「ビラ、チラシ」
「ビラ」とは、 チラシの別称。1枚ものの印刷宣伝媒体。
「チラシ」とは、大衆伝達(主に広告)の媒体として用いられる、一枚刷りの印刷物のこと。かつては引き札という名称が使われていた。他にもビラともいう。
語源は「散らす」という言葉らしいが定かではない。
英語では「 flyer-フライヤー」。*Wikipedia より
フライヤー・チラシ・ビラの違い
ピコットではフライヤー印刷やポスター印刷など様々な広告物の印刷を行っています。普段何気なく使っているフライヤー・チラシ・ビラという言葉ですが、どれも同じような意味の言葉です。似たような意味を持つ3つの言葉の違いを説明したいと思います。
フライヤー
フライヤーは、英語で空を飛ぶ人や飛行家を意味するflier・flyerが語源となっています。戦時中、飛行機を使って広告物を配っていたため、飛行機から配布された広告物をフライヤーと呼ぶようになりました。
当時配布していたフライヤーには、お菓子の引換券やくじ引きなどが印刷されているものもあったため、子どもたちが夢中になってフライヤーを集めていました。しかし、フライヤーを集める子どもたちと車の接触事故を防止するため、昭和39年に東京都内で飛行機を使ったフライヤーの配布が禁止されました。
現代ではフライヤーとチラシが同じ意味で使用されていますが、小さなサイズの広告物や厚みのある広告物をフライヤーと言う場合もあります。
チラシ
「周囲に撒き散らすもの」を指す「散らし」がそのまま「チラシ」となったのがチラシの語源です。チラシの起源については諸説ありますが、現在の三越である三井越後屋が江戸時代に配布したチラシが有名です。これ以降、安い商品の案内や新店舗開店、宅配業者の即日配達といった案内を印刷したチラシが広く利用されるようになりました。
現代のチラシは新聞折込という形で配布されることが多く、特定の地域に限定してチラシを配布することができます。
格安で作成することができるので、個人経営のお店から全国チェーンの大型スーパーまで様々な企業がチラシを活用しています。
ビラ
ビラは、紙片の「片」や擬態語の「びらびら」が語源と言われています。紙のサイズを問わず、人々へ配布する印刷物をチラシ、人目につく場所へ貼ってある印刷物をビラと呼ぶことが多いです。チラシとビラに正式な定義があるわけではないので、「チラシを貼る」や「ビラを配る」という言葉を使っても間違いではありません。
*https://www.pcot.jp/fan/02/ より
上記のように「広告会社」では区別しているようですが、一般的には「チラシ、ビラ」は新聞折り込み広告のようにB5以上のサイズで薄紙のものが当たります。「フライヤー」はもう少し小さく「特定の消費者」などに配られる中厚以上のしっかりした印刷物、特にコンサートなどの音楽関係に配布されるものに対して使われることが多いように思います。
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