自分から探しに行かなくても、返却された本の中で目を見はるようなものもありました。
2冊一緒になって返ってきたので、ラッキーです。
さっそく自分で借りてみました。
昭和の面影が全く消えてしまった東京ですが、これを読めばまるで自分もあの時代にタイムスリップしたかような気分になってくれます。
地図で暮らしを読む 東京の昭和
青春出版社
ISBN 978-4-413-00907-2
¥1080
「暮らし」といっても、聴者を中心に書かれていますが、ろう者たちの暮らしはどうしていたのか知りたくなってしまいました。
当時のテレビといえば、テロップや音声会話をすべて字幕で表示されるわけではなく、顔の表情や動作だけで何と言っているか想像するしかなかったと思います。
遠方にいる人と連絡をする手段は黒電話しかなく、ろう者は手紙やハガキでのやりとりに数日間も返事を待っていたかも知れません。
私みたいな田舎に住んでいる人だと欲しい商品を買いにわざわざ近くの街まで出かけなければならなかったのですが、今はMobile Edy(携帯電話に付いているEdy)でチャリーン!と決済すればANAのマイルも貯まれるし、翌日には商品お届け。
そのおかげもあってか、宅配業者とは顔見知りになってしまったみたい。
何でもかんでも宅配で届けさせてもらうのではなく、店舗まで足を運んでおいたほうがよさそうだな・・・(笑)
わざわざ電話を使わなくても手話でお互いに通話ができるテレビ電話も可能になったり、本当に便利な時代に変わってきました。 ALWAYS STYLEという雑誌に特急こだま号(東海道新幹線ができる前の東京~神戸間の花形特急)、ダグラスDC-6(映画に出ていた旅客機)、ダイハツミゼット(オート三輪)のネタ明かしが細かく書かれています。
今の時代にあの古めかしい旅客機が大空を飛ぶなんてありえない話。
あれはやはり3Dコンピュータグラフィックスで模型を1/1のスケールに合成したものでした。
映画館ではまるで本物のような迫力さもあります。
乗り物マニアにはたまらない映画ですよ~(笑)