「菊駒酒造」
沿革
1910年 - 同年10月1日の四代目三浦久次郎による三泉酒造合名会社設立を創業とする。 当初の銘柄は「三泉正宗」だったが、菊作りの名人でもあった4代目は後に、五戸名産の馬(駒)と合わせて「菊駒」に改称した。この間「三久酒造店」と改称。
1944年 - 戦時下の企業整備令により八戸酒類株式会社に統合され酒造免許が一本化され同社の製造拠点の一つ「菊駒工場」となったが、三久酒造店は卸小売業として存続する。
2006年 - 株式会社菊駒酒造設立。
2007年 - 同年6月、先述の商標使用差し止め問題を巡り、八戸酒類が製造する「菊駒」が出荷停止となり、後に「如空」と改称する。
2008年 - 菊駒酒造が「菊駒」の製造を再開。旧工場は現在も八戸酒類が使用しているため、菊駒酒造は数百メートル離れた場所(同町上新井田前1−14)に工場を設置した。
2023年 - 10月8日に菊駒酒造が日本酒の生産を停止したことが東奥日報等の報道で明らかとなる。酒類卸業務は続ける見通しで、八戸酒類が生産を継承するとみられている。
*Wikipedia より
五戸町の菊駒酒造が生産停止 Web東奥 2023年10月9日
青森県五戸町の菊駒酒造(三浦弘文社長)が日本酒の生産を停止したことが8日、明らかになった。新型コロナウイルス禍で販売が低迷し、回復が見込めないことが理由。9月末で従業員8人全員を解雇した。酒類卸業務は続ける見通し。県南地方を代表する銘酒のブランド「菊駒」は、同町に工場を持つ八戸酒類(八戸市)が生産を継承するとみられる。
三浦社長は東奥日報の取材に対し、菊駒酒造として「菊駒」の生産を再開する考えはないとし「今後の経営については八戸酒類と協議中であり、詳細が決まれば発表したい」と話した。
菊駒酒造は1910年、三泉酒造として発足。44年、戦時企業統制令によって同酒造は八戸酒類に加盟した。戦後の48年に三久酒造店に改称。2006年、菊駒酒造として株式会社化して独立した。
「菊駒」については、07年まで八戸酒類が菊駒酒造から土地と建物を借りて製造・販売していた。08年になり、菊駒酒造が新工場で「菊駒」の生産を開始し、同年7月に同社として復活販売した。
今回の生産停止により、最後の出荷は今年7月に行われた。
*https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1653046 より
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