okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

ポーラ美術館 フジタの優美食 

2022-04-29 09:15:22 | 美術館のおやつ

 昨年、ポーラ美術館に行ってきました

 藤田嗣治の「フジタ-色彩への旅」展(2021.4.17~9.5)、ぜひとも行きたくて。駅でのんびりしてたら小田原からの直行バスに乗り遅れ、さらに路線バスも途中で降りてしまったトラブルもあり、予想より時間がかかりましたが・・・なんとか到着。木漏れ日の森の中に、光あふれる美術館がありました!

 入口から展示室階を見下ろしたところ。

 「旅」をテーマに、パリ、中南米、アメリカ、アジア、日本と藤田がめぐった地域と作品を振り返る企画展。乳白色の美しい女性から、鮮やかな色彩の異国の人々、小さな子供たち、藤田作品を堪能できる展示でした。よかった!

 「誕生日」。 これ、好きなので、時々、絵葉書などを飾ってます

 お相撲さん! コクトーの「海龍」の挿絵だそうです。すばらしい 

 モネ部屋もありました

 「グラジオラス」。

 さて! 美術館のレストランでランチ 企画展とのコラボメニュー「フジタの優美食」(¥3040)でおひるごはん。

 オードブルは藤田作品「優美神」に見立てた三品。作品は3人のミューズを描いたものですが、なるほど

 白身魚の包み焼、じゃがいもの冷製スープ、豚もも肉のテリーヌ。お肉ごろごろのテリーヌ、ガラスのようにキラキラしてた!

 メインは仔牛のポワレ。

 アスパラ、ベーコン、しいたけ、なすなど、かわいらしく並べた一皿。

 デザートはライチとフランボワーズのムース。

 フランボワーズのソルベ、バラジャムのマカロンも

 これも「メキシコに於けるマドレーヌ」をイメージした作品。明るい色調ですね。

 おなかいっぱい! 食後の紅茶はポットサービスでしたよ。

 ショップでこんな折り紙みつけて!ルノアールの少女や「麗子像」が折り紙に

 なるほど。折り紙前提の配色ですね。

 ゆっくり時間があるときにやってみようかな、と思ってましたが、いつになることやら

 日帰り箱根、ちょっと遠かったけど、小旅行気分で楽しかったです

 

ポーラ美術館

 

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上野リチ展 @三菱一号美術館

2022-03-13 23:21:06 | 美術館のおやつ

 先日、上野リチ展(2022.2.18~5.15)に行ってきました。

 ウィーンでテキスタイルデザイナーとして活躍し、留学中の上野伊三郎と結婚、ウィーンと京都を往復しながら活動を続け、戦後は、京都で京都市立美術大学(京都市立芸術大学の前身)で教鞭をとったフェリーツェ・リックス(上野リチ)の回顧展。

 この展覧会まで彼女のことは知らなかったのですが、とてもカラフルでキュートなデザインでびっくり! 日生劇場のレストランの内装も手掛けていたのですね。

 cafe1894では、展覧会とのタイアップランチメニューも登場中です

 「リチの庭」(¥2420、ドリンク付)は、お花畑のようなプレートです!

 まず、ハンドバックのデザインをイメージしたマスカルポーネチーズのディップとお花。ホワイトンバルサミコで風味づけしたディップをパンにのせて。お花とグリーンがかわいらしい 胡椒、塩はお好みで。

 メインプレートは、テキスタイル「野菜」をイメージした一皿。

 ブロッコリー、鴨肉、人参、パプリカ、スナップえんどう、ラディッシュ、トマト、チーズリゾット、なす。彩りがなんとも美しく。

 食材のドレッシングやソースはどれも味が違っていて、おもしろかったです。ブロッコリーはマヨネーズ、鴨肉はビーツ、パプリカはアメリケーヌソース、トマトはヨーグルト系?なすはアンチョビ

 カフェは銀行スペースを再現したエリア。クラシカルな雰囲気がすてき。

 そうそう、この右側が「野菜」だったんじゃなかったかな。

 キャプションも章によって違うモチーフが描かれてあって、かわいかった!

 こちら、絵はがき。型抜きです スキー用手袋とイースターのボンボン容れのデザイン。

 マスキングテープ、こちらもイースターと野菜

 マッチ箱風の箱に入っていたのは・・・シール! 8種類、あります。¥660。

 こちらの小箱の中は・・・

 うす飴

 箱は4種類ぐらいあったかな。これはメロンと・・・なんだったかな 1箱¥1000。

 かわいかったなー。リチさんデザインのワンピースがあったら欲しい!!!

 

Cafe1894    1894のおやつ

東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1階 Tel 03-3212-7156  

 

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奥村土牛展 @山種美術館

2022-03-13 18:53:41 | 美術館のおやつ

 1月に行ってきた奥村土牛展。山種美術館開館55週年記念特別展(2021.11.13~2022.1.23)です

 奥村土牛の桜の絵が好きで。これまでも何度かみにきているけど、やっぱりまた間近でみたくなってしまって。

 「醍醐」や「吉野」に改めてうっとり。柔らかい筆使いに心が癒されました 80歳を超えてから描いた作品も数多く、絵に対する熱意に脱帽。本当に絵が好きな方だったんだろうな。

 鑑賞後は、館内のカフェ椿で一息。

 「早春」をイメージした「八重白椿」。自宅の椿を描いた作品です。

 白の練り切りに銀粉を少しちらしてあって、気品あるたたずまい。中は黄緑のゆずあん。

 ドリンクとのセット(お茶セット)で¥1100。今回は珈琲で。京都のスマート珈琲さんの豆なんですって。和菓子は、青山の菊家さん製。

 寒い時期でしたけど、お花をたくさん鑑賞できて、帰り足はちょっとうきうきでした

 

山種美術館  

 

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cafe1894 花咲くリンゴのシブースト

2022-01-18 00:43:37 | 美術館のおやつ

 年末、三菱一号美術館に行ってきて。cafe1894でいただいたのは、「花咲くリンゴのシブースト」(¥1430、ドリンクセット)。

 りんごががお花のよう! ガルバトス風味?の真っ赤なゼリーをメレンゲムースにかけて。うーん、大人っぽい いわゆるシブーストとは違うイメージですね。ヨーグルトアイスや焼メレンゲをあしらったステキなデザートでした

 シャルル=フランソワ・ドービニーの作品をイメージしたお菓子で、イスラエル博物館所蔵の「印象派・光の系譜 -モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展タイアップメニュー(会期は2021年10月15日~2022年1月16日) 

 イスラエル博物館はあまり知らなかったのだけど、日本初出展の作品が多くて見ごたえありましたー モネの睡蓮も、落ち着いた色調ですきな時期の作品。今回の展示では、一部、撮影もO.K.になってました!

 こちらもモネ。

 同じような景色ですが、こちらはゴッホ!

 三菱一号美術館は、建物もすてきで訪れるのが楽しみな美術館。

 同館は丸の内初のオフィスビルとして1894年(明治23年)に建築、老朽化のため1968年(昭和43年)に解体されましたが、2010年(平成22年)に復元、美術館やカフェとして利用されています。

 内部も忠実に再現されていて、階段もすっごくいい雰囲気で♪ いつもうっとりしちゃう

 1階のカフェスペースはかつて銀行部分。窓口部分もしっかり再現。

 天井は吹き抜けになっていて、クラシカルな雰囲気を堪能

 企画展が開催されていないときは、アフタヌーンティーもやってるらしいですね タイミングがよいときに来てみたいな

 

Cafe1894    1894のおやつ

東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1階 Tel 03-3212-7156  11:00-23:00

 

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ゴッホ展 糸杉デニッシュ @アンデルセン

2021-12-18 23:08:02 | 美術館のおやつ

 秋、上野のゴッホ展をみてきました。

 世界最大のゴッホ作品の収集家、ヘレネー・クレラー=ミュラーのコレクションから、油彩画、素描、版画、計48点が来日。ゴッホ作品が一同に会する貴重な展覧会でした!

 パンフレットの表紙にも使われていた「夜のプロヴァンスの田舎道」、たぶん、この糸杉は初めまして、だったんじゃないかな?

 アトレのアンデルセンでは、この作品をモチーフにした糸杉デニッシュ(¥330+税)が登場

 サクサクにデニッシュ生地に、抹茶チョコレート&抹茶をかけたおやつパン。先っぽがみんなちょっとずつ違ってて、えらぶのもおもしろかった!もみの木にもみえますね 

 デニッシュのセンターにはカスタードクリームもイン

 駅広場の糸杉のポスターを眺めながらいただいて。美術館の帰りに、こういうのウレシイ

 日時指定予約制は、並ばなくていいのは助かるけど、早めに手配しておかないと行きたい日に行けなくなっちゃうから注意ですね

 

ANDERSEN アンデルセン HP & アンデルセンのおやつ 

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小笠原伯爵邸 焼き菓子セット

2021-08-01 23:44:51 | 美術館のおやつ

 3年ほど前、小笠原伯爵邸の見学会に行ってきました。

 結婚式などにも利用されているレストランですが、なかなかいく機会もなくて・・・思いっきり見学できるチャンス

 1927年(昭和2年)に建築されたスパニッシュ風の邸宅は、旧小倉藩主、小笠原長幹の本邸。建設当時は2万坪も有しており、別館に子供部屋や茶室もあったそうです。設計は、曾禰中條建築事務所。慶応大学図書館なども手掛けてた当時最大の建築事務所です。

 葡萄棚をデザインしたひさし(キャノピー)をくぐると、鳥かごがデザインされた扉がお出迎え

 館内のあちこちに鳥がデザインされていて、別名「小鳥の館」と呼ばれているとか。そういえば、玄関先の木も鳥さんカットになってましたね

 玄関ホールの天井には小川三知のステンドグラス(復元)。鳩のデザインですね。かわいらしい!

 小花も こちらはオリジナルを締め直したもののようです。

  グランドサロン(大食堂)は重厚なたたずまい。

 テーブルは当時のもの! ここで家族そろって食事をすることはほとんどなかったようで、お客様用だったのかな?

 テラスは現在はレストラン席に。右手はかつての書斎、居間だったスペース。

 イスラム風のシガールーム。当時の習わしだったようですよ。円形の部屋に放射線状に椅子を配置。旅先でここで撮影したポスターをみつけてびっくりしたことがあります 印象的なお部屋だったので、すぐわかった!

 ブルーと色調と金模様がエキゾチック。

 外側からみるとこんな外観になっています。意外とカワイイでしょ?

 小花を散らした装飾タイルは小森忍によるもの。銀座ライオンのビアホールの壁画も手掛けた陶磁器研究の第一人者です。

 パティオもありますよ

 館内の照明はほとんど新たに設置されたものだそうで、建築当時のものはこれだけ。

 小笠原家の表紋、三階菱がデザインされてます

 見学の後、館内のカフェ、OGA BARでお茶をして。

 ケーキは売り切れだったので、焼菓子セット(¥900+税)を。

 パウンドケーキ、クッキー、生チョコ、ギモーブ、パートオフリュイ。

 帰る頃には日も落ちて、玄関もまた違った雰囲気に。レトロ建築、堪能しましたー

 サイトではWEB邸宅ツアーもできるので、興味のある方はぜひ。地下のワインセラーは、もしかして昔のお風呂? うーん、見に行きたい!

 

小笠原伯爵邸

東京都新宿区河田町10-10

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東京都庭園美術館 ラリック・バタフライブローチのデザート

2021-08-01 00:09:48 | 美術館のおやつ

 東京都庭園美術館で開催されているラリック展(「ルネ・ラリック リミックス」(2021.6.28~9.5))。

 ラリックが照明などを手掛けた旧朝香宮邸でラリックの作品が展示されるなんて! 贅沢な企画展 

 金魚の鉢! 涼し気~。

 美しいブローチ 蝶々、ですね。

 館内のCafe TEIENでこの作品をモチーフにしたデザートをいただきました

 「ヴェール ヴェリーヌ」(¥880)。ホワイトチョコのバタフライを添えたグラスデザート。赤肉・青肉のメロンをのせて、オレンジマスカットのワインで風味づけ。下部分はパンナコッタ? 大人っぽく、さっぱり上品な夏のスイーツです! +¥550でドリンクとセット。

 一昨年、朝香宮邸の建築にフィーチャーした企画展があって(「1933年の室内装飾」(2019.7.20~9.23))、そちらの方がきれいに撮れているので、以下はその時のもの。 

 1933年(昭和6年)竣工の旧朝香宮邸。パリでの滞在経験から、朝香宮夫妻が自邸の部屋の設計をフランスの芸術家、アンリ・ラパンに依頼。アール・デコ満載のレトロ建築です。

 玄関で迎えてくれるのはラリックの天使像。

 美しい天然石のモザイクタイル。

 大きな香水塔はラパンのデザイン。

 大客室のラリックのシャンデリア、存在感があります!

 大食堂。

 ラジエーターカバーはお魚。各部屋ごとにデザインが違ってて、比べてみるのも楽しいですよ。

 パイナップルやザクロをモチーフにした照明。これもラリックがデザイン。

 この照明もすき!

 2階の階段照明も好きなスポット。

 天井の漆喰模様、芸術的

 どの部屋も照明がおしゃれ!

 バスルームもタイル。排水溝のふたもなにかデザインされている?

 妃殿下の寝室のラジエータは、妃殿下がデザインしたもの。

 

 優美ですね

 姫君のお部屋のラジエーターは百合

 このときは3階のウィンターガーデンも見学できたんですよ。人工大理石の市松模様がモダン。

 排水溝もすてき! どこをみても、美しい邸宅ですね。

 さて、カフェではサンドイッチとケーキをいただいて。

 スモークサーモンと香草クリームのサンドイッチ(¥700)。

 デザートには、企画展コラボスイーツ、ブランシェ(¥880)。

 香水塔をイメージしたんですって。メレンゲを渦巻にしぼって焼き色をつけて。

 中は、スポンジ、ババロア、ホワイトチョコ、クリーム、土台はタルト。

 園内の茶室「光華」、こちらも重要文化財です

 菊の御紋ですね

 ・・・ほんと、旧朝香宮邸、すてき。毎回うっとりしちゃってます 

 

東京都庭園美術館 HP   & 庭園美術館でのおやつ

 

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抹茶シュークリーム @アーティゾン美術館

2021-06-26 10:50:00 | 美術館のおやつ

 ブリジストン美術館あらため、昨年1月にリニューアルオープンしたアーティゾン美術館。

 年明けに行ってきました!

 広々とした吹き抜けのエントラスホールにはカフェもあって、そちらでお茶を。

 展示会スイーツの抹茶シュークリーム(¥1000+税)。風神雷神図屏風の風神をイメージしたデザートです。

 抹茶シューの中は抹茶クリームにチョコアイス。

 シュー部分が風神で、左上の逆U字型の生キャラメルが、風神の袋というか布?黒の飴細工は雲かな。

 右側が風神です!

 ドリンクセットは+¥600+税。ルイボスティーベースのネクターラズベリーはフルーティーな香りでした

 「琳派と印象派展」(2020.11.14~2021.1.24)は、日本の琳派作品と、ヨーロッパの印象派の作品が同時に鑑賞できる豪華な企画。俵屋宗達の「風神雷神図屏風」だけでもすごいのに、尾形光琳、モネやマネの作品も!

 酒井抱一、鈴木其一の「夏図」。笹とおばけ?、兜、藤の花。

 尾形光琳の「孔雀立葵屏風」。

 孔雀 ゴージャスですね。

 楽しかったです! 都心にあるので交通の便がいいのも魅力的。

 美術館の名前は、前の方がよかったと思うんだけどな、個人的には。

 

アーティゾン美術館 ARTIZON MUSEUM

東京都中央区京橋1-7-2

 

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百花繚乱 @山種美術館 

2021-06-24 23:46:34 | 美術館のおやつ

 久しぶりの美術鑑賞は山種美術館で。

 美しい絵を堪能した後に、カフェで一息。展覧会の作品をイメージしたお菓子から「雨あがり」と「はすはな」をいただきました。

 青と紫、透明のキラキラな錦玉羹。ほんのり梅酒風味! 中は水色のあんこ。これはあじさいですね

 「雨あがり」は山口蓬春の「梅雨時」、「はすはな」は小林古径の「蓮」を表したもの。 お茶(煎茶)とのセットで¥1100。お菓子は追加もO.K.です!(+¥610)

 開館55周年記念特別展「百花繚乱」(2021.4.10~6.27)、美しいお花の絵ばかりを集めた展覧会です 

 華やかなお花に癒されて どれもすてきでしたが、中でも、川端龍子の「牡丹」が今展覧会で一番響いたかな。

 展覧会スイーツは全部で5種類。青山の菊家さん製です。

 そうそう!館内の壁に化石?を発見。

 すごいですね! 建物自体もホンモノです 

 

山種美術館 HP  

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ぶっかけうどんと笹大福 @江戸東京たてもの園

2021-05-01 23:15:40 | 美術館のおやつ

 昨秋、江戸東京たてもの園に行ってきて 

 時間ができたら行きたいなぁ、とずーっと思っていたんですよね。ずいぶん前に行ったことがあったけれど。

 まずは、入口すぐ、白亜のかわいらしいおうちへ。

 田園調布の家、旧大川邸。1925年(大正14年)築。

 換気口、かわいらしい!スズランのようにもみえる?

 照明、これはキツツキ?

 中は洋式。食堂、居間、書斎、寝室などなど、コンパクトにちょうどよく収まっていて。床の寄木は部屋ごとにデザインが違っていましたよ。すてき!この時代の建築って細部にこだわりがあってすばらしい。

 お隣は、前川國男邸。なんと標識も現存

 東京文化会館、京都会館、国立国会図書館など、数々の名建築を手掛けた昭和を代表する建築家の自邸です(1942年(昭和17年)築)。戦時中とは思えないモダンな造り

 吹き抜けの食堂兼居間は開放的で、大きな窓から明るい陽がたっぷりと。障子の柔らかい灯りが落ち着きますね。

 台所も広々と。

 コロナで建物の中は見学できないかな、と思っていたのですが、ちょうど!再開した直後で。よかったーーー 

 いいなー。こういうおうちに住みたいな。

 おともだちもレトロ建築好きで、園内をまわったあと、もう1回、見学に行っちゃいました!

 こちらは純和風の日本家屋。三井財閥の、三井八郎右衛門邸。建てられたのは意外と最近で、戦後の1952年(昭和27年)。

 三井家の家紋。

 玄関を入ってすぐのガラスの照明。おしゃれです 家紋入りですね。この下の画像の照明はルネ・ラリックのものだそうですが、もしかしてこちらもなのかな? 

 1階は客間。

 ここは京都油小路の三井邸(明治30年頃築)の一部を移築した部分。欄間は「月」の字を崩した意匠で、桂離宮を模しているそうです。

 1枚1枚、絵が描かれいる格天井。お城や寺院以外では初めてみた!

 孔雀が描かれた杉戸。きれいに残されていますね。

 こちらは板橋区常盤台にあった写真館。1937年(昭和12年)建築です。

 こちらもすてきですね。町の中にこんな建物があったらワクワクするだろうな。

 4人のお子さんがいらしたそうで、子供部屋には4つの椅子が並んでいました。

 おばあちゃんたちの部屋。箪笥もきっちり収まっていて。よくみると寄木デザインが施されていたり、金具部分も手が込んています

 ジブリ映画のモデルにもなった子宝湯。1929年(昭和4年)築。当時の相場の2倍以上の費用をかけた豪華な銭湯です。

 天井が高い!

 銭湯といえばタイル画。これは高砂でいいのかな? テーマに時代を感じますね~。

 富士山だー。女湯からもみえますね♪

 「猿蟹合戦」と「雀のお宿」のタイル画。男湯は平家物語の那須与一、義経&弁慶と勇ましく。

 そうそう、男湯のタイルは水色で・・・

 女湯はピンク

 広告もレトロ感いっぱい。

 昭和初期の店舗兼住宅。

 こちらは花屋さん。

 ファザードの銅板部分に、お花がデザインされていました

 タイル、かわいい

お部屋のガラス戸の模様!今はこういうの、みられないですね。

 さて、こちらの大きな蔵の2階でごはんを

 ぶっかけうどん(¥850)。

 ゆば、かつおぶし、ねぎ、天かす、のりなどたっぷりのせて。つるつるおうどん、おいしかったです

 笹大福(¥310)も気になり。

 笹の中には真ん丸のお餅が。中は粒あん。ちょっと塩味がきいていて、おいしかった!

 旧宇和島藩伊達家の門。

 重厚な造りですが、大正時代のもの。

 神田万世橋にあった交番。いいなぁ。かわいい!

 レトロ建築、たっぷりと堪能。

 約7ヘクタールある江戸東京たてもの園には、30棟ほどの建築物が復元されています。特に店舗兼住宅が並ぶ東ゾーンはタイムスリップ気分で楽しめますよ。現在は休園中ですが、またおでかけできるときがありましたら。

 

江戸東京たてもの園

 

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