第194回 2018年5月29日 「アイデアが止まらない!~千葉 ガラス製品~」リサーチャー: 中山エミリ
番組内容
今、千葉で生まれたガラス製品が人気だ。ガラスに泡を封じ込めた幻想的なグラスや、海外で学んだ技法から生まれた神秘的な香水瓶。50年ほど前からガラス工房が増えだした房総半島では、若き職人たちが日々競うように独創的な色や形を追求している。切り子の器に万華鏡のような輝きを与える研磨の技など、ガラスの新たな世界を切り開こうと挑戦する職人たちを中山エミリが徹底リサーチ!
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201805291930001301000 より
房総半島では、50年程前からガラス工房が増え出し、若き職人達が日々競うように独創的な色や形を追求しています。
1.泡グラス「Sghr」(菅原工芸硝子)
菅原工芸硝子さんは昭和36年に東京都江東区亀戸から千葉県の九十九里町に移ってきた企業です。
水中で生まれた泡が上へ上へと立ち昇る姿をガラスに閉じ込めた、何とも美しい神秘的なグラスです。
重厚なガラスと軽やかに浮かんでいく泡のコントラストは、現代アートのオブジェのよう。
グラスに上品なシャンパンやスパークリングワインを注ぐと、グラスから泡が繋がって立ち昇っていくかのように見えます。
時計まであります。
他にも、「富士山グラス」もあります。
菅原工芸硝子 千葉県山武郡九十九里町藤下797
2.SORA 香水瓶 (ガラス工房「rasiku」・谷川亜希さん)
rasikuは千葉県市原市にある工房です。
自分らしく、ガラスらしく・・・。
工芸家のこだわりを自由な形で表現したこだわりのガラス工芸品を手づくりする工房です。
海外で学んだ技法から生まれた神秘的な香水瓶です。
rasiku 千葉県市原市八幡1694−1
3. 宙吹きガラス(ガラス工房「吉田」・吉田元雄さん)
吉田元雄さんは、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊教授で有名となった「カミオカンデ」のガラス部分を制作したことでも有名なガラス工芸家です。
「宙吹きガラス」とは、空中で竿に息を吹き込みながら成型する方法です。
切子細工が施されることもあります。
*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Chiba/glass より
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