24日から2泊3日の旅程で家族で帰郷。使い慣れた北九州空港行きはANAマイレージの枠が満席で取れなかったため、便の多い福岡空港ならマイレージの枠が余裕で確保。その分、福岡から北九州のおよそ70キロの距離が伸びてしまうのは仕方がない。
福岡空港には17時頃到着し、荷物を下ろしてレンタカー屋さんに返車手続き。17時30分に手荷物検査場通過。かなり余裕だったのに、定刻の18時35分になっても飛行機は動かない。
音声認識アプリで機内放送を見える文字化にしたら、機内に持ち込める手荷物のスペースは限りがあります。お客様座席の真上にあるスペースがない場合はお預かりします。うんぬん・・・。
手荷物を他に場所に移動するなどにして、スチュワーデスさんはてんやわんや。定刻より30分経過。もう手荷物の件は解決できたはずなのに、今度はいったい何?と音声を文字にしたら、「機体整備に時間を要しております。出発の見通しは立っていませんので、機内でお待ちいただくようお願いします」
1時間経過。さすがにイライラします。「出発いたしますが、整備に時間がかかる場合は、欠航になる場合もあります」欠航になったらどうするの!?振替はあるの!?ホテルはどうするの!?と頭をよぎりましたが、今回は車椅子の要介護者も搭乗していることはスタッフに伝えてあるので、それはとりあえず指示があるまで待ち。「ご搭乗のお客様には大変申し訳ございませんが、この便は欠航となりました。振替の便は席の数に限りがありますが、何々番カウンターにお申し出ください。欠航に伴う補償も出ますので・・・うんぬん」の放送があったとたん、機内の乗客が一斉に立ち上がり、降りる準備。
私たちはスチュワーデスさんからの指示待ち。「この飛行機は欠航になりました。大変申し訳ございません。いったん、お降りいただきますので、最後に車椅子をご用意いたします」
・ 一般のお客さまは欠航に伴う他社の交通機関、飛行機の予約またはホテルの手配はご自身で。領収書を用意して、上限3万円までは後日補償する。該当航空券は払い戻し。
・ 障がい者の方、要介護の方は、次の便に空席があれば、優先的に割り当て。
私たちは後者なので、20時50分発のANA272便に振替え。ANA264便はボーリング777なので、400名前後のお客様。ほぼ満席なので、私たちと、もう1組の車椅子のお客様は優先で次の便に割り当ててくれたので、なんとか帰れました。
鹿児島行きのANA便が機体故障のため、別の機体に乗り替えたときは次の便に振替えではなく、機体まるごと用意してくれたので、ハブられることはなく、乗り替えた経験あり。
詳しくは こちら。
今回は、別の機体を用意できず、次の便または翌日の便に振替なので、予約し直しなどでかなり大混乱したようです。