2010年3月13日に大阪を出発して9年と6か月と1日、
80日目にして、北の大地、北海道にたどり着きました。
たどり着いたのは北海道最南端の駅、木古内駅です。
以前ブログで、北海道に行くのはいいけど、帰る手段がないと嘆いていましたが、
どうやって帰るかは、今回の旅が終わってから報告します。
木古内駅でBROMPTONを組み立てて、北海道の旅の始まりです。
BROMPTONと北海道を走れるなんて、感無量です。
駅前の道路を海に向かって進むと、国道228号線に突き当たります。
突き当たったところには鳥居が立っていました。
「みそぎ浜」というところです。
この浜を北海道一周の起点としましょう。
毎年1月15日に、ここで寒中沐浴を行うそうです。
真冬の北海道の海に入るなんて、寒いでしょうね。
海沿いの国道228号線を走ります。
道の凸凹を通るたびにハンドルを持つ手まで衝撃が伝わります。
フロントホイールを交換していたなかったら、スポークが折れないかとドキドキしたことでしょう。
安心して走ることができるので、CYCLETECH-IKDさんに感謝です。
しばらく走ると、知内町の看板が見えました。
イラストの人物は歌手の北島三郎でしょうか?
後で知ったのですが、北島三郎は知内町出身だそうです。
道の駅「しりうち」に新幹線展望塔があったので登ってみました。
青函トンネルの出口が見えます。
しばらく青函トンネルを眺めていると、本州から北海道に電車が走ってきました。
でも、新幹線ではなく、貨物列車でした。
道の駅「しりうち」から少し走ると、また青函トンネルの看板がありました。
展望台に上ってまた青函トンネルの出入り口を眺めていると、
また貨物列車が青函トンネルをくぐってきました。
新幹線を見たかったなあと思うのですが、仕方がないですね。
知内川を渡った辺りに北島三郎の実家があると道の駅の地図にあったので、
脇道にそれてみると、道道698号線という道標がありました。
大阪なら府道、奈良なら県道、北海道は道道?
当たり前ですが新鮮です。
北島三郎の実家を見つけることができなかったので、
国道228号線に戻って知内温泉に到着。
ちょっと古い建物ですが、お風呂は湯の花が地層のように積もっているThe温泉という趣です。
今日はここに泊まって、日ごろの疲れを温泉で癒して、明日の走行に備えます。
80日目
走行距離 27.3km(GPS計測)
総走行距離 7,615.3km
出発時間 13:55 (木古内)
到着時間 16:20 (知内温泉)
走行時間 2時間25分
平均速度 11.3km/h