1月16日日曜日。今日は日曜日ですけど、ずっと欠航続きのため臨時就航します。ただし、条件が付きます。無事に入港できますように。オーストラリアの東側にある南太平洋諸島のトンガ王国で発生した火山噴火の影響で日本の太平洋沿岸に津波注意報や津波警報(岩手県)が出ています。昨夜から発令中ですが、未だに解除されていません。
幡生を出ると、次は綾羅木(あやらぎ)駅。母校の山口県立聾学校下関分校の最寄り駅ですが、2010(平成22)年に児童生徒の数がかなり減少し、休校の状態が続きましたが、2019(平成31)年3月、ついに廃校。山口県が校舎をすべて取り壊し、更地にして売却してしまいました。なーにもない小さな漁村の長門二見駅から綾羅木駅まで毎日のように汽車通学していた頃が懐かしい。自分の趣味の原点だったかも知れません。
しばらく見ないうちに駅前の様子が変わり、都会になりました。
通過するタイミングで改札付近を撮るつもりが失敗。
あわててシャッターを押したら、撮れました。子どもの頃からずーっと変わっていません。ただ、変わったのはキヨスクが撤去されたこと、無人駅化。
駅前の歯科医院。これも子どもの頃、虫歯にかかったときの治療に通院。この奥に綾羅木郵便局、文房具を兼ねた本屋さん。ジローさんも千葉に転居する前にこの歯科医で入れ歯を作ってもらい、ずーっとメンテナンス無し。固くもないのにあれこれ固いと訴えるようになり、私がいつもお世話になっている歯科医へ。今週は新しい入れ歯が届き、調整する予定だったけれど、急遽入院しているため、ドコモの見える電話で予約の変更。完全予約制で待ち時間無しの歯科医なので、行けないとわかった時点ですぐ連絡して予約のし直し。ジローさんってば・・・入れ歯に違和感があるので、新しく作り直したいと早く言ってくれればよかったのに。面倒臭いからと隠すと自分の健康を損なうようなものなんですよ・・・。
次は新しくできた「梶栗郷台地」駅。「かじくりごうだいち」という読みが長い駅。戦前、この地にあった「梶栗駅」が廃止されてから半世紀経て、この周辺に複合施設や新しい住宅地が開発されたため、復活しました。
周辺は都会なので、駅員さんがいてもおかしくはないんですけど、ここでも無人駅。この先もずーっと無人駅が続きます。
安岡駅。ここでもかつては有人駅なのに、今は無人。
下関駅から続いていた市街地はここまで。安岡を過ぎると郊外になります。
毎年の年賀状に載せる、きっぷなんだけど、まさか・・・2年連続でこのように発券するとは思いもしなかった。「中国ウイルスにたくさん(沢山)打ち勝ち、しっかり防ごう」という意味を込めて。来年の令和5(2023)年も中国ウイルス関連のきっぷはもう勘弁。今年で、もう完璧に収束してもらわないと。
中国勝山駅は、あのCHINAのことではなく、日本の中国地方を指しているんですけど、「チューゴク」と聞いただけで、あの中国ウイルスの震源地だと連想付けるように。
鳥取県との県境付近寄りの岡山県真庭市内の姫新線にあります。防府は山口県の山陽本線。
昨年のきっぷは、「君津から後免ゆき」。「君」の漢字をよく見ると、ちょうど「コロナ」の文字が重なり合うと「君」になる。後免は四国の土讃線にあり、読みは「ごめん」なので、「コロナはもうごめんです」という意味のきっぷ。
2年前の2020年はその前年の年末、中国の武漢で原因不明の肺炎が流行っていた頃。日本にまだ入っていなくて令和の改元で祝賀ムード。ねずみ年は「子年」とも書けるので、音威子府駅を採択。他に羽越本線で新潟券から山形県に入って最初の「鼠ヶ関駅」もありますが、霞ヶ関の字に見間違えそう。都府楼南駅は万葉集で詠まれた「令和」ゆかりの地、福岡県太宰府市にあります。都府楼南駅の駅名票は「梅」。