休日出勤の代休で、久しぶりに石鯛釣りに行きました。
真夏の平日ということで、釣り人は3人しかいませんでした。
船頭がどこに乗ると聞いてくれたのですが、迷っていると、
慣れたところがいいだろうと、今年の石鯛初釣りでに石鯛を釣った磯に上げてくれました。
5時半ごろに磯に渡って、釣りの開始です。
真夏なので、魚の活性も高いだろうと思っていたのですが、
意外とエサ取りが少なく、少しウニを齧られるぐらいです。
そうこうしているうち、陽が昇ってきて暑くなってきました。
炎天下の釣りは辛いです。
でも、底物はパラソルで涼をとることができます。
上物釣りだと杓で餌を撒くし、竿を手持ちなのでパラソルが邪魔になってしまいます。
夏場は磯でも筏でも、パラソルが無いと死んでしまいます。
パラソルの陰でウニの棘を切って、いそいそと打ち返していると、
少し魚の活性が上がってきたのか、
時折、穂先を抑え込むようなアタリが出るのですが、舞い込むまでは至りません。
どんどんエサのウニを消費し、ついに最後の一個になってしまいました。
この前、石鯛を釣った今年の初釣りでは、諦めかけた最後の一投で釣れました。
今回もと期待を込めて最後の一投。
煙草に火を点けて、穂先を見つめていると、
小刻みに穂先が揺れていますが、大きなアタリは出ません。
エサ取りが小突いているのかな?
煙草を吸い終わり、ぼちぼち片づけを始めようと、
バッカンの中のウニの棘を竿の脇で流していると、
穂先に大きなアタリが出ました。
バッカンを持つ手を止めて穂先を凝視すると、
今度は穂先を抑え込むアタリが出ました。
バッカンを置いて竿に手を掛けると、
今度は竿が大きく舞い込みました。
魚が餌を齧って様子を見て、
エサを咥えて後ずさりし、
反転して走る。
石鯛の三段引きです。
竿を握って大きくアワセると、魚がのりました。
夏の魚は元気がいいです。
何度も強烈に締め込み、水面近くまで上がってきても抵抗を繰り返すのは、シマシマの石鯛でした。
約半年ぶりの石鯛、45センチです。
家に帰って自慢すると、娘から「最近釣りすぎちゃう」とたしなめられました。
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