7月5日火曜日。今日のくろしお丸(八丈島~青ヶ島)は台風4号から土用波が出て欠航になりそうだと予想はしたんですけれども、なんと条件付き出航が決定されました。土用波とは、台風が遠い場所にあるのに、そこからうねりが出て桟橋に押し寄せる波が高くなる現象のことです。明日は温帯低気圧に変わり、関東方面なので、欠航になる確率が高そうです。
岡山県新見市街地を走行中。
しばらくしたら、街外れの風景になり・・・
石蟹(いしが)駅通過、井倉(いくら)駅通過。
石蟹駅の「カニ」、井倉駅の「いくら」。まるで魚介類の駅名。
再び山間の風景を眺めながら・・・・
時刻表では通過扱いだけど、上下交換のため、運転停車。連結部がすごいことになっています。普通はユニットごとに連結するはずだけど、運転席がついていない片面と、運転席連結。
ここの駅名は方谷(ほうこく)駅でした。東京都区内のみどりの窓口で「ほうこくまでのきっぷを1枚ください」「ほうこくってどちらなんですか?」後ろにいた、鉄道マニアのお客さんが「岡山県の伯備線にあります」と助け船。ツイッターに載っていた実話です。
伯備線沿線のみどりの窓口なら「ほうこく」とリクエストされても、すぐ理解できるけど、そこから遠く離れた東京の駅員さんは初めて聞く駅名に戸惑う。いきなり超マイナーな駅名を告げるよりも、都道府県名と線名も伝えたほうが駅員さんも安心して操作できると思います。
30年近く前の大昔。超大型にブラウン管モニターのパタパタ方式。新宿駅で「長門二見」までのきっぷを求めるとき「山口県の山陰本線にある長門二見、電報略号はヒロフタ、経由は トウカーサンヨーサンイ (全区間新幹線を使わず鈍行)」それで瞬時に発券。当時は大垣夜行が運転されており、東京駅を23時43分に出発して、岐阜県の大垣駅には翌朝7時頃(?)到着。そこから鈍行で乗り継いでほぼ24時間かけて田舎に帰ったような記憶が・・・。今だったら、わざわざ24時間かけて帰るよりも、新幹線特急券もプラスして6時間かけて帰るんですけど、30年近くの自分にとって新幹線は高嶺の花。なかなか新幹線特急券買える余裕もないのか、鈍行。クレジットカードをまだ持っていなかった頃なので、券面に「C制」とかの余計な印字がなくすっきり。青春18きっぷシーズンだと1枚2300円+日付が変わる横浜までの乗車券で東京から山口県に1000キロも移動。
今のMR52端末はかなり進化していますので、昔みたいに電報略号の入力は不要になりました。