「TABLE LAMP ICHI(テーブルランプ イチ)」
鉄の照明がつくる優しい灯りと過ごすひとときを好きな場所で。
半世紀以上にわたり金属加工業を営んできた藤田金属。食器や調理器具などのキッチン用品を展開してきたが、2021年、満を持して発売されたのがインテリア照明「TABLE LAMP ICHI」である。開発のきっかけは、新型コロナウイルス感染症による巣ごもり需要の高まりにより、主力製品である家庭用フライパンの売り上げが伸びたこと。「事業分野がキッチン用品に偏っていては、今後の社会情勢の変化によっては、逆に売り上げが落ち込むリスクがあると感じ、新たな分野へチャレンジしました」と代表の藤田盛一郎氏。
コンセプトは「ひとときの居場所を作る照明」。電池式のためコードレスで気軽に持ち運ぶことができ、バッテリー寿命にも左右されずに長年の使用が可能。また電池さえあれば災害時でも使用できる。
熟練の技が光る上部の傘は、長年のフライパン製造で培ったヘラ絞りの技術によるもの。金属特有の重厚感と、滑らかなカーブの柔らかさを併せもつデザインを完成させた。明るさは4段階の調整ができ、360度どこからでも傘を押すだけで簡単に切り替えられるのは、老若男女を問わず、誰でも扱いやすいようにという気配りだ。さらに、ちょうど1時間でライトが消える自動消灯タイマーを搭載。消し忘れ防止の意味もあるが、集中しすぎて時間を忘れてしまった時に、フワッと明かりが消えて「ひととき」の経過をさりげなくお知らせするようにという同社の優しさが詰まっている。
上と下の2カ所のネジを外すと3つのパーツに分解可能。パッケージングすると厚さ20mmに収まるコンパクトさで、旅行やアウトドアへも気軽に持ち出せる。電池式なので海外でも電圧等を気にせず、そのまま使用できるのも嬉しいポイント。
マットな単一カラーでシンプルなデザインのため、どんなインテリアとも相性がいい。ダイニングテーブルに置いてサブ照明として使うのはもちろん、寝室で寝る前の読書灯や、キャンプでのランタン替わりにもおすすめ。
藤田金属株式会社 大阪府八尾市西弓削3丁目8番地
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/2106/ より