毎年5月1日から9月30日まで、鴨川沿いの飲食店が納涼川床としてのスペースを提供しています。
川床でのランチ(昼食)は5月と9月のみになります。
ネットでリサーチしたところ、夜は京の食材をふんだんに使われた、中華料理の「北京料理・東華菜館」をセレクト。
「いらっしゃいませ~!!お席は川床と部屋、どちらになさいますか?」
9月10日の京都は蒸し暑い夜でした。
私はできるだけ京の風情を味わいたく、川床にしたがったのですが、ハン尚宮(母)がエアコンの効いている部屋の中をリクエスト。 国内で現存する、最古のエレベーター。
1924(大正13)年製造のアメリカ製。
今年は2010年なので、計算してみるとなんと86年前。
エレベーターを操作する専任スタッフが行先のボタンを押したり、手動で扉を開けたり・・・。
針で階数を知らせる、アナログ的な計器も・・・。
スーッと穏やかな止め方ではなく、弾性のようなが多少感じられます。 中国っぽい雰囲気が漂う室内。
メニューを取ってみると、中国語!!
中国語を日本語に翻訳されたものも併記されていますが、とても長くてどんな料理なのかわからない。日本語で書かれてもわからないなんて、そんなのあり!?
店員さんを呼び、「中国語で書かれていても、さっぱりわかりません。予算の範囲内でおすすめのメニューをセレクトしてくれませんか?」とお願いすると、「はい、かしこまりました。私のおすすめは・・・これと、これ、これ、これ・・・」とメニューに指差す。
「うまく、予算内におさまりましたね。では、料理が運ばれるまでお待ちください」
次々と一品ずつお料理が運ばれてきました。
暖かいうちに召し上がっていただくのがお店の方針なのか、一品の食べ終えた頃を見計らい、運ばれてきました。
全部で6品。いろいろな料理を味わっているうちに満腹になってしまいました。
写真には写っていませんが、チャーハンもすごく美味しかった。
チャーハンは2人前がおすすめですと言われたのに、お皿は1つしかありません。
いくら待っても、運ばれてきませんでした。
「あ、あの~、チャーハンを待っていますけど・・・」
店員さん「チャーハンをご注文ですか?」
「チャーハンは2人分だったと思いますけど、お皿が1つしか運ばれてきませんでしたが」
店員さん「あっ、1つのお皿で2人前になっています」
1つのお皿にしては多いな~と思いながらあっという間に平らげ、それでも足りないとあと1皿を待っていた私が恥ずかしい。
店員さんも(1つの皿に2人分盛り込んだのに、大食いやな)と思われたかも。
すごく美味しかったので、また1皿来るかもと期待してしまうのも仕方がありません・・・。
とても美味しかったです。ごちそうさま!!
ここは東華菜館の川床です。
夏の間は川の涼みを求めながらの食事は格別になるでしょう。 帰りはタクシーではなく、ホテルまで2キロを徒歩。
2キロは30分くらいあれば、辿り着ける。
ハン尚宮(母)はふだんVIP待遇のクルマなので、すぐタクシーに頼ってしまいますが、今回は健康のためウォーキング。
四条駅までショッピングアーケードなので、いろんなお店を眺めながら歩くと楽しかったです。