「月」といえば、亀屋良永さんも外せませんよ。
桂離宮・松琴亭の襖の引手の「月」を模したお菓子がこちら。
真っ白で、凛とした姿に見惚れてしまいます。存在感も十分!少し大きめなので、主菓子にしてもいいくらいでは?しっとりした生地の中には、こしあん。このあんもおいしいんですよね。
姿もお味もすばらしくって、大好きなお菓子の1つです。10コ入りで¥1900。
桂離宮は、「月の桂」と呼ばれてほどの月の名所。月見台が設けられれていたり、あちこちに「月」が隠れていたり・・・月を美しく観賞するための工夫が随所にみられます。そして、松琴亭の青の市松模様の襖絵も、あまりにも有名。昔、家を建てる時、自分の部屋の襖は「これにしたい!」と父に提案したのですが、「お金がかかる」と言われ却下された記憶が・・・。でも、やっぱりすてきですよねぇ。
良永さん、生菓子もすてきでした。
「水面の月」と「秋の風」。
「水面の月」は葛のお菓子。中は黄味あんなのですが、この色合いがなんともすてき。こっくりと深みがあって・・・ぼってりとしてて、まあるいお月さまを眺めているようです。
ういろう製の「秋の風」も品があります。ため息がでそう!
そうそう、こんなお菓子も。
季節の羊羹「萩の花」。
緑の中に紅がちらしてあって・・・萩の小さなお花のイメージにぴったり!
一竿¥2100です。
亀屋良永 →良永さんのお菓子、いろいろ
京都市中京区御池寺町御池 075-231-7850 8:00-18:00 休:日、第1・3水