「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

ツバメの子育て現場に遭遇。

2014-06-10 10:57:02 | Weblog

森や小川のほとりを散歩しましたが、今日は鳥も昆虫もそれ程多くは出現してくれませんでした。

そんな中、森を抜けたところにある電線でツバメの子育てを見ることが出来ました。

 

まだ雛なので、羽が本当に短いです。↓

この2羽の両となりに1羽ずつ留まっていました。

4羽もの食べ盛りの子を持つ親は大変で、“おかさん”が見上げている数分間だけで、親鳥が何度もえさを運んできました。

 

右隣の子に親がえさを与えています。

「俺にもくれ!」と猛烈なアピールです。↓

 

今年も近くのスーパーに設置された巣は誰かに無残に壊されてしまいました。

その後、あちこちでツバメの巣はないか目を凝らしていたのですが、一つも確認できませんでした。

なので、この光景を見て本当に嬉しく思いました。

ツバメが住めない町なんて“おかさん”には考えられません。

 

<追記>

コナラの木にはスズメバチとサトキマダラ、ヨツボシオオキスイ、そしてヒカゲチョウが来ていました。

スズメバチは上の写真の2倍くらいあるほどの女王バチらしきものも来ていました。

 

ヒカゲチョウは今年初めての観察です。↓

例年だと甲虫類も混じり、もう少しにぎやかなはずなのですが・・・・。

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「至仏山の思い出」。(迷ったら 元に戻ればよい。)

2014-06-10 10:35:28 | Weblog

昨日の「夏の思い出」の続きです。

今日は「至仏山」に関する思い出の話です。

 

42年前の秋に仲間と尾瀬に行き、至仏山に登ったときの話です。

7~8人くらいだったでしょうか。

登ったのは良いのだけれども、下山途中で道に迷ってしまいました。

 

頂上から1時間以上下山したのですが、途中で道がなくなってしまいました。

仕方がないのでみんなで相談しもう一度頂上まで登りました。

頂上に引き返した時は既に夕暮れで、ちょうど太陽が地平線に隠れる手前の時刻でした。

「これで俺たちももうお陀仏(至仏)か?!」と笑いながら記念撮影をしたのを憶えています。

 

頂上から暗い山道を7~8人で2~3個の懐中電灯をたよりに下山しました。

大変でした。

 

無事下山できたので、こうして今も“おかさん”がいるわけですが、山小屋の方からは“こっぴどく”叱られました。

「こんなに夜遅くになるまで何をしていたのよ!」と。

 

この写真は至仏山に向かって進む“おかさん”です。

竜宮小屋からの帰りの際の写真です。

たまたま人もほとんどいない木道を歩きながら、上に書いたような、大昔のことを思い出しました。

 

話は変って、学舎の現状についてです。

ここ1~2年、“おかさん”は塾経営の難しさに、もんどりかえらされる現象が続いています。

 

塾を始めて15年経ちますが、“おかさん”には到底信じられないことが(信じたくないこと)が多発しています。

一つや二つなら何ともありませんが、“おかさん”の常識に照らし合わせて納得できない現象が、

5つも10も続くと、強気の“おかさん”もさすがに「三つ目の国」に迷い込んだような気になって落ち込んでしまいます。

 

そんな時今朝、「夢を実現する今日の一言」というサイトで、

「迷ったら 元に戻ればよい!」

という元気付けの言葉をもらいました。

 

そうか42年前の「至仏山」の時と同じか!

また、原点に戻ってやり直せばよいのか。

それも一つの方策だな!と思いました。

 

ただ待てよ!42年前の「至仏山」の時には道を誤ってしまったことは事実です。

しかし、今の学び舎における“おかさん”は果たして「道を誤ってしまったのだろうか?」

本当にそうなのか?

今深い霧の中に入ってしまってはいますが、本当に今の進め方の先に明るい未来はないのか?

 

シェイクスピアの名言の一つに、「生きるべきかそれとも死すべきか、それが問題だ。 」というのがありますが、

戻る気になればいつだって戻れます。

なので、もう少しの間、「戻るか、それともこのまま前に突き進むか」、模索を続けていきたいと思います。

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