「サワーポメロ【大橘】」
熊本県や鹿児島県でも「土佐文旦(パールカン)」が「大橘(サワーポメロ)」として販売されていることがある。ホームページ上でも混同された表記がある。この2品種は果実の外見だけでは区別できない。
簡単な見分け方は種の数。断然サワーポメロの方が少ない。「サワーポメロ」の一番の良さは、じょうのう膜(みかんの小袋の皮)が、文旦類では珍しくそのまま食べることができる程柔らかい。又、個人的な感想だが、食味も断然「サワーポメロ」の方が旨い。どうか本物の「サワーポメロ」栽培に挑戦して下さい。
故岩政正男先生の「柑橘の品種」からの抜粋。
サワーポメロ(大橘):鹿児島県の在来品種だが、来歴は不明である。ブンタンの血を受けた品種で、土佐ブンタンに酷似し、通常、ブンタンの仲間として取り扱われている。品質は本種の方が勝っているようである。
「サワーポメロ」の呼称は、「大橘」の名では販売が難しいと考え鹿児島県と鹿児島県経済連がこの品種の通称を公募して決まったようである。
*http://www.ykken.jp/14683710339658 より
パールのようなキラキラ果肉
やわらかくさっぱり上品
文旦の仲間で、柔らかく、爽やかな風味で、さっぱりとした上品な果物です。
果肉が真珠色にキラキラ輝いていることや、産地が熊本県の宇土半島・三角(みすみ)から天草にかかる天草パールライン付近であることから「パール柑」というブランド名がつきました。また、鹿児島では、「サワーポメロ」という名でブランド化されています。品種名は、「大橘(おおたちばな)」といいます。
*https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=96 より
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