1月22日土曜日。本日の船は表玄関の底土港が時化てるため、「たちばな丸」「あおがしま丸」ともに反対側の八重根漁港から発着します。あおがしま丸は条件付きで出航します。6日ぶりに船が来ます。今回もおそらく、どっさりのお荷物になりそうです。
旧市内最後の吉見駅通過。平成の大合併で旧豊浦郡と合併する前までは吉見駅が下関市最北端の駅なので、旧市内最後と表現。今は長門粟野駅までずーっと下関市内です。
平成の初め頃まではJR西日本の正社員が配置されている直営駅だったのに、今は自動券売機のみの無人駅化。キヨスクもあったのに、今は何もないです。
本州最西端の岬に近い梅ヶ峠駅も通過。
黒井村駅も通過。ずーっと長州鉄道が開業した頃はは豊浦郡黒井村といった、地域ごとに「村」があった名残で駅名も「黒井村」。
「快速」らしく、次々と駅を通過していますが、私が何もない長門二見に住んでいたころは「普通」だけではなく、「急行」「特急」もありました。珍しく「急行ながと」の停車駅なので、下関からの帰りにわざわざ「急行」に乗り、優越感にひたっていました。当時の急行料金は50キロまで520円(消費税3%時代)。各駅停車の「普通」は60分、「急行」は50分。本当に山陰本線はまどろっこしい汽車ばっかりなので、通り過ぎる駅をながめながらスカッとする気分を味わいたくてオレンジカードから520円の投資はもったいないわ。
下関の奥座敷、温泉街に近い「川棚温泉」駅停車。
駅舎はもうすっかり新しくなっていますが、昔は木造の駅舎でした。自動券売機は設置されていなくて、窓口に「オレンジカードの精算器」設置。そのときに分割乗車の法則を発見。当時、長門二見から下関まで620円。川棚温泉まで220円、川棚温泉から下関まで380円。分割すると20円お得になる。オレンジカードを集めていた頃なので、下関に行くのに220円は現金、残りの380円はオレンジカードといったように、せこい乗り方ばっかり。POS端末設置駅だったのに、2011(平成23)年から自動券売機のみの無人駅になりました。
国鉄時代は上下線交換ができるように向こう側にもホームがありましたが、現在は片方のみ。川棚温泉の次は、小串(こぐし)に停まります。