昨日とは打って変わって良い天気になったので、日本一周の旅に出ました。
大分、大阪に近づいたので、今回は日帰りです。
紀州路快速を湯浅で乗り換え、前回の到着地、御坊に着きました。
気持ちよく151日目の旅に出発といきたいところですが、家の最寄りの駅でBROMPTONを折りたたんで外したペダルをサドルバックに入れようとしたら、工具を入れているサドルバックが空っぽでした。
前回の旅で雨に濡れてしまったので、乾かしていたのを入れ忘れてしまいました。
どうかパンクしないようにと神様に祈って出発です。
晴れ渡って天気は良いのですが、風が強いです。
御坊駅の前の道をまっすぐ走って日高川に出て、国道42号線に合流しました。
国道42号線をすぐに曲がって県道186号線に入り、煙樹ヶ浜に向かいます。
防波堤沿いの道を走ると、煙樹ヶ浜に出ました。
県道24号線で煙樹ヶ浜を走り抜けると、潮吹き岩です。
ここは地磯釣りで何度か来たことがあります。
今日も大勢の釣り人が竿を出していました。
アップダウンのある県道24号線を走っていくと、日の岬との分岐点に出ました。
ここにある松永渡船は、昔、釣友のSさんと和歌山の磯釣り渡船を巡ったこときに何度か来たことがあります。
今日は強風でお休みですね。
産湯海水浴場では大勢のサーファーがいました。
今日は波が高いので良いのでしょうね。
産湯海水浴場を通り過ぎると、マジェスティSとよく来た地磯のポイントです。
最後に来たのは2年前で、懐かしいです。
少し先には「さかむらいかだ」があります。
チヌ釣り師の憧れの年無し(50センチオーバーの黒鯛)を初めて釣った筏です。
峠を越えて行くと、眼下に日高少年自然の家が見えました。
長男が小学6年生の時に子ども会の会長をしているときに、宿泊行事で来た所です。
由良町に入ってお腹が空いたので、グーグルマップで検索してみると、地元名物の由良ちゃんぽんのお店があったので入ってみました。
出てきた由良ちゃんぽんを見てびっくり、今にもあふれそうです。
お腹が膨れて県道24号線を走っていくと、由良湾に筏が浮かんでいました。
この辺りは三方が山に囲まれて風が弱いので、営業しているようです。
釣り人が乗っていました。
この筏も何度も来ています。
釣れているのかな?
神谷を通り過ぎると、白い岩が見えてきました。
白崎海岸です。
白崎海岸の手前に、石鯛釣りに来たものの、悪天候で船が出なかったので、船頭に教えてもらったこの場所で竿を出し、小さいながらも石鯛を釣りました。
でも、足場が良くないので、それ以来行っていないです。
白崎海岸を通り過ぎると、きつい登り坂です。
坂を越えてトンネルを抜けると、橋の上から先週、20年ぶりに訪れた筏が浮かんでいました。
ここは北風がまともに当たるので、今日は誰も乗っていないようです。
恵奈は僕がチヌを12匹釣って、最高釣果数を記録した筏のがあるところです。
今日は強風でお休みみたいです。
恵奈で県道24号線が二手に分かれています。
右に曲がると道は広いのですが坂がきついです。
まっすぐの道は坂が緩いけど狭いです。
車で来たときは右に曲がるのですが、今日はBROMPTONなので坂が緩い直進を選びました。
狭い道を走り抜けると、僕が一番よく行っている筏渡船があります。
こちらも今日は休業の様です。
広川駅まで走ってきました。
広川駅は日本一周の旅を始める2年前、自転車で釣り場を巡りながら釣りをしたらどうだろうかと、安価な折りたたみ自転車を買って輪行した所です。
釣果は小さなアオリイカ1杯でした。
自転車で釣り場を移動するのは結構面倒で、それ以来行っていないのです。
でも、知らない場所を自転車で走るのが楽しくて、その経験が日本一周の旅に繋がったのではないかと思います。
筏釣りの帰りにいつも気になっていたのが、「稲むらの火の館」の看板です。
次の電車まで時間があるので、寄ってみました。
濱口梧陵と言う人が、安政地震の津波の時に稲むらに火を放って村人を誘導し、命を救ったというお話があるそうです。
「稲むらの火の館」はその功績を伝承する施設でした。
人工津波の展示物があったりと、見ごたえのある施設でした。
「稲むらの火の館」見学して、湯浅駅に到着。
工具を忘れて不安だったのですが、無事にノントラブルで到着しました。
今日はここから大阪に帰ります。
151日目
走行距離 54.7km(GPS計測)
総走行距離 14,241.9km
出発時間 09:22 (御坊)
到着時間 14:30 (湯浅)
走行時間 5時間08分
平均速度 10.7km/h