東京アイランド

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サンヨーブランド寿命尽きる

2018-06-17 21:03:11 | 日記・エッセイ・コラム
 スマホや携帯のなかった時代、ろう者の連絡手段にどうしても必須だったファックス。紙に伝えたいメッセージを書いて、先方もファックスを持っていれば、送れる。相手の都合により、返事は必ず来る保障はなかった。ファックスがない時代は、手紙やハガキ。ハガキで来たから返事もハガキ。意思疎通ができるのに1週間くらいかかる。昭和30年代の青ヶ島だと、月4回くらい来る船便しかないので、今来たばかりの手紙を読んで、その場で返事を書かないと次に来るのは3、4ヶ月後。気の遠くなりそうな時代もありました。あのころに比べると今はとっても便利になりました。今の時代・・・スマホやパソコンに移行。特にLINEはリアルタイムで双方のやりとりができる。聴者も電話をしたいときに、家族の誰かが出るかも知れない。電話をしたくてもできなかったとか、今電話をしたら、相手は忙しくて迷惑がかかるかも?とか、そういった時代もあったかも知れません。LINEも電話やお互い顔を見ながらテレビ電話ができるけど、ほとんどは相手の都合のことも考えて文字でやりとり。「既読」だったら、相手は内容を読んでいるということもわかります。LINEと携帯電話およびパソコンのEメールといったような使い分けをしており、ファックスの出番は滅多になくなりました。

 2003(平成15)年製のファクシミリ。

 熱転写タイプのもので、受信されたものはきれいにプリントはしてくれるが・・・・
 問題なのは、この部分。ほとんどはパソコンから送信するが、注文用紙を送りたいのにフリーダイヤルだと送れないので、この機器から送信。「真っ黒でなにも写っていませんが・・・」と相手から返事があり、読み取りの部分が汚れているかもと清掃してもダメだった。この現象があるのは以前から知っていたが、辛うじて何とか読める状態なので、ほったらかし。そして、今回はもう本当に寿命が尽きてしまいました。
 機器を買い替えるよりも、パソコンやスマホで受信できて、内容を画面で確認できるペーパーレスが1番便利ですが、両親はそれを使いこなせるのは難しい。

 昨夜、ネットでポチッ!としたら、あっという間に到着!!自分で店へ行って、商品を探す手間も省ける。
 前の古いファックスよりもコンパクトになっていてよろしい!と思ったら、受信用紙は・・・!?説明書を見たら、画面でファックスの受信があることを確認できれば、カバーを開けて、用紙をセットして「印刷」ボタンを押す。自動受信を希望される場合は、別売りの記録紙カバーを取り付け、常時、記録紙をセットしてください。
 
 滅多にファックスが来ないときはカバーを閉じて、電話専用。ファックスが来たときだけ手動で印刷 → 聴者仕様
 電話の着信ベル回数を減らし、自動でファックスに切り替え受信できるようにする → ろう者仕様。

 自動受信モードで使う人がめっきり減ってしまい、記録紙カバーを附属されても、かえって邪魔だと思う人が増え、欲しいときはオプションで販売ということになっただろう。仕方がなく、オプションだけとポチッとしたら、送料無料で明日お届け。ヨドバシカメラさんは日本郵便さんとの契約を結んでおり、夕方ポチっとしても当日の深夜のうちに発送完了。ビックカメラさんは佐川急便さん、アマゾンはクロネコヤマトさん。

 我が家から「サンヨー」ブランドが1つ減りました・・・・。そもそも、松下電器(ナショナル)の創業者、松下幸之助氏の義弟が同社の専務取締役だったのに、退社し、「三洋電機」創業。ナショナルとサンヨーはライバル同士でありましたが・・・現在はパナソニックに合併しています。三洋製品が壊れたときの修理依頼先はパナソニックになっていますが、15年前の製品を直してもらうよりも新しいものに買い替えたほうがてっとり早い。
 ありがとう、長い間、紙電話としての活躍、お疲れ様でした!!とお別れする前に記念撮影。
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本日は臨時就航です

2018-06-17 09:46:30 | 2014~2022青ヶ島
 6月17日 日曜日。16日の土曜日は沖合で停泊した船が無事に入港できました。(ひんぎゃのお山さんのブログで確認)
 台風6号が温帯低気圧に変わる月曜日あたりから再び荒れそうなので、凪いでいる日曜日のうちに臨時就航は出るかも知れないと以前予想していたとおり、本日は臨時就航が出ました。東京からのお乗り継ぎができるように9時30分発です。青ヶ島に上陸できたとしても、まだまだ濃霧の世界かも知れません。
 内地では、東日本低温、西日本高温。仕舞い込んだ冬服をもう1度取り出して着用中。山口や北九州の最高気温は30度を超え、本格的な夏なんだけど、こっちはまだまだ寒い。
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大塚国際美術館

2018-06-17 01:07:23 | 2017_夏四国一周

 今回泊まった宿から徒歩5分くらいで大塚国際美術館に到着します。この風景、懐かしい。山口県の何もない田舎で過ごした頃の海に似ている。

 大塚国際美術館は友人のお勧めスポットであり、鳴門大橋のたもとにあります。大塚国際美術館といわれても、ピンと来なかったのですが・・・世界の名作1000点を原寸大かつ寸分違わぬ姿で陶板に再現。つまり、この美術館に展示されているものは、原画ではありません。陶板なので、油絵も盛り付けなども忠実に再現されたものでレプリカ。

 大塚と冠している美術館なので、大塚さんがオーナー?かと思っていましたが、日本全国どこに行ってもよく見かけるスポーツドリンクのポカリスエット、スタミナアップのためのオロナミンCのメーカーは大塚製薬株式会社。鳴門市が発祥地だそうです。道理でポカリスエット、オロナミンC、カロリーメイトの看板が鳴門市内あちこち見かけます。大塚製薬株式会社の創業75周年事業として1998(平成10年)に開設されたもので、日本最大級の美術館。じっくりと見回るのに、1日かかりそうです。
 レプリカなので、館内での撮影はOK!となっていました。世界の名作1000点余りの原画を見に行くのに、世界各地へ行かなければならないのに、ここに行けば、忠実に再現された陶板作品が見られます。
 1000点余りを紹介するのは無理ですが・・・美術に興味のない方でも名前は知っているよ!という作品を選んでアップします。

 まずは・・・これ。もう有名ですよね。モナリザ。何もない山口県の田舎で暮らしていたとき、店舗にモナリザのレプリカを展示。子供のころ、モナリザの絵をじっと見つめると、絵であるはずなのに、「目がまばたきしている!!」「時々、ペロも出している!!この絵、お化けなんだよ!!」と子供心ながら恐怖心を抱いたことも・・・。
 絵をじっと見つめると、動いているように見える現象は、目の錯覚。

 これも聞いたことがあります。落ち穂拾いといって、フランスの画家、ミレー氏の作品。

 これも、もう有名です。ゴッホの「ひまわり」。子供のころ、学習ノートの表紙に載っていた・・・ん?違うかな?色鉛筆の蓋にこういう絵があったのは覚えている。

 これも、とても有名。ムックの叫び。

 オーマイガー的な表情ですが・・・これまでいくつか「オーマイガー」的な経験は星ほどたくさんある。例えば、今の上司。一緒になってもう1年過ぎ。起案を出したら、文書のすみすみまで細かくチェックするような性格。例えば、東京都千代田区の「町村会館」。これは半蔵門線の永田町。もう1つの「町村議員会館」も半蔵門。永田町から半蔵門までわずか1キロ違わず、名前が酷似しており、非常に紛らわしい。間違えたほうを選択し、作成し、「はい、お願いします」。目を光らせた上司。
 「「町村会館」と「町村議員会館」どちらも実在する建物ですが、気づきませんでしたか?」

 オーマーガー。

 これもとっても有名です。レオナルド氏の、最後の晩餐。全世界の罪を自分に背負うため、十字架に掛けられる前に十二使徒と共に摂った夕食。パンはご自身の肉体、ぶどう酒はご自身の血を意味しています。ご自身を犠牲し、全知全能の神に全世界の人々を赦しますようにと。架空の人物ではなく、2018年前に実在した人物です。イエスの誕生を境にA.D(紀元)1年。B.Cは紀元前。
 6月9日、東海道新幹線で起きた、ナタを振り回す殺傷事件。犯人を止めに入らなかったら、被害者がもっと増えていたかも知れない。犯人に立ち向かって、被害拡大を食い止めたという話を聞いた途端、三浦綾子さんの「塩狩峠」を連想。厳冬の宗谷本線。1909(明治42)年2月28日、鉄道事故が起きた。現在のJR北海道キハ261系やキハ54は100年前に比べるとかなり向上し、塩狩峠の急こう配でもぐんと加速し、駆け上がれるですが・・・当時は客車を何両も連なった蒸気機関車。連結器が外れて最後尾の客車が峠を下り始めてしまいました。カーブの多い区間でもあり、曲がり切れず大惨事になることはわかっていました。その鉄道員が自ら外に飛び出し、客車を止めたため多くの命が救われました。轢死です。その鉄道員は自分のことよりも他人のため、とキリストの教えにあるとおりクリスチャンでした。
 ナタを振り回す男を食い止めた梅田さんは鎌倉にあるキリスト教系の名門中高一貫校「栄光学園」出身。学校で合言葉のように使っていた『men for others(他者のために)』というキリスト教の教えが身に付き、とっさの行動に出たと思います。私がもし、その場に居合わせても、「殺人鬼が刃物を振り回している!!」と周囲の騒ぎを目の当たりにすると自己を守るためにとっさに逃げていたかも・・・。信仰心深くはありませんし・・・。
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