと思ったが、予約の変更は1週間前までなら可能だった。 前回の沖縄旅行で雲1つもない青空だったので、眼下に太平洋の海を眺められたが、今日のはご覧のとおり。
海が大好きなドックおじさん(父)が喜ぶのだろうかと思ったが、「や、や、やい!(韓国語の感嘆詞。日本語の「おいっ!」に相当)こんな席を選んだのはおまえなのか!?3人とも一直線の列にすればよかったじゃないの!?こんな景色がいつまでも続くようなら面白くない!わしはトイレに近いんだぞ、こんな席だと出られないじゃないか」とぶつぶつと文句。
沖縄はソウルに行くよりも遠いだが、沖縄は国内線なので、軽食が出ないかわりにドリンクは何杯もおかわりができる。
「コーヒーいる?」とドックおじさんに聞くと、「あいよ、いります」。
スッチーに「コーヒー2つね」と身振りで注文。ANAのスッチーは手話ができなくても身振りで客の言いたいことをすべて把握してくれる。
しばらくすると、コーヒーが運ばれてきた。
ドックおじさん「それ、私に?いらないっすよ!いらない!!」と大げさな身振り。
「いいから素直にもらっておいて!」
「いらないっす!いらない!」
「それは私が注文したものだよ、恥をかかせやがって」
「何杯も飲んだら、トイレに行きたくても出られないんでしょ」
「となりの人にすみませんと言えば、大丈夫なんだよ」
えっ!?もう沖縄本島!?
このあたりは最北端の辺戸岬かな?あの街並みは名護市??と思ったが、地形が沖縄本島とは違うような?と座席備え付けの雑誌で地図を確認すると、奄美大島でした・・・。(笑)