「北の無人駅から」は、北海道の紀行文に属する291.1の誤りではないかと書いてしまいました。
よく調べてみると、302は「政治・社会・経済・文化事情」に属し、11は北海道を意味します。
私の勘違いしていた、北朝鮮の社会は「302.21」でした。
302.11 北海道の社会、経済、文化事情
302.21 朝鮮半島の社会、経済、文化事情
「北の無人駅から」のタイトルからにすると、頭では「北朝鮮」になってしまいました。
図書館流通センターの作成した書誌データは正しいということになります。
昨日の記事に誤りがありました。お詫びします。
この本をパラパラとめぐってみると、紀行文というよりも、何もない辺鄙なところにどのようないきさつで駅を設置したか、地元の住民に取材したり、資料館、郷土博物館などでいろいろ調査しているので、分類は302.11になります。
全ページで800ページもあり、読者に大変興味を引くような文章で書きつづられているので、ネット通販で購入してしまいました。
本書で紹介されている、奥白滝駅は今から11年前の2001年6月30日廃止。
去年、神津島へ一緒に出かけた友人からオリジナルの「奥白滝・中越・天幕駅廃止記念」ハガキが届いているのに思い出したので、スキャンしてみます。 廃止の前に奥白滝駅に訪ねたことや、秘境駅が一気に3駅も減ってしまい、残念なことだと書かれています。
3駅の写真に所在地と、開業日、駅名の解説が載っていて、今となっては貴重な台紙。
奥白滝駅は、旭川方面、遠軽方面ともに1日1本。始発兼終電のようなものです。