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<日本酒> 刈穂 滄溟海 純米大吟醸

2021-08-25 09:14:55 | 日本酒

 SAKE COMPETITION 2019

 【SUPER PREMIUM部門】GOLD 第2位 「刈穂 滄溟海 純米大吟醸」

2007年の大寒の頃に仕込まれた杜氏入魂の大吟醸を、厳密な温度管理をもって低温貯蔵を続けました。熟成の歳月がもたらした気品のある香りと、なめらかで豊かな深い味わいの絶妙な調和をお楽しみ下さい。【※販売店限定商品】

分類CLASSIFICATION

大吟醸酒 / Daiginjo
原料米INGREDIENT

山田錦 / Yamadanishiki
味のタイプTYPE OF FLAVOR

香り穏やかで濃醇 / Low aroma, Rich
精米歩合RICE POLISHING RATIO

35%
アルコール度数ALCOHOL OF VOLUME

17.0-17.9%
日本酒度SMV

+2
酸度ACIDITY

1.4
おすすめ飲用温度SERVE

5-10℃

 秋田清酒株式会社 秋田県大仙市戸地谷字天ケ沢83-1

 秋田清酒のラインナップ

 「出羽鶴」純米大吟醸 飛翔の舞・純米大吟醸 飛白・純米吟醸 愛山 など

 「やまとしずく」純米大吟醸

 「刈穂」滄溟海 純米大吟醸・純米大吟醸 銀千樹・純米吟醸六舟中取り生原酒 など

 「晴田」純米大吟醸 雄町50 など

 

 「出羽鶴」の歴史 History
 当社は幕末の1865年、出羽の国南楢岡(現・秋田県大仙市)にて伊藤家12代目・伊藤重四郎により『ヤマト酒造店』として創業しました。明治維新による新しい時代の幕開けが目前に迫っていました。

 伊藤家は17世紀に西国から東北へ渡り、秋田の地で地主となって農業を司りながら庄屋の役割を代々受けついで来ました。重四郎は地元で収穫される良質の米を使い、屋敷の一角に酒蔵を建てて日本酒の醸造を始めました。

 12代目の跡を継いだ伊藤恭之助(13代目)は、1913年(大正2年)ヤマト酒造店を企業化しました。『鶴のように優美な出羽の国の酒になるように』との願いを込めて『出羽鶴』と命名し、出羽鶴酒造株式会社として新たなスタートを切りました。

 恭之助は酒造業の他にも当時需要のあった馬の育成・改良にも力を入れ、優良な馬を生産していました。今でも当時の馬場、馬小屋が伊藤家敷地内に残っており、品評会で最優秀となった馬を国へ献上した記録が残っております。その他農地の開墾にも努力し、荒地を開拓して耕地改良を行い、米の増産にも貢献しました。

 太平洋戦争中は米不足や国策の影響で酒造りをやむなく中断しましたが、戦後復活して徐々に石高も増え、昭和40年代には生産量が1万石を超えた時期もありました。その後平成に入ってからは純米酒を中心とした付加価値の高い日本酒造りを進めております。

 

 蔵の環境 Environment
 出羽鶴酒造は、秋田県南部の山間に位置します。四季のはっきりした気候で、夏~秋は温暖湿潤で原料となる酒米の栽培に適し、冬は寒冷で雪が多く酒造りに適しているという条件が揃っています。

 蔵を取り巻く山々は出羽丘陵と呼ばれ、豊富で清冽な湧水の水源となっています。 また、蔵周辺の土壌は肥沃で、地元で栽培される作物は米を筆頭に食味が良く、農業地帯となっています。

 出羽鶴蔵の酒造りの特長 Characteristic
 ① 原料米
 出羽鶴では酒米栽培から杜氏・蔵人が関わり、良質の原料米を育てるところから酒造りが始まっています。地元の良質な土壌を活かし、蔵人を中心に地元農家と酒米栽培会を設立し、栽培技術を磨きながら安定した良質な原料米の栽培に努めています。

 ② 仕込水
 出羽鶴の仕込水は出羽丘陵の雪解け水を水源とする天然の地下水です。緑の豊富な山々から地下に浸み込み、幾重の地層を透過して湧き出る水は清冽でやわらかく、出羽鶴の特長であるなめらかでキメ細かい酒質をかたちづくります。

 ③ 酒造りの方針
 出羽鶴蔵の酒造りの方針は『和醸良酒』です。これは代々受け継がれている言葉で、米作り・酒造りの仕事に厳しく向かい合う中で蔵人同士に生まれる結束を和とし、飲む人に幸せを運ぶような美味しい酒を造ることを意味しています。

 

 やまとしずくYamatoshizuku
 『やまとしずく』は1994年に秋田県内の有志酒販店様と当社で立ち上げたブランドです。『ヤマト』とは創業家である伊藤家の屋号で、創業当時『ヤマト酒造店』と名乗っていたことに由来します。
代々使用されていた酒造りの道具や、樽、仕事着の半纏などに屋号が刻印されています。 今から約150年前の創業者の精神と創業時代の酒造りを受け継ぎ、米も水も特定地域のものだけを使用し、地域性と個性のはっきりした美味しい酒を造ることがやまとしずくのコンセプトです。

 

 「刈穂酒造」について

 ●蔵の沿革・歴史について
 大正2年、出羽鶴酒造(株)の兄弟会社として設立されました。 冬期の積雪寒冷な天候、県内一の穀倉地“仙北平野”の良質な原料米で、温雅でキメの細かい味わいをもたせた酒は創業以来、数々の品評会、鑑評会で受賞しております。 
 ●銘柄の由来について
 「秋の田の刈穂の庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ」の天智天皇の歌より命名しました。 

 ●蔵の所在地域の紹介
 昭和30年町村合併促進法により神岡町(現大仙市)が誕生しました。秋田県の南東部に位置し仙北平野のやや西に位置している。面積は33.88平方キロメートル 主産業は農業であり、ほぼ全域にわたって整然と美田が展開している。雄物川の清流と仙北平野の良質な米が地場産業をささえている。


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