「 443 森の中へ」
森の中へ
太陽とヒカリが眩しくて 手をかざし見上げた空は8月の空
眩しすぎて見えないから ただただ立ち止まる
少しの勇気と歩き出す力があれば 森の中へ行ってみたらいい
そこには 君にちょうどいいヒカリが待っている
誰もがちょうどいいヒカリを持っている
[5つの味わい]
白 最高級の本葛のなめらかさと口溶け(white)
和三盆 徳島産の竹糖を使用した上品な甘さと風味(kinari)
本和香 砂糖黍 本来のミネラル、風味の自然な甘さ(lite brown)
琥珀 上赤糖という精製されなう風味豊かでさっぱりした甘味(brown)
亜麻 伝統的上赤 力強いコクと風味を併せ持つ黒糖(dark brown)
葛の御菓子 TSUJIMURA 奈良県吉野郡吉野町吉野山950
小さい頃、母に叱られながらも、葛菓子工房の傍から離れられなかった
ひんやりした空気に吐く息は白く、木型のトンカチ、「トントンカンカン」響き渡る音
学校から帰ってくると、出来立ての葛菓子をこっそり食べるのが習慣だった
もしかして母はその習慣を知っていたかもしれない
ある日から母が「お待たせ」と出来たてをくれるようになり、その葛菓子が今でも一番好きな干菓子
想い出、幼少、白い息、すべてが望郷であり、私にとって葛菓子の風味となる
誰にでもある子供の時の感覚
目を閉じ、耳をすまし、香りをかいでごらん、いつかの少年少女がそこに佇んでいる
大人になっても忘れてはいけないこと
懐かしいと思えて、新しくとも感じる
社会がどんなに移り変わっても、自分を見失わないこと
すべては必然で、あなたの為に・・・
自然は語りかける、何も変わらない、あなた次第と
さぁ開けてみて、そして、訪れる
私たちの葛菓子が、生活の中で気持ちをニュートラルにしてくれるきっかけになり、
イマジネーションに働きかけるお菓子になれば、それが私たちにとっての喜びです
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