
上尾幌駅は、本家(尾幌)のダルマ駅舎(貨物の車掌車を改造したもの)よりも立派じゃないですか!?
「上(かみ)」の付く駅名で忘れてはならないのは、1日1本しか停まらない白滝シリーズのうちの「上白滝」駅。本家の「白滝」のみ残し・・・・

「上(かみ)」「下(しも)」「奥(おく)」「旧(きゅう)」は、利用者減少に伴い、駅舎を維持するだけでも赤字になる理由により、北海道新幹線が開業した日(2016.3.26)に全滅。1932(昭和7年)に開業した時の原型を留めていた駅なのに、もったいない。
オボロ、カミオボロとともに永遠に存続できますように・・・。

次は、大分の別府(べっぷ)を連想してしまいそうな、別保(べっぽ)。ぱぴぷぺぽ。山の谷間にあるような駅に1名の乗客。このように花咲線を使っていただくことにより、廃線に追いやられることはないでしょう。

キハ54は民営化になる前に国民の税金でディーゼルカーを量産したものですが、基本的にマニュアル。今の最新鋭ディーゼルカーはオートマ。もっとも難しいマニュアルは、蒸気機関車のデコイチ。鐡道時計を見ながら動力は蒸気の力。スピードのコントロールも機関士の技量に任せられ、時刻表通りに次の駅に停車しなければならない。今のオートマに比べると相当な技だと言える。

「ぽ」を「ぷ」に書き換えていれば、大分県のべっぷ!

別保を出て、次は・・・「むさ」。まるで「むさ苦しい」の「むさ」かと思ったら、漢字は「武佐」になります。

武佐のとなりは「ひがしくしろ」。根室からずーっと続いていたキハ54 518の旅はまもなく終焉・・・。

釧路都市圏なので、利用客はかなりいました。

東釧路駅もかなりたくさん降りて行かれました。ここは釧網線への分岐駅になります。地図では、網走まで目の先だと錯覚してしまいそうですが・・・東釧路から網走までなんと166.2キロもあるんですよ!北海道の地図を見ただけで、札幌と旭川は目の先、札幌から函館までって大した距離ではないだろうと錯覚してしまうのは何故でしょうかねぇ??次の記事は、終点、釧路。