「山口酒1号-西都の雫-酒造好適米」
「山田錦」とほぼ同熟で、耐倒伏性や収量性に優れた酒造好適米品種「山口酒1号」を育成した。心白は粒の中心部に線状で発生し、砕米は少なく、タンパク質含量及び酒造適性は 「山田錦」並に良好である。
[背景・ねらい]
山口県では酒造適性が優れる昔の酒米品種「穀良都」を復活させて、県下の酒造会社が銘柄を「長州浪漫」に統一し、特色ある酒づくりを進めている。しかし、「穀良都」は長稈で耐倒伏性が低く、安定栽培が困難であったため、生産農家からは倒伏に強く、栽培しやすい品種が、一方、酒造会社からは酒造適性に優れ、安定供給が可能な県オリジナルの酒米品種が求められている。そこで、「穀良都」の耐倒伏性や収量性を改良し、酒造適性の優れた県オリジナルの酒米品種を育成する。
*https://www.naro.affrc.go.jp/org/warc/research_results/h16/02_sakumotu/p33/index.html より
*農研機構HP より
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