とらや工房の最中(¥250+税) 12月に行ってきました。
富士山の中にとらやさんの「と」。このマーク、いいと思う! さくさくの皮で小倉あんがぎっしり。
御殿場のとらや工房では、工房のできたておやつをいただくことができます。どらやきや大福などシンプルなものが多いですよ
軽いお食事もありまして、この日は麦とろごはん(¥800+税)。
とろろ、すごい粘り!滋養がありそう。
けんちん汁、具たっぷり♪ もめん豆腐、ごぼう、人参、里芋・・・野菜の味がしっかりしてますね。
おかずは温泉たまごとしょうがの甘辛煮。白ごまの香りがいいです♪
こちらは、12月のお菓子の「百合根きんとん」(¥280+税)。
真っ白!
百合根の風味たっぷりで、こっくりとなめらかなお味。中は白小豆あん、かな。
赤飯大福(¥260+税)も♪ あ、お茶は¥280です。
小豆の渋汁で染めたもち米からつくったお餅。意外と甘さは控えめ。中は小倉あん。できたてのおもちはやわらかーい
曲線が美しいとらや工房の建築。赤坂店と同じく、内藤廣事務所の設計です。
工房から喫茶スペースまで直線でつながっていて、広々とした空間。ゆるやかな曲線がのびやかな雰囲気に?
おひるどきは、このスペースが行列になります!
喫茶を利用する方は、こちらの番号札を。
とらや工房への入り口は竹林の中のこちらの山門から。
いいでしょ わくわくします♪
山門は、昭和2年、酒井家別荘だったときのものです。
さて、12月の御殿場おさんぽのお目当ては、こちら。東山旧岸邸です。
岸信介元総理の邸宅で、設計は吉田五十八。1969年(昭和44年)築。
古い民家のようなたたずまいの居間。照明にはビザンチン様式の鋳物がデザインされていて、すてき
テーブルも吉田五十八がデザインしたもので、内装と同じ材質が使われており、室内に統一感がでています。ソファはスイス製。
岸元総理がいつも座っていた席から、お庭を眺めてみました。柱が少なく、額縁のような眺めですね。雪見障子の高さも計算された美しさ。
お隣の食堂もお庭側には柱がなく、1枚の大きな絵画のよう。景色の邪魔にならないよう窓枠も細くしているそうです。
外国の要人などもお招きしていたとか。ここなら、ちょっとした会談もできそう。
シンプルで使いやすそうなキッチン。収納がいっぱいあっていいな。
階段もシンプルですが品があります。
期間限定で寝室などプライベートルームがある2階も公開されていました。現在は木々が成長しみえないようですが、当時は2階の奥様のお部屋から富士山もみえたそうですよ。
美しい落ちついた邸宅。いいな。憧れます