okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

亀屋良永 あじさい

2011-06-29 23:15:52 | 京都・和のおやつ

 亀屋良永さんの大原路シリーズ、「あじさい」。

 少し赤みのある紫の干菓子の中にすはま。大原路の基本形ですが、はっとするような紫の色が印象的です。紫は時間がたつにつれ、、少し色味も変化していくみたいですよ。

 

亀屋良永 「大原路」  →  梅だより芽吹く花あやめ夏の雲月あかり雪の朝 

みなさんは、どの「大原路」がお好きでしょう? 

 京都市中京区御池寺町御池  075-231-7850 8:00-18:00 休:日、第1・3水

 

 

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長久堂 七変化

2011-06-28 23:08:01 | 京都・和のおやつ

 長久堂のお菓子。「茅輪くぐり」と「七変化」。

 「茅輪くぐり」は、茅でつくった大きな輪をくぐり、けがれを払う神事「夏越の大祓い」にちなんだお菓子です。こういうテーマもお菓子になるんだ!こしあんを葛で包んでいるのですが、うっすら透けて磨りガラスのよう!涼しげだわぁ。

 長久堂の「七変化」は、ブルーや紫のみじん羹や泡雪でこしあん包み、上から水色の寒天をかけたもの。寒天の透明感、泡雪の質感、色合いがすてき!

 どちらも芸術的な美しさ。あぁ、京都の和菓子ってやっぱりいいなぁ。だから、また来たくなってしまうのですよね。

 

長久堂

京都市北区上賀茂畔勝町97-3 075-712-4405 10:00-19:00 

河原町四条の支店、高島屋さんでも生菓子がありますよ。

 

 

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紫野源水 松の翠

2011-06-28 22:16:44 | 京都・和のおやつ

 最近、「あんこの本」(姜尚美著、京阪神エルマガジン社)を読んでいます。京都を中心に、全国のおいしいあんこ話が盛りだくさんで、あんこ好きにはうれしい本。

 で、この本で紹介されていたのが「紫野源水」さんの「松の翠」。大粒の丹波大納言の蜜煮とあんを固めたものをすり蜜で固めた一口菓子。丁寧に炊かれた小豆粒とあんがおいしいのはもちろん、すり蜜のシャリシャリ感もいい!このサイズ、あまり口が開かない私でも食べやすくてうれしいです。

 「あんこの本」によると、こちらで使っている小豆は、業者を通さず、農家のおじいさんから直接仕入れている豆をご主人たちが自分たちで選別し、炊いているのだそう。そんなに手間をかけているんだ!おいしいあんのために、手間を惜しまず、丁寧に炊きあげられたこだわりのあん。手を合わせたくなりますね。10個入り¥1470、小売(1個¥130)もしています。

 もう1つ、「紫野源水」さんの人気のお菓子が「涼一滴」(¥420)。

 かわいらしい煎茶椀に流した水羊羹。小豆とごま(白)の2つのお味があって、こちらはごま。白小豆の羊羹に軽く磨ったごまを入れたものです。一口、軽く口にいれてみると・・・うわぁぁ、すっとあんがとけてしまう!とってもゆるゆるなのだけど、水っぽい訳じゃない。絶妙の固さ。この水羊羹、いろんな本や記事で紹介されていますが、うん、納得。宅配もしてくれますよ。

 季節のお菓子「蛇籠」(¥380)。

 ふんわりのお餅で、みどりのあんを包んだもの。おいしいです♪ この焼印、とっても凝っているなぁ。さすが京都!

 

紫野源水

京都市北区北大路新町下ル 075-451-8857 9:30-18:00 休:日祝

 

 

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嘯月 あじさい

2011-06-27 22:23:35 | 京都・和のおやつ

 嘯月といえば、やはりきんとん!6月のきんとんは「あじさい」です。

 絹糸のように細目のあんから生まれた、紫、白の繊細な色合い。きらきらと光る透明な錦玉は露のようです。あじさいの和菓子ってかわいらしいものが多いけど・・・こちらは美人系。中は粒あんです。

 この他、季節の生菓子たち。

 「葛焼」のあん、とってもおいしくって!コクがあってなめらか。さっと焼いた皮も香ばしいです。蒸し暑いときって、あんこがもたついてしまうことがありますが・・・この「葛餅」はあんがさっぱりとしてておいしい!今まで食べた葛焼きの中でいちばんおいしかったです。

 「青もみじ」(「かえで」だったかな?)は、こなし製。この青々とした色!夏に近づくにつれ、色が深くなるみどり・・・というのが私のイメージ。色にパワーがあります。中はこしあん。

 こちらの「青梅」はういろう製で、うっすらみどりのぼかし入り。中は白あんで涼しげです。

 初夏の嘯月もやっぱりすてき。次はいつお伺いしようかな♪

  

嘯月(しょうげつ)  okashihime(嘯月のお菓子、いろいろ)

京都市北区紫野上柳町6  075-491-2464 9:00-17:00 休:日祝

 

 

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聚洸 青梅

2011-06-27 21:59:28 | 京都・和のおやつ

 ・・・京都のことを書いていたら、なんだか行きたくなってきちゃったので、おさんぽしてきちゃいました!今回も、お菓子さんぽ。

 「聚洸」さんは、以前、京都在住のセンパイから最近話題のお店だよ、と教えていただいた和菓子さん。春に放映していたNHK教育「和の極意」でも紹介されていたし、塩芳軒の息子さんのお店というのも気になります。

 事前のお電話では予約がいっぱいとのことでしたが、当日連絡をいれてみたところ、「蕨餅」と「青梅」を少しご用意していただけるとのこと!早速、伺いました。

 蕨餅は、ぷるんとした蕨餅の中にはなめらかなこしあん。青梅は・・・なんと羽二重餅製!マシュマロのようなとろけるお餅、卵白がはいってるのかなぁ。塩芳軒の羽二重餅にも感動しましたが、さすがご実家と同じおいしさです。さっぱりとした黄緑色もさわやか。中はしろあん。

 他にも「ほたる」、「あじさい」などもありました。1つ1つ、ご主人がおひとりでつくられているそうです。お菓子は1つ¥320。

 

聚洸(じゅこう)

京都市上京区大宮寺之内上ル 075-431-2800 10:00-17:00 休:水日祝

 

 

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La Voiture タルトタタン

2011-06-26 21:12:44 | 京都のおやつ

 平安神宮の近くにある「La Voiture ラ・ヴァチュール」のタルトタタン。

 店主のユリおばあさんがパリのレストランで食べた味に感動し、帰国後再現したというこだわりのタルトタタン(¥630)。

 これがとってもおいしくって!

 こんがり焦げ目がついているのだけど、とろけるようにやわらかくて。苦みのない自然なりんごの甘み。1ホールに、16-18個もりんごを使っているんですって。さっぱりとしたヨーグルトソースがキャラメリゼしたりんごにとっても合います。今までのNO.1のタルトタタンです。

 今は孫娘さんがお店を切り盛りしていて、ユリおあばさんは店内の指定席で様子を見守っておられるのですが、お客さんから「20年前にきたんですよ。あの時と同じくおいしかったです」とお声をかけられていました。おばあさんの味が受け継がれている、すてきなお店です。

 

La Voiture ラ・ヴァチュール

京都市左京区聖護院円頓美町47-5(平安神宮西側、京都武道センター前) 075-751-0591 11:00-18:00 休:月

 

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Cafe Bibliotic Hello! のパン

2011-06-26 20:49:41 | 京都のおやつ

 二条通りに「あれ?」と思うお店がありました。カフェみたいだけど・・・パン屋さん?ちょっとのぞいてみました。

 おいしそうなパン!「三穀パン」(5つで¥300)は、ライ麦、発芽玄米、はと麦がはいったふわふわの白パン。シンプルで飽きがこないし、goodな食事パンです。しかもお得!

 焼き菓子もありました。「りんごのタルト」(¥350)は、りんごのスライスをのせたかわいらしいお菓子。アーモンドダマンドの中にもりんごの甘煮がはいってました!こちらもおいしい♪

 こちらのお店、 1階がパン屋さんとライブラリーカフェ、2階がギャラリーになっていて、パンをお隣のカフェでいただくこともできます。

 これは「クロワッサンパルミエ」(¥150)。シュガーをまぶしたクロワッサンです。たっぷりのミルク付きのスイートミルクティー(¥450)といただきました。クリームパンやあんドーナツもおいしそうでした!

 パン屋さん側の店構え。手書きの看板が気になるでしょー。左側がカフェになっています。こちらの建物、明治時代の呉服屋さんだったんですって。

 

Cafe Bibliotic Hello!  HP

京都市中京区二条通柳馬場東入ル晴明町650  075-231-8625 11:30-24:00(ベーカリー -23:00) 不定休(ベーカリー月)

 

 

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村上開新堂 ロシアケーキ

2011-06-26 18:49:01 | 京都のおやつ

 寺町通りにある「村上開新堂」さんは、京都でいちばん古い洋菓子やさん。創業は明治40年頃、池波正太郎など著名人のファンも多い名店です。

 昔ながらの製法を守り数多くは販売できないため、人気のクッキーやみかんゼリー(「好事福盧」(こうずふくろ)、冬季限定)、オレンジゼリーなどは予約が必要ですが、小さな焼き菓子、ロシアケーキは当日でも買うことができますよ(夕方には売り切れるかも)。

 上から時計まわりに、チョコレート、ゆずジャムサンド、ぶどうジャムサンド。ロシアケーキはやや柔らかめのクッキーみたいな焼き菓子。さくさくとした軽い食感と、チョコとジャムの風味がベストマッチ!特に、ゆずのさわやかな香りとぶどうの甘さがレトロチックなおいしさです。他にも数種類あるみたい。各¥189。

 紙袋はこんな感じ。

 すてき!でも、どうしてエジプトなんだろう?

 昭和10年に建てられたというお店もレトロでいい感じです。映画のロケにも使われたことがあるんですって。

 入口のドア、みてみて!

 「をす」と書いてあります。戦前の趣きが残っていて、タイムスリップしてきたみたい。

 寺町には、梶井基二郎の小説「檸檬」にも登場した「八百卯」という果物やさんがあったのですが、こちらは数年前に惜しくも閉店しちゃいました。あぁ、学生のときに行っておけばよかった。。。

 

村上開新堂

京都市中京区寺町通二条上ル常盤木町62  075-231-1058  10:00-18:00 休:日祝第3月

 

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大極殿本舗 カステーラ

2011-06-25 23:30:41 | 京都・和のおやつ

 大極殿本舗の「カステーラ 春庭良」。

 卵黄たっぷりのしっとりしたカステラ。ふんわりと弾力があっておいしい!手作りのやさしい味です。たまごの風味もしっかりしていて、滋養もありそう。これぞカステーラ!

 包装紙もすてき!

 大正時代まで使ってたものの復刻版ですって。このサイズで¥550。

 大極殿本舗、「花背」もおいしいですよ。

 

大極殿本舗   okashihime(大極殿のお菓子いろいろ)

京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590 075-221-3323

 

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PATISSERIE AU GRENIER D'OR オ・グルニエ・ドール

2011-06-25 22:31:45 | 京都のおやつ

 全国からスイーツ好きが訪れる「オ・グルニエ・ドール」。お向かいに、ゆったりイートインできるサロンができていたのですね。

 「いちごのショートケーキ」(¥490)と「木イチゴのシブースト」(¥430)、どちらもかわいらしい!ショートケーキ、すっと溶けるようなスポンジです。シブーストはとってもやわらか。土台は甘酸っぱいフィリング。

 「グレープフルーツとピスタチオのタルト」(¥410)はお持ち帰り。グレープフルーツとオレンジの酸味と甘さ、ピスタチオのまろやかな風味があわさって、おいしかった!

 サロンは、町家を改装した落ち着いた造りでとってもすてき。

 坪庭を眺めながら、のんびりと。ゆっくりとお茶できます。

 

PATISSERIE AU GRENIER D'OR

パティスリー・オ・グルニエ・ドール★京都市中京区堺町通錦小路上ル527-1 075-213-7782 

サロン・ド・テ・オ・グルニエ・ドール★京都市中京区堺町通錦小路上ル519-1 075-468-8625

 

 

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