お尻の手術の痕も具合良く、
極翔石鯛の穂先が完成したのと、この前作ったアンカーピトンアダプターを試したくて、
石鯛狙いで和歌山の磯に行きました。
写真では判りにくいのですが、蛍光オレンジの穂先は、逆光でもよく見えます。
(右が極翔石鯛です)
しかし残念ながら、魚の食い気が無いのか、アタリを捉えれずじまいでした。
船頭曰く、他の底物師もダメだったようで、潮が悪かったということです。
「潮が悪い」釣り人が納得する便利な言葉です。
さて、アンカーピトンの方ですが、ジャンピングとハンマーでコンコンと打ち付けていくと、
ものの数分で岩に穴を穿つことができました。
しかし、空けた穴にアンカーが入らない。
打ち込み棒で力いっぱい叩いても入りません。
ジャンピングのキリの直径は8mm、アンカーは10.5mmなのですが、
打ち込めば何とかなるだろうという読みが甘かったです。
釣りの帰りに、ホームセンター寄りました。
アンカーの説明にある11mmのドリルを手に取り、
ジャンピングホルダーの代わりになるものを物色。
アンカーの打ち込み棒に穴を空けてドリルを差し込んだら、ジャンピングホルダーになるのでは、
ということで、1/2インチのアンカー用の太い打ち込み棒を買いました。
打ち込み棒の出っ張った部分を金鋸で切り落として、
穴を空けようとボール盤にセットしたら、
高さが足りません。
仕方がないのでハンドドリルで穴を空けようとしたのですが、
打ち込み棒が硬くてドリルの刃が立ちません。
どうしたものかとジャンピングのキリとドリルを見比べてみると、
軸の太さは同じぐらいですが、ジャンピングキリはお尻の部分がテーパーになっています。
ドリルのお尻を同じようにテーパー状に削ったら、ジャンピングホルダーに収まるのでは、
ボール盤にドリルをさかさまにセットして、金属加工用のヤスリで削ってみました。
全然削れません。
もっと硬いものを削れるヤスリをということで、
100円ショップでダイヤモンドヤスリを買ってきました。
ダイヤモンドヤスリの幅が狭いので3本並べて板に固定し、
ドリルのお尻を削っていくと、
削れましました。
ジャンピングキリと同じようなテーパーができました。
ジャンピングホルダーに差し込んでみると、
うまく納まりました。
今度こそ上手くいくように。
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