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売れるか?無印の「コオロギせんべい」

2020-05-14 16:27:12 | 米屋の親父のつぶやき
 いずれ訪れるかも?といわれている「食糧危機」。
地球全体で考えると「環境悪化」による「穀物などの生産・供給不足」と、「人口増」により「食糧危機」が想定されている。

 そこで注目されているのが「昆虫食」である。
「昆虫食」とは、ハチの幼虫、イナゴなど、昆虫を食べることである。食材としては幼虫や蛹(さなぎ)が比較的多く用いられるが、成虫や卵も対象とされる。アジア29国、南北アメリカ23国で食べられ、アフリカの36国では少なくとも527種の昆虫が食べられており、世界で食用にされる昆虫の種類を細かく集計すると1,400種にものぼるといわれる。
 昆虫食は世界の各地で行われ、中国の『周礼』「天官冢宰」で「蚳醢」と呼ばれたシロアリの卵の塩辛で客をもてなしたとあり、ヨーロッパにおいても古代ギリシャや古代ローマでセミなどを食べたという記録が残っている。アフリカ諸国、南米のアマゾン、メキシコ、メラネシアなどの熱帯、亜熱帯地域などの多くの地域で常食されている。アフリカ北部などでは、しばしばサバクトビバッタが大発生により農作物を食い尽くされる蝗害が発生するが、こういう場合には、農作物の代わりにサバクトビバッタを緊急食料として食べ、飢饉の軽減が行われる。また、アジアにおいてもラオス、ベトナム、タイ、中国でタガメを食べたり、中国、東南アジアなどでセミを食べたりするように、一部の民族、または民族集団の一部が食べる例がある。
 日本においても同様で、現代日本人の多くは日常的には昆虫食をしていないが、群馬県、長野県、岐阜県、宮崎県等の一部地域において、地方の食文化として現存しており、また、土産物などとしても売られている。2008年現在、はちの子、イナゴの缶詰はともに1トン弱、カイコのサナギ300キロ、まゆこ(カイコのガ)100キロ、ザザムシ300キロが加工、製造されているという記録がある。
現代社会では、一部地域、民族を除いて共通的、日常的には昆虫は食べられていないが、これは人口の大部分が昆虫から充分な栄養分をまかなえるだけの供給機構が構築されていないことと、他の食材が豊富となったためと考えられる。現代の日本の生活様式においては一般的においしくない、気持ち悪いなどの心理的嫌悪が強い。また、日常的な昆虫食が貧困の象徴や時代遅れの習慣と考えられていたり、ユダヤ教やキリスト教のセブンスデー・アドベンチスト教会など特定の宗教・宗派によっては特定の種類の昆虫がタブーとされている場合もある。イスラム教では、アリやハチを食べることは禁じられているが、バッタを食べることは明確に許可されており、ハディースにも預言者ムハンマドがバッタを食べ、遠征を行ったことが記されている。
 現代社会では、一部地域、民族を除いて共通的、日常的には昆虫は食べられていないが、これは人口の大部分が昆虫から充分な栄養分をまかなえるだけの供給機構が構築されていないことと、他の食材が豊富となったためと考えられる。現代の日本の生活様式においては一般的においしくない、気持ち悪いなどの心理的嫌悪が強い。また、日常的な昆虫食が貧困の象徴や時代遅れの習慣と考えられていたり、ユダヤ教やキリスト教のセブンスデー・アドベンチスト教会など特定の宗教・宗派によっては特定の種類の昆虫がタブーとされている場合もある。イスラム教では、アリやハチを食べることは禁じられているが、バッタを食べることは明確に許可されており、ハディースにも預言者ムハンマドがバッタを食べ、遠征を行ったことが記されている。
近年では地域固有の食文化として積極的に見直されている例もある。中国では、昔の質素な食事を再現した都市部のレストランで昆虫がメニューに載っていることがよくある。雲南省では、訪れた観光客が昆虫食を食べてみる姿をよく目にする。タイの都市部では、調理済みの昆虫を屋台やレストランで観光客や都市部の住民に売っている光景がしばしば見られる。
EUでは2011年に新規輸入と区別するため在来の食用昆虫の種類を調べている。また、昆虫を食用家畜として捉えた場合、少ない飼料で生育可能なこと等から資源が限られる宇宙などでも得られる動物性食物として優れており、将来人類が長期の宇宙ステーション滞在や火星などへ移住する際の食糧としての研究もされている。国際連合食糧農業機関(FAO)はタンパク源として世界的な人口増加による食糧難対策の一端を担う食文化として評価している。
*Wikipediaより

 現在世界中で食べられている昆虫は、メキシコの約300種類を筆頭に、 500種類以上はあると推定されています。
 日本では、中世以前の実態は定かではありませんが、江戸時代以降になると多くの記録が残されています。 この時代に庶民がひんぱんに食べていた昆虫には、イナゴ、スズメバチ類の幼虫、タガメ、ゲンゴロウ(金蛾虫)、 ボクトウガやカミキリムシの幼虫(柳の虫)、ブドウスカシバの幼虫(えびづるの虫)などがあり、調理法も煮る、 焼く、漬ける、でんぶにする-などなどさまざまでした。
 海で囲まれ、大型哺乳動物も、集めやすい群居性の昆虫も少ない日本は、食虫習俗の発達に関しては中レベルの国に属し、 その記録は多くはないものの少なくもありません。大正時代には農商務省の昆虫学者・三宅恒方によって、 はじめてアンケートによる食用・薬用昆虫の全国的な調査が行われています。
 それによると昆虫食は、ハチ類14種をはじめ、ガ類11種、バッタ類10種など、合計55種に及び、 また地方別では内陸の長野県の17種を筆頭に、41都道府県に達しています。これらには、 せっぱつまった救荒食は含まれていないので、近代まで日本人は実にいろいろな虫を”いかもの食い”ではなく、 好んで食べていたことがわかります。
 一般に食文化には保守的な面があります。昆虫食も親から子へ伝承され、地方色が強い一方、 新たな種類が追加される可能性もせばめています。ただ、食糧難となると食わず嫌いよりも空腹が優先し、話しは別になります。 第2次大戦中には小学校でイナゴ採りが推奨され、製糸工場では、糸を取ったあとのカイコのサナギを女子工員が食べてしまうので、 配給制にしたと伝えられます。
 そして現在、この飽食の時代にも一部の食用昆虫はなお”商品”としての命脈を保っています。 写真は長野県の食品メーカーから現在も市販されている昆虫の例です。このうち「蜂の子」はクロスズメバチの幼虫やサナギ、 「まゆこ」はカイコガの水炊きです。
 また、「ざざむし」は冬の天竜川の浅瀬(ざざ)で採集される水生昆虫の幼虫の大和煮で、 限られた量の天然ものなので大変高価です。その中身はかつてはカワゲラ類の幼虫が主体でしたが、 近年は水質などの環境変化でおもにトビケラ類の幼虫に変わってきています。
 *公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会HP より

 上記のように馴染みはないが「歴史的には日本にもしっかり昆虫食」は存在した。
そして、「食糧危機」を見据えた取り組みが世界中で行われている。

 日本でも新しい「昆虫食」が誕生している。「昆虫食専用自動販売機」まである(笑
そこで全国流通させられる「無印良品」が初めて「昆虫食」の販売を開始した。

 
商品名:コオロギせんべい 55g入り 価格は190円(税込)
 徳島大学の研究をベースに飼育された「フタホシコオロギ」という熱帯性のコオロギを使用。パウダー状にしてせんべいに練りんである。コオロギの味を活かすために余計な原料を使わず、シンプルな配合で仕上げられている。エビに近い香ばしい風味が楽しめるとか。
*えん食べHP より
 5月20日よりネットストアでの先行販売

 一度試してみます?(笑
 
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