「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

鉛筆の持ち方

2010-10-16 15:23:56 | Weblog

今日土曜日の朝は4人しか生徒がいないのですが、その内の3人までもが「鉛筆の持ち方」が変(下の写真のような持ち方)でした。



親指が極端に人差し指を覆っています。↑
(これは“おかさん”が真似てみたものです。)




おかしくないかい?と聞くと、「お父さんからも言われた。」という子がいました。しかし、直そうとすると、かなり辛そうで、「まるで左手で書いているみたい!」と、言っていました。初期段階の誤りを修正するのは、容易ではありません。どうでもよいことかもしれませんが、かなりこだわって教えてあげなくちゃいけないなと思いました。


こちらは、「変な持ち方を写真に取っちゃうぞ!」、と言ったらすかさずにとったポーズです。↑

 

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学習速度の学校間格差広がる。(亀と兎、どちらも困ります。)

2010-10-16 15:10:57 | Weblog
今年は、中学校ごとの学習の進み具合が、本当にまちまちです。

たとえば、中2英語では、昨日現在、早いところではProgram6-2まで、遅いところではProguram4-2までといった具合です。

この速さの違いは数学も同じで、たとえば中1では、早いところは反比例に着手、遅いところでは、等式の性質(文字と式が終了したばかり)まで、といった具合です。

この速度の違いに学舎も戸惑っています。たとえば、中1の数学は一学期と二学期最初に習うところが、3年間の数学の基礎となるとても大事なところとなります。

なので、ここを完璧に理解してもらってからではないと、先に進めません。なのに、早い学校のペースでは、ほとんどの子が基礎をしっかり理解できないままとなってしまいます。学舎の生徒達も例外ではありません。塾で別個に学習しているので、何とか理解してもらってはいますが、そうでない生徒たちはどうなのでしょう?

また、ペースが遅い学校の方は、学舎でも数学が苦手な生徒とはマッチしているものの、そうではない生徒にとってはちょっと物足りなさ過ぎのようです。また、現在進みが遅い学校は、二学期後半から急にペースをあげざるを得なくなります。そうした時に、オチこぼれてしまう生徒が多く出てしまうことが懸念されます。

いずれにしても、どの学校も生徒のためを思って授業をされているのでしょうが、もう少し、中庸のペース(例年のペース)を保っていただけないものかと、そう思います。亀では遅すぎ、兎ではちょっと早すぎです。
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迷い小鳩(その後)

2010-10-16 12:50:47 | Weblog
昨日、迷い小鳩に、学舎で一泊してもらう経緯までお話しましたが、その続きです。

翌朝、犬との散歩の後すぐに学舎に駆けつけました。そして、はとの様子を見てみました。

ハトの入ったかごを移動させると、中で何やら音がします。移動後覗いてみたら、胸を大きく膨らまして、「俺はこんなにでかいんだぞ。イッチョやるか?」と“おかさん”を威嚇していました。また、ティッシュの上には立派なウンチもされていました。

「おお元気か!」と、ほっとしたとともに、次の手を考えました。そこで、考えたのが、昨日のかごよりも大き目の金網の鳥かご(下の写真)です。この中に、水と食料(大豆グラノーラの残りをすり鉢ですったものとパンくず)を入れ、30分くらい様子を見ました。



しかし、水や餌には見向きもしません。その代わり、覆ってある金網に登って外に出ようとしています。かなり元気そうです。

「これだけ元気なら大丈夫!」と思い、金網の覆いを取り除いてみました。すると、すぐにそこを飛び立ち、学舎の庭の中で一番大きな松の木の中段まで飛んでいってしまいました。



これが飛び立つ直前の写真です。↑


そしてこれが、飛んでいった先の写真です。↑ 




2階の窓から覗くとこんな感じです。


この松の木に移ってから、時々、ピーピー雛として親を呼ぶ声を発していました。1時間くらい見ていましたが、相変わらずのままでした。仕方がないので、買い物に出かけ、戻ってみてみると、松の木並びに周辺の木や庭の地面の上などには、その姿が見えません。きっと、親あるいは仲間に出会え、学舎を去っていったものと思われます。

無理に自分の手で育てようなどと考えずによかったと思いました。おかげで、今日はすっきりとした気持ちで寝ることが出来ました。たとえハト一羽とはいえ、動物の命を預かるのは大変です。

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