「SDGsスペシャル(2) 発想の転換!で再生」 2021年6月21日
震災で壊滅状態になったいちご産地が、発想の転換で再生!▽1粒1000円!ブランド化に成功!▽家庭でも発想の転換!実は栄養価が高い!ワタと種を使った料理を伝授!
「SDGsスペシャル」第2弾は、「発想の転換!で再生」。イチゴ産地の宮城県山元町は、東日本大震災で9割以上が土壌での栽培が困難に…。そこで、発想の転換!土を使わない高設養液栽培、IT技術を駆使した高品質のいちご生産で、ブランド化に成功!雇用も増え、農業を始めて間もない生産者が、地域の新たな担い手に!さらに、家庭でも発想の転換!実は栄養価が高い、ゴーヤーとかぼちゃのワタと種を使った料理を伝授!
発想の転換!で再生
発想の転換!で再生①
東北最大のいちごの産地だった宮城県山元町は、東日本大震災の津波の被害で95%の生産者の農地が、塩水の影響で土壌での栽培が困難に。そこで、町と県はいちご産地復活のため、「発想の転換!」。土を使う栽培ではなく、塩水の影響を受けない「高説養液栽培」に切り替えました。
発想の転換!で再生②
いち早く高設養液栽培でのいちご生産を始めた、山元町出身のIT起業家、岩佐大輝さんは、ベテランの経験をITで再現し、誰でもできる農業を目指しました。
ハウス内の温度は、自動で窓を開け閉めすることで調整。いちごに必要な水や養分も、日中は株元に1日8回、1時間おきに必要な分だけ自動で与えています。さらに光合成に必要な二酸化炭素も自動で発生。最新のIT技術で24時間管理し、いちごに最適な環境を作ることで、高品質ないちごを安定して生産することができるようになりました。
発想の転換!で再生③
岩佐さんは、開発したIT技術で管理するいちご栽培のノウハウを、農業経験のない若者に、研修を通して伝えています。いまでは10人が独立して、新たな担い手となっています。さらに、雇用も生み出し、働き方も自由なので、パートタイムの従業員の8割が女性です。
高設養液栽培とIT技術を使ったいちご栽培は、労働時間も減り生産者の負担も減ったことで、高齢化が進んでいた山元町の農家も、30代~50代が中心になるなど、山元町に雇用が生まれ、新たな担い手も育ち、持続可能な農業を実践している町として注目されています。
「ゴーヤーのワタのふわとろスープ」&「かぼちゃのワタの天ぷら」&「かぼちゃの種のカリカリナッツ風おやつ」
【ゴーヤーのワタのふわとろスープ】
<材料(1~2人分)>
・ゴーヤーのワタ:1本分
・卵:1個
・和風だし(かつお昆布だし)
かりゅうだしを使う場合は、水300mlに、かりゅうだし小さじ2
<作り方>
1)ゴーヤーのワタは、一口大にちぎる。
2)鍋に和風だしを入れて沸かし、ワタを入れる。
3)ひと煮立ちして、ワタがだしをよく含んだら、溶き卵入れて、できあがり!
【かぼちゃのワタの天ぷら】
<材料(1~2人分)>
・かぼちゃのワタ:1/4個~1/2個分
※かぼちゃの大きさ、種類によりワタの量に違いがあります。
・かたくり粉:適量
・サラダ油:適量
・塩:少々
<作り方>
1)かぼちゃのワタは種を取り除き食べやすい大きさに切る。
2)1)にかたくり粉をまぶし、170℃の油で2~3分揚げる。
3)塩を軽くふれば、できあがり!
【かぼちゃの種のカリカリナッツ風おやつ】
<材料>
・かぼちゃの種:30~40粒
・オリーブオイル:適量
・塩:少々
<作り方>
1)かぼちゃの種をしっかり洗ってぬめりをとる。
2)ペーパータオルをしいた耐熱皿に重ならないように並べ、電子レンジ500Wで4~5分 (種の厚みかたさによって6分)加熱する。
※表面にシワが出てくれば皮がやわらかくなった目安。
3)フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火で2~3分ほどいる。
※焦げやすいので注意
4)最後に塩をふれば、できあがり!
※バターでいって砂糖をまぶし、シナモンをふってもおいしい。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/2L87XN1J6P/ より
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