日本の百滝に選ばれている払沢の滝は橋を渡って右側に入り口があります。
払沢の滝に続く道の途中に「森のささやき」という木工品のお土産屋さんがあります。郵政省の前身、逓信省時代の昭和4(1929)年に建てられた檜原郵便局舎ですが、1969(昭和44)年まで使われていました。取り壊すと知ったオーナーさんが買い取り、1994(平成6)年にここに移設されたものです。
郵政省時代、檜原郵便局は配達を行う集配局でした。現在はおとなりの「あきる野郵便局」に集約。クロネコヤマトさんもやはり、おとなりの「あきる野五日市センター」。檜原村でもamazonの配達が可能なので、ポチッと注文すれば翌日にはクロネコさんがお届け、になりそうです。五日市から檜原村役場までならそんなに離れていないんですけど、同じ村内とはいえ、山梨県境近くの数馬まで車でおよそ40分かかります。
大昔の柱時計、手回し式の電話機。把手のようなものを回すと、発電した回線で交換手さんにつなぐ仕組み。交換手さんが相手の名前を伺ったうえで回線を相手につなぐ。ドコモの見える電話はAIロボットが音声と文字を自動で通訳してくれるけど、電話リレーサービスは24時間、昔の交換手さんみたいに文字または手話でかけ先に繋いで、音声を文字またが手話にして伝える。オペレータさんを介せず自動で通訳してくれるドコモ見える電話のほうが楽なんですけど、「相手はドコモの見える電話を利用します。うんぬん・・・」の長い意味不明なガイタンズよりも、「この通話先はドコモの見える電話を利用しており、あなたの音声を文字に、相手の文字を音声にします」くらいははっきりと短めにして欲しい。(あまりにも長すぎるとAIロボットが勝手に電話をするスパム系自動音声のロボコールと間違われやすい)
柱時計もゼンマイ式なので、電池は入っていません。振り子が振るたびにカチコチカチコチカチコチ・・・・とかなりうるさい音が出るんですけど、どの家庭でも柱時計があった時代の人間はそういう音が24時間鳴りっぱなしでも平然だったらしいです。
現在の檜原村の市外局番は「042」の3桁なんですけど、昔は「04259」の5桁。都内で5桁の局番は伊豆諸島、小笠原村。黒電話も電源が入っておらず、電話局からの電流で停電中でも通話可能とのことです。これを見ると、ノ~~~ス こ り あ の ・・・ さまの髪型を連想してしまいそうです。