学び舎では、来週漢字検定試験を行ないます。
全員合格してもらうために、一ヶ月前くらいに練習用のプリントを各人に渡して、それをこなすよう指示をしています。
そんな中、“おかさん”の渡したプリント練習をろくにせず、自分で分厚い「漢字検定問題集」を買ってきて、「これをやってもいいか?」と“おかさん”に聞いてくる子がいました。
“おかさん”の答えはもちろん「NO!」です。
なぜなら、各人に一段階レベルの高い級を受験してもらおうとしているからです。
練習試合ばかりやって、「今日はこの前よりもすこし良くなった。また頑張ろう!」の繰り返しでは絶対合格できない級なのです。
強い相手と対戦するには、自分の弱点を補強していかねば勝つことなど到底無理です。
なので、きついかもしれないけれども地道な漢字練習をお願いしているのです。
このことがわかっていない子が何人かいます。
そんな子に怒ってもしょうがないのですが、どのように伝えれば「わかってもらえるのか」少々悩み中です。
とにかく後、1週間ちょっとしかないのですから。
そんな中、今朝散歩中に自分自身のことをふと思いました。
6月の衣替えで夏のスーツに替えたときに、2年前に買ったスーツのズボンがちょっときついのです。
なので、お風呂上りなどに自分のたるんだ腹を見て「何とかしなくちゃ。」と思っていました。
なのに、6月の一ヶ月間、腹の贅肉をとるための対策を一切とっていなかったのです。
もともとやっていた、森の中を足かせを付けて5周というトレーニングに、「ラジオ体操第一・第二」をプラスしただけでした。
これで多少の効果はあるかもしれないけれど、お腹周りの贅肉とりにはそれ程効果があるはずありません。
目的を達成するには、その目的に合った練習や訓練をすることが有効です。
つまり、お腹周りのお肉を引き締めるのであれば、腹筋を鍛えるのが一番です。
でも、腹筋は“おかさん”の大の苦手な種目です。
なので、わかっていても実行せずに一ヶ月もたってしまいました。(今朝から始めました。)
まるで、上に書いた漢検受験対策がでたらめな子と一緒です。
この“おかさん”の事例を伝えれば、少しはどんなやり方が必要かを理解してくれるでしょうか?
さっそく、該当の生徒に試してみたいと思います。

片足500gの足かせですが、結構効きます。↑