昨日の「夏の思い出」の続きです。
今日は「至仏山」に関する思い出の話です。
42年前の秋に仲間と尾瀬に行き、至仏山に登ったときの話です。
7~8人くらいだったでしょうか。
登ったのは良いのだけれども、下山途中で道に迷ってしまいました。
頂上から1時間以上下山したのですが、途中で道がなくなってしまいました。
仕方がないのでみんなで相談しもう一度頂上まで登りました。
頂上に引き返した時は既に夕暮れで、ちょうど太陽が地平線に隠れる手前の時刻でした。
「これで俺たちももうお陀仏(至仏)か?!」と笑いながら記念撮影をしたのを憶えています。
頂上から暗い山道を7~8人で2~3個の懐中電灯をたよりに下山しました。
大変でした。
無事下山できたので、こうして今も“おかさん”がいるわけですが、山小屋の方からは“こっぴどく”叱られました。
「こんなに夜遅くになるまで何をしていたのよ!」と。
この写真は至仏山に向かって進む“おかさん”です。
竜宮小屋からの帰りの際の写真です。
たまたま人もほとんどいない木道を歩きながら、上に書いたような、大昔のことを思い出しました。
話は変って、学舎の現状についてです。
ここ1~2年、“おかさん”は塾経営の難しさに、もんどりかえらされる現象が続いています。
塾を始めて15年経ちますが、“おかさん”には到底信じられないことが(信じたくないこと)が多発しています。
一つや二つなら何ともありませんが、“おかさん”の常識に照らし合わせて納得できない現象が、
5つも10も続くと、強気の“おかさん”もさすがに「三つ目の国」に迷い込んだような気になって落ち込んでしまいます。
そんな時今朝、「夢を実現する今日の一言」というサイトで、
「迷ったら 元に戻ればよい!」
という元気付けの言葉をもらいました。
そうか42年前の「至仏山」の時と同じか!
また、原点に戻ってやり直せばよいのか。
それも一つの方策だな!と思いました。
ただ待てよ!42年前の「至仏山」の時には道を誤ってしまったことは事実です。
しかし、今の学び舎における“おかさん”は果たして「道を誤ってしまったのだろうか?」
本当にそうなのか?
今深い霧の中に入ってしまってはいますが、本当に今の進め方の先に明るい未来はないのか?
シェイクスピアの名言の一つに、「生きるべきかそれとも死すべきか、それが問題だ。 」というのがありますが、
戻る気になればいつだって戻れます。
なので、もう少しの間、「戻るか、それともこのまま前に突き進むか」、模索を続けていきたいと思います。