JR九州からJR四国へ向かうのに陸だとJR西日本を通らないと行けないんですが、今回は九州と四国を結ぶフェリーを利用。2022年製造の真新しい船なので、2等であってもまるでグリーン車のリクライニング座席。
四国の路線バスは本当に時間にルーズなのかはどうかは知りませんが・・・
この辺のバス会社は伊予鉄道と宇和島自動車の2社が運行。駅に行くのに宇和島バスの16時57分、とバス停に書かれていたので、この時間にぴったりと来たバスが駅に行くものだと思い込み。地元だったら、伊予鉄道と宇和島バスの違いは色で一目瞭然だけど、よそから来た人だとその違いがわからず、時間通りに来たバスなので、駅に連れてもらえると勘違いする。
バス停では「駅まで約9分」と書いてあるのに、風景の様子がおかしい。市街地に向かうはずなのに、街外れの郊外。スマホのGPSをONにして、現在位置を確認。駅とは全く逆方向。運転中の運転士さんを呼び止めるわけはいかず。どうしようと途方に暮れていたところ・・・(気づいた時点で早く停まります」のボタンを押せばよかったのに)、他の乗客がボタンを押下。バス停に停まり、「あの、駅に行きたいんですけど」「このバスは駅に行かないです。あの反対側のバス停に行って」
向かいのバス停の時刻表ではすべて駅止まりだけど、時間がね・・・。50分待ち。歩くとしても、スマホのナビでは5キロもあるので、無理。ちょうど、目の前にお店っぽいのがあったので、飛び込み。「あの、すいません。バスで駅に向かうところを間違えてここに来てしまったんです。電話でタクシーを呼んでもらえますか?」と自分のスマホを取り出し。1番近いタクシー会社を調べてもらって、店員のお兄さんが私のスマホに状況を説明。地元ではない私が電話をするとして、土地勘が全くなく、ここまで迎えに来てほしいとは説明ができない。見知らぬ土地でタクシーを呼んでもらうのに地元のお兄さんに頼んだほうが早い。
しばらく待っていたら、タクシー1台がお店の前に横付け。お兄さんに「ありがとう、助かりました」とお礼を述べて、タクシー乗車。タクシーの運ちゃんも「駅まででよいですね」と。「そうです、お願いします」。
<<教訓>>
・四国のバスはちょっと時間にルーズ。今回だけではなく、前にも伊予西条駅行きのバスが時間とおりに来なくて特急に間に合うかハラハラしたことも、
・もしも、時刻表とおりぴったりバスが来たら、希望する場所に行けるかと運ちゃんに確認すべし。
特急で四国最大都市の駅へ。自動改札機がなく、昔ながらの改札ラッチに駅員さんが立っています。この光景あんまり見かけなくなったので、懐かしい。街の中では昭和感漂うレトロっぽさ。駅前は目新しくしゃれてるホテルはなく、駅に1番近いところのホテル。なんと、テレビは古く、字幕対応のリモコンではない。フロントにメーカー純正のリモコンを借りたいと申し出ると、「ホテルの仕様としては純正のリモコンでも使えません。別のテレビをご用意します」とわざわざ持ってきてくれました。ホテル仕様とは、有料のテレビカードを挿入して映画などを楽しむものだけど、これは令和になって、このニーズがなくなり、ホテル仕様のリモコンであっても、「字幕」ボタンがあって当たり前の時代に、まだ古い設備のホテルがあったとは・・・。一晩くらいは字幕がなくても我慢・・・と思っていたんですけど、ニュースとかは口パクだけでは全然わからないので、字幕がどうしても必要なんです。